こんにちは。
歪みエフェクターを組み合わせてみたいと思った時に、「どういった歪みエフェクターを選んだらいいのだろう?」と悩むことはありませんか。
今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。
<目次>
歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン5【ハイゲインディストーション+オーバードライブ】
ディストーションの中でもさらに歪みが強力なハイゲインディストーション。
ハイゲインディストーションをはじめて購入した人には、ディストーションよりも歪みが弱いオーバドライブがオススメです。
具体例:ハイゲインディストーション+オーバードライブ
例として、ハイゲインディストーションをBOSS ML-2(前段)、オーバードライブをFulltone OCD
(後段)で組み合わせました。
通常ならばオーバードライブを前につなぎますが、あえて後ろにつないでみました。
その理由は…
オーバードライブはクリーンブースターとして使うため
オーバードライブは、歪みエフェクターとして使うことが多いですが、クリーンブースターとして使うこともできます。
今回のパターンは、オーバードライブをクリーンブースターとしてセッティングして組み合わせた例です。後段にオーバードライブをつなぎ、レベルブースターとして使います。
オーバードライブをクリーンブースターとして使う場合の選び方やセッティングのコツは下記の記事をお読みください。
オーバードライブをクリーンブースターとして選ぶポイントは?【GAIN・DRIVE0】 - effectornote
ハイゲインディストーションをクリーンブーストする理由
ハイゲインディストーションは、歪みが強いエフェクターですが、歪むほど音が引っ込んでしまう傾向があります。そこで、サウンドを前に出すためにクリーンブーストします。今回はオーバードライブを使いましたが、クリーンブースターでもOKです。
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クリーンブースターはハイゲインディストーションと組み合わせると効果的 - effectornote
前後で歪みエフェクターの組み合わせを入れ替えてもOK
歪みエフェクターは使い方によって順番を入れ替えてもOKです。
歪みエフェクターの組み合わせは、前後でサウンドや効果がかなり変わることが多いです。
今回のパターンでは、前後に入れ替えるとオーバードライブ+ハイゲインディストーションの組み合わせになりますが、一つだけ注意点があります。
歪みエフェクターを組み合わせる場合は、2個のエフェクターのバランスを考えたセッティングやエフェクターを選びましょう。
オーバードライブ+ハイゲインディストーションの組み合わせの場合は、それぞれの歪みエフェクターを切り替えて使ったほうがいいかもしれません。
今回のまとめ
ハイゲインディストーションは、メタル系やハードロック系のジャンルで使うことが多いため、オーバードライブをクリーンブースターセッティングにして組み合わせた方が効果的です。また、歪みエフェクターのバリエーションをそろえるという点では、オーバードライブを選択するのもいいでしょう。
【歪みエフェクターの組み合わせパターン・まとめ記事はこちら】