こんにちは。
今回は、コンプレッサーとコーラスを組み合わせた音作りをしてみましたので、ご紹介します。
<目次>
エフェクターで音作りをしてみよう!コンプレッサー+コーラス
今回はコンプレッサーとコーラスを組み合わせて音作りをしてみました。コンプレッサーは、比較的に使用頻度が少ないエフェクターだと思います。使う人は使うエフェクターですが、コンプレッサーの効果も検証しつつまとめいきます。
今回使用したコンプレッサーのご紹介
MXR / M102 Dyna Comp
MXRのDyna Comp(ダイナコンプ)になります。コンプレッサーは、音を潰す、音を伸ばす効果があります。コンプレッサーの中でもモデルによっては効果が違ってきますが、Dyna Compの特徴として、ピッキングした時に「パコーン」とアタック音が丸くなったサウンドになります。
Dyna Compのセッティング
OUTPUT(音の出力)=16時くらい
SENSITIVITY(音の潰し加減)=9時くらい
OUTPUTは、コンプレッサーをONにした時の出てくる音量になります。小さいアンプで試したので、MAXに近いツマミ位置となっています。SENSITIVITYは、音をどれだけ潰すor伸ばす、もしくは丸くする度合いになります。あまり強くしすぎると、アタック音がほぼなくなってしまうので、今回は、ほどよく音が丸くなる程度に調整してあります。
今回使用したコーラスのご紹介
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / Corona Mini Chorus
TC ELECTRONICのCorona Mini Chorus(コロナミニコーラス)になります。CoronaChorusのミニバーションですが、こちらのコーラスはクセがなくきれいにかかるコーラスです。ツマミによるコーラス効果もしっかりかかるので、ナチュラルなコーラスからエグいコーラスまでサウンドメイクができます。
Corona Mini Chorusのセッティング
SPEED(揺れの速さ)=12時くらい
DEPTH(コーラスの強さ)=14時くらい
FX LEVEL(コーラスの出力)=14時くらい
効果がわかりやすくなるように、コーラスはやや強めのセッティングにしてあります。コーラスはモジュレーション系のエフェクターで、音を揺らすことにより浮遊感があるサウンドをつくることができます。
今回使用したディレイのご紹介
BOSS/ DD7(デジタルディレイ)
BOSS DD7になります。今回は、温かみのあるサウンドを作りたかったので、アナログモードにセッティングしました。
BOSS DD7のセッティング
E.LEVEL(ディレイの強さ)=12時くらい
F.BACK(ディレイの回数)=10時くらい
D.TIME(ディレイの長さ)=13時くらい
MODE(ディレイモード)=ANALOG(アナログディレイ)
コンプレッサーとの兼ね合いもあり、ディレイの強さはやや強めにセッティング。イメージとしは、コーラスをさらにディレイで磨くように足していきました。ディレイを加えることでサウンドに奥行きがでます。
実際にアルペジオで弾いてみました
エフェクターで音作りをしてみよう!コンプレッサー+コーラス【アルペジオ編】
コンプレッサーとコーラスの組み合わせで弾くサウンドは、ついスピッツのようなアルペジオを弾きたくなります。動画のアルペジオは1〜3弦のみ弾いています。5〜6弦を弾くとボヨボヨの抜けがないサウンドになるため、使い方と弾き方は限定されます。コンプレッサー+コーラスに、さらにディレイを加えると美しい幻想的なサウンドになるので、クリーンサウンドが好きな方は音作りに挑戦してみてはどうでしょうか。
ご参考にして頂けたら幸いです。
<中古エフェクターを探すには>
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