Leqtique(レクティーク)9/9 ディストーション レビュー
こんにちは。
今回は「Leqtique(レクティーク)9/9 ディストーション レビュー」について書きたいと思います。
今回レビューするLeqtique(レクティーク)の「9/9 (ナインナイン)」
は、最近、楽器屋に行った時につい気になったので、モノは試しで試奏をしてみました。JC120で試奏をしたのですが、歪みの感じが好印象。ボディも何か期待させるようなペイントで、中古なのでやや塗装が落ちていましたが、それでも魅力を感じて購入しました。(レクティークのエフェクターは塗装が落ちやすい仕様になっているみたいです)
【基本のセッティングチェック】
それでは、基本のツマミをチェックしたいと思います。まず、どれがどのツマミの文字がないのがレクティークです。中古のため箱も説明書がありませんでしたが、大体ディストーションが同じような構成なので、各ツマミを触りながら確認しました。
左からLEVEL(音量)、真ん中がTONE / BASS(低域)、右がGAIN(歪み)になります。TONEの横にある小さいツマミはおそらく「高域」を調整できるツマミだと思います。
まず、右のLEVEL(音量)は、10時くらいがアンプと音量差がない位置でした。かなり出力が高いです。
真ん中が/ BASS(低域)は、右に回すと音が太くなっていきます。効きは良いです。
右がGAIN(歪み)は、11時くらいで相当歪みます。ディストーションでこのくらいで歪むのは初めてです。「9/9」はかなりのハイゲインディストーションになります。
最後は、TONEの横にある小さいツマミです。こちらは「高域」を調整できるツマミだと思いますが、左に回していくと、音がこもります。右に回すと「高域」が上がってきます。
と、思いきや、
もう1つ「9/9」には、隠れツマミがありました。裏フタをパカッとあけた基盤についている青いパーツ。
こちらが「中域(ミッドカット)」のツマミだそうです。50%カットになってました。なかなか仕掛けが多いペダルです。
【ミニアンプで弾いてみました】
自宅のミニアンプRoland「micro cube」で弾いてみました。楽器屋で試奏した時も感じましたが、歪みがクリアな印象です。コードの分離感も良好です。TONEのセッティングにもよりますが、音が太めです。若干、音がこもる感じがしますが、セッティング次第で解消できると思います。LEDがパープルなのもカッコイイですね。
BOSSのディストーションとは見た目も違い、上級者向けのような雰囲気を醸し出すペダルです。アナログ回路のハンドメイドど作られているのにも関わらず、コストパフォーマンスに優れているエフェクターというのも珍しいです。
新品で3万ぐらいはしそうですが、半分少しくらいの値段で販売されている「9/9」ディストーション。裏のフタを開けただけでテンションが上がりそうです(わかる人にはわかる赤いパーツが使われいます)ちなみ電池駆動も可能です。このエフェクターはかなりすごいエフェクターの予感がします。
次回はスタジオで大きな音量で弾いて「9/9」の実力を見てみたいと思います。