こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36(オーバードライブ)」をご紹介いたします。
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JOYO Sweet Baby Overdrive JF-36とは?
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、レスポンスが良く、明るくクリアなローゲインオーバードライブです。
「Focus」のノブで多様なオーバードライブのスタイルをコントロールできます。
トゥルーバイパス仕様で、バイパス時に音色が変わる心配もありません。
Mad Professor「Sweet Honey Overdrive」のコピーモデルという話も有名となっています。
それでは、早速、見ていきましょう。
見た目はオレンジというよりベージュに近い
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、見た目のカラーはオレンジというより、濃いベージュに近いです。
鮮やかなオレンジではないので、注意が必要です。
ボディは、軽めとなっています。
重さは、約200g。
LEDは赤色
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、赤色のLEDです。
フットスイッチの横にLEDが取り付けられています。
かなり明るいので、ON/OFFの視認は問題なくできます。
9Vのアダプターで電源供給できます
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、INPUT側に付いていますので、エフェクターボードに組み込む場合は、L字型のプラグがおすすめです。
消費電流は、5mA。
ACアダプターは、特に指定がなさそうなので、筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライを使って電源供給をしています。
電池は使えるが要注意
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、電池が使えます。
エフェクターの裏フタのネジを4本、プラスドライバーで外すして、電池を入れることができます。
しかし、このモデルの注意点は、電池を縦に入れる必要があり、蓋が閉まらないことです。
電源プラグのコードの長く、上手く収めることができなかったため、電池に巻いています。
電池駆動は可能ですが、電池を入れるための設計が甘いため、電池での電源供給はおすすめできません。
ACアダプターかパワーサプライを使ったほうがいいでしょう。
フットスイッチについて
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」のフットスイッチを取り上げてみました。
格安モデルのため、耐久性には不安があるものの、フットスイッチは踏みやすいです。
強烈に踏み込まなければ、十分普通に使えるレベルです。
コントロールノブについて
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、シンプルに3つのコントロールノブから構成さています。
・Volume = 音量を調整
・Drive = 歪み量を調整
・Foucs = 音の高さを調整
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」の各コントロールノブについてです。
「Volume」は、出力が高めとなっています。
「Drive」は、ローゲインオーバードライブなので、そこまで歪み量はありません。
「Foucs」は、使用するアンプにもよりますが、上げすぎると耳が痛くなるので、できるだけ抑えたセッティングのほうがいいです。
JOYO Sweet Baby Overdrive JF-36のセッティング例について
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」のセッティング例について考えてみました。
・Volume = 10時
・Drive = 13時-14時
・Foucs = 9時
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」のセッティングについて、クランチサウンドを狙ってみました。
「Volume」は、10時がアンプと同じくらいの音量になります。
「Drive」は、13時〜14時あたりで、クランチになるくらいの歪みに調整しています。
「Foucs」は、上げすぎると高音になるので、9時あたりに設定。
マーシャルアンプなどの高音が出やすい場合は、0(ゼロ)にすることもあります。
エレキギターのボリュームコントロールを絞ってクランチにする必要はなく、エフェクター側で完結するセッティングとなります。
JOYO Sweet Baby Overdrive JF-36の感想
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」は、中国製の格安モデルであり、はじめは敬遠をしていました。
物は試しという観点で手にとってみましたが、レスポンスが良く、サウンドに驚いたことを覚えています。
格安ではあるものの、クランチサウンドは、バンドやライブで使えるほど優秀です。
前に出るサウンドなので、単体でも使えます。
筆者は、Ibanez「TS9DX」を前段につないで、歪みを重ねることで、ディストーションサウンドの音作りとしても活用していました。
本家であるMad Professor「Sweet Honey Overdrive」を、実際にJC-120で試奏したことがありますが、JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36」のほうが歪みが強い印象がありました。
コピーモデルは、一般的には劣るイメージがありますが、このモデルは使いやすいかもしれませんね。
見た目のチープさや電池が入れにくいという点はマイナスですが、それ以上に、実戦で使えるクランチサウンドに価値があります。
コード弾きやカッティング、アルペジオなどフレーズにはぴったりのモデルです。
今回のまとめ
JOYO「 Sweet Baby Overdrive JF-36(オーバードライブ)」をご紹介いたしました。
本機は、格安モデルで5000円前後となっています。
エフェクターの作りから見ると、もう少し安くてもいいかなと感じますが、格安でも使える音が手に入ると考えると妥当かもしれません。
実戦で使えるクランチサウンドがほしい人にはおすすめです。
以上、ご参考になれば幸いです。