エフェクターノート

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BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveの比較しました

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BEHRINGER「TO800(Vintage Tube Overdrive)」とJOYO「Vintage Overdrive」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveの画像です

BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveを比較しました

今回は、ヴィンテージオーバードライブのモデルを比較してみました。

ひとつは、BEHRINGER「TO800(Vintage Tube Overdrive)」です。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの画像です

もうひとつは、JOYO「Vintage Overdrive」です。

JOYO Vintage Overdrivの画像です

早速、比較してみましょう。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの特徴

まず、BEHRINGER「TO800」の特徴を見ていきたいと思います。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの画像です

BEHRINGER「TO800」の特徴を以下にまとめてみました。

・TS系オーバードライブ

・ヴィンテージサウンドを狙ったモデル

・低価格エフェクター

・ペダル式フットスイッチ

・電源OFF時にはバイパスモードが機能(トゥルーバイパス)

BEHRINGER「TO800(Vintage Tube Overdrive)」の特徴は、太く温かみのあるスクリームサウンドを高精度に再現したオーバードライブです。

リアルなヴィンテージサウンドを再現するため、オリジナルの4558オペアンプと有名なMA150ディストーションダイオードを採用しています。

JOYO Vintage Overdriveの特徴

次に、JOYO「Vintage Overdrive」の特徴を見ていきます。

JOYO Vintage Overdrivの画像です

・TS系オーバードライブ

・低音が強めのヴィンテージサウンド

・低価格エフェクター

・トゥルーバイパス仕様

JOYO「Vintage Overdrive」の特徴は、ミドルが出やすいTS系オーバードライブです。

低音が出やすく、ヴィンテージサウンドを狙ったモデルとなっています。

音質を損ねないトゥルーバイパス仕様。

2つのモデルの共通点は?

BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」の共通点を洗い出してみました。

BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveの画像です

TS系オーバードライブである

2つのモデルの共通点として、TS系オーバードライブであることが言えます。

ミドル(中域)が出やすいサウンドとなっています。

低価格エフェクターである

BEHRINGERとJOYOは、低価格なエフェクターとして知られているメーカーです。

価格帯としては、5000円前後となっています。

2023年4月の時点では、やや値上がりの傾向があります。

トゥルーバイパス仕様

BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」は、トゥルーバイパス仕様となっています。

2つのモデルの違いとは?

では、BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」の違いを見ていきましょう。

低音が出るかどうか

2つのモデルの違いは、同じTS系オーバードライブではありますが、JOYO「Vintage Overdrive」のほうが、低音が出やすい傾向にあります。

一方、BEHRINGER「TO800」は、太いサウンドというよりもスッキリしたドライブサウンドです。

フットスイッチの違い

BEHRINGER「TO800」は、ペダル式のフットスイッチとなっています。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの画像です

一方、JOYO「Vintage Overdrive」が、3PDTのフットスイッチとなっています。

JOYO Vintage Overdrivの画像です

フットスイッチの種類の違いはあるものの、踏みやすさはどちらも良好です。

電池の入れ方の違い

2つのモデルの違いとして、電池の入れ方に違いがあります。

BEHRINGER「TO800」は、フットペダルの留め部分を細いドライバーなどで押して、外す必要があります。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの画像です

一方、JOYO「Vintage Overdrive」は、エフェクターの裏面から電池が簡単に入れれるようになっています。

JOYO Vintage Overdrivの画像です

しかし、いざ電池を入れてみると、ギチギチになって取り出しにくくなります。

結果的に、裏フタのネジを全部取り外し、電池を外す必要があります。

電池で使うと手間がかかるかもしれませんね。

DCジャックの位置

BEHRINGER「TO800」は、INPUTジャックのすぐ横にDCジャックが付いています。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの画像です

JOYO「Vintage Overdrive」は、DCジャックが真上に付いています。

JOYO Vintage Overdrivの画像です

エフェクターボードでは、DCジャックは真上のほうが配線しやすいですね。

BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveのどちらを選ぶか?

BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」のどちらを選ぶか迷うと思います。

そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。

BEHRINGER TO800を選んだ方がいい人

BEHRINGER「TO800」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの画像です

・スッキリしたサウンドのTS系オーバードライブが好きな人

・ペダル式フットスイッチじゃないと安心して踏めない人

BEHRINGER「TO800」は、JOYO「Vintage Overdrive」と比較するとスッキリしたTS系オーバードライブの印象です。

もちろん、コントロールノブの「DRIVE」を上げていくと低音が出てくるため、太いドライブサウンドをセッティング次第で出すことは可能です。

また、ペダル式のフットスイッチなので、小さなフットスイッチよりは踏み外すことは少ないと思います。

そのため、エフェクターにまだ慣れていない初心者の人には向いていると言えるでしょう。

電池を入れる場合は、手間がかかる仕様なので、ACアダプターやパワーサプライで使うことをおすすめします。

JOYO Vintage Overdriveを選んだ方がいい人

JOYO「Vintage Overdrive」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

JOYO Vintage Overdrivの画像です

・低音が出るTS系オーバードライブがほしい人

・チューブスクリーマーがほしいけど予算を抑えたい人

JOYO「Vintage Overdrive」は、BEHRINGER「TO800」と比較すると低音が出やすいTS系オーバードライブです。

コントロールノブのセッティングをしなくとも、はじめから低音が出るモデルがほしい人には向いていると思います。

また、電池が入れやすい仕様と見せかけて、意外に取り出しにくい仕様なので、ACアダプターやパワーサプライでの使用をおすすめします。

個人的には、Ibanez「TS9」のサウンドに似ていると思いますが、値段が高騰してはいるものの、半分くらいの予算で手に入れることができるのではないでしょうか。

今回のまとめ

今回は、BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」の比較をしてみました。

2つのモデルは、同じTS系オーバードライブですが、多少サウンドに違いがあります。

見た目の好みもあると思いますが、狙いたいサウンドをイメージした上で、選ぶといいと思います。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveのレビュー記事はこちら>

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