※この記事は2021年7月6日に更新されました。
こんにちは。
今回は、コンプレッサーを使って伸びのあるクリーントーンを作ってみたので、ご紹介したいと思います。
<目次>
エフェクターのコンプレッサーで伸びのある音作り実験
エレキギターとアンプのみのクリーントーンだけでは、どうしても音が伸びず、音が切れてしまうことってありませんか?
音を伸ばすための方法はいくつかありますが、今回はコンプレッサー+TS系オーバードライブで音を伸す実験をしてみました。
音作りで使ったコンプレッサーのご紹介
MXR / M102 Dyna Comp
MXRのDyna Comp(ダイナコンプ)になります。コンプレッサーは、音を潰す、音を伸ばす効果があります。Dyna Compの特徴として、ピッキングした時に「パコーン」とアタック音が丸くなったサウンドになります。
MXR/Dyna Compのセッティング
OUTPUT(音の出力)=16時くらい
SENSITIVITY(音の潰し加減)=9時くらい
OUTPUTは、小さいアンプで試したので、MAXに近いツマミ位置となっています。
SENSITIVITYは、音をどれだけ潰すor伸ばす、もしくは丸くする度合いになります。
あまり強くしすぎると、アタック音がほぼなくなってしまうので、今回は、ほどよく音が丸くなる程度に調整してあります。
音作りで使ったTS系オーバードライブのご紹介
JOYO Vintage Overdrive
JOYO/Vintage Overdriveのセッティング
DRIVE=7時くらい(0に近い)
VOLUME=16時くらい(MAXに近い)
TONE=15時くらい
DRIVEを下げても、やや歪んだサウンドになります。
コンプレッサー+TS系オーバードライブの効果検証
コンプレッサー+TS系オーバードライブの組み合わせによる効果として、コンプレッサーを前段に入れることにより、音が丸みを帯びて太くなるサウンドとなりました。
アンプの方で、リバーブをかけてあります。
実際に弾いてみたサウンド
エフェクターで音作り!コンプレッサー+TS系オーバードライブで伸びのあるクリーントーンをつくる
伸びやかでマイルドなクリーンなので、マイナーペンタのフレーズを弾いてみました。
音が伸びるため、ロングトーンのリードソロやクリーントーンの音を少し太くしたい時に組み合わせると効果を発揮するのではないでしょうか。
今回のまとめ
以上、「エフェクターのコンプレッサーで伸びのある音作り実験」についてでした。
エフェクターは色々試してみると面白い発見がありますね。
ご参考にして頂けたら幸いです。