エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

【多様なセッティングに対応】BOSS LS-2 ラインセレクター【review/レビュー】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「LS-2(ラインセレクター)」をご紹介いたします。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

本記事内のリンクには広告が含まれています。

BOSS LS-2 ラインセレクターとは?

BOSS「LS-2」は、多彩なセッティングを集中コントロールするのに便利なラインセレクターです。

AとBの各ラインの出力を調整可能で、ラインセレクトモードは6種類あります。

2種類の歪み系エフェクターやアンプの切り換え、ソロとバッキングの音量コントロールなど、様々なシチュエーションに活用できます。

また、BOSSコンパクトシリーズへの電源供給も可能となっています。

それでは、早速、見ていきましょう。

見た目はホワイトカラー

BOSS「LS-2」のボディは、白色になっています。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

コントロールノブが、赤と緑、白とわかりやすいですね。

重さは、430gです。(乾電池含む)

LEDは2種類ある

BOSS「LS-2」は、2種類のLEDが使われています。

各ループチャンネルによって、LEDの色分けがされています。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・A = 緑色

・B = 赤色

後述しますが、フットスイッチを踏むことで、AとBを切り替えることができます。

Aの場合

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

Bの場合

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

9Vのアダプターで電源供給できます

BOSS「LS-2」は、センターマイナスのアダプターが使えます。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

DCジャック(IN)は、真上なのでケーブルが挿しやすいです。

消費電流は、30mA。

ACアダプターは、BOSSの「PSA-100」シリーズが使えます。

また、「OUT」のジャックから、他のエフェクターに電源供給することもできます。

電源供給するには、別売のパラレルケーブルPCS20Aが必要になってきます。

電池が使えます

BOSS「LS-2」は、電池が使えます。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。

BOSS LS-2のフットスイッチについて

BOSS「LS-2」のフットスイッチを取り上げてみました。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいですね。

BOSS LS-2の接続端子について

BOSS「LS-2」の接続端子を見ていきます。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・INPUT = エレキギターやエフェクターをつなぎます

・OUTPUT = エフェクターやアンプをつなぎます

・RETURN A = アダプターに接続します

・SEND A = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

・RETURN B= アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

・SEND B = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

フットスイッチの一番手前の「INPUT」「OUTPUT」が、エレキギターやアンプ、他のエフェクターにつなぐ接続端子となります。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

そして、その上にライン接続するための「RETURN/SEND」が2つ(AとB)あるイメージですね。

横から見た画像です。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

INPUT側の接続端子です。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

OUTPUT側の接続端子です。

BOSS LS-2のコントロールノブについて

BOSS「LS-2」のコントロールノブは、3つあります。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・MODE = 各モードを切り替えます

・LEVEL A = ライン接続したエフェクターやアンプの音量を調節します

・LEVEL B = ライン接続したエフェクターやアンプの音量を調節します

「MODE」で、ラインセレクターとしての機能を選択してから、「LEVEL」のAとBを調節するといったイメージで操作します。

BOSS「LS-2」の特徴的なのが、AとBでLEVELをそれぞれ変えられる点です。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

つないだエフェクターの音量を、BOSS「LS-2」側でコントロールできるので、便利ですね。

BOSS LS-2のMODEについて

BOSS「LS-2」の「MODE」についてです。

「MODE」は、全部で6つあります。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・A↔︎B = ラインAとラインBを切り替えます

・A↔︎BYPASS = ラインAとバイパス音を切り替えます

・B↔︎BYPASS = ラインBとバイパス音を切り替えます

・A→B→BYPASS = ラインA・ラインB・バイパス音の順番に切り替わります

・A+B→BYPASS = ラインAとラインBをミックスします

・OUTPUT SELECT = SEND A・SEND B・OUTPUTの順番に切り替わります

たくさんのモードがありますが、基本としては、「A↔︎B」モードで、2つエフェクターを切り替えるセッティングが多いと思います。

また、「A+B→BYPASS」で、AとBをミックスできるもの面白いモードになっています。

「OUTPUT SELECT」は、アンプをそれぞれつないで、比べるときにも使えそうです。

BOSS「LS-2」は、シチュエーションによって、多彩にモードを切り替えれる点がいいですね。

BOSS LS-2 ラインセレクターの感想

BOSS「LS-2」を使うきっかけは、2つのエフェクターを使って、サウンドを素早く切り替えたいと思ったからでした。

セッティングさえできれば、ワンタッチで切り替えることが簡単にできます。

BOSS「LS-2」で注意したい点は、ループするのに、パッチケーブルが最大4本必要になります。

さらに、パッチケーブルの長さや形状(S型・L型)を、組み込むエフェクターボードによって選ぶ必要もありますので、やや手間がかかる可能性があります。

かなり計算して選ばないと、パッチケーブルの買い替えが多くなりますので、慎重に選びたいところですね。

また、BOSS「LS-2」は、モードがたくさんあるので、アイディア次第で、いろんな使い方ができます。

今回のまとめ

BOSS「LS-2」をご紹介いたしました。

価格帯は、新品で1万円くらいになっています。

BOSS「LS-2」は、使い方の幅広さがポイントのラインセレクターです。

ラインセレクターで音量調整ができるモデルは、なかなか見当たらないので、機会があれば試して頂ければと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

<BOSS LS-2の関連記事はこちら>

www.effectornote.com