こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、「エフェクターでやってはいけない買い方」について、まとめてみましたので、ご紹介いたします。
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エフェクターでやってはいけない買い方6選
エフェクターを買って失敗したという経験をしたという方は、少なくないのではないでしょうか。
筆者も、エフェクターの購入で数々の失敗をした経験があります。
初心者の方が、エフェクター購入で失敗しないように、筆者の経験をもとにまとめてみました。
エフェクターの見た目で買う
エフェクターは、見た目やデザインがカッコいいものが多いです。
しかし、見た目だけで選ぶと、失敗しやすくなります。
エフェクターは、音を出してはじめて判断できるモノです。
見た目ではなく、どんな音が出るかを知ってから購入したいものです。
エフェクターには、「歪み系エフェクター」や「空間系エフェクター」といった具合に、ジャンルに分かれています。
まずは、そういった大枠のジャンルから選ぶようにしましょう。
価格が安いから買う
エフェクターは、安いモノではありません。
BOSSコンパクトエフェクターでも、新品で1万円前後。
高価なエフェクターですと、3〜5万円以上したります。
そのため、新品で3000〜4000円程度の格安エフェクターから選ぶという選択肢もありますが、安いから買うという理由で、購入することはおすすめできません。
値段が安いエフェクターでも、良い音が出るモデルはありますが、安いには安いなりの理由があるものです。
ここでもしっかりと、「どんなエフェクターなのか」を把握してから購入しましょう。
価格が高いから買う
エフェクターの中には、ブティック系と呼ばれる高価なエフェクターがあったり、生産終了モデルとして、プレミアム価格になっているエフェクターがあります。
高価なエフェクターほど、魅力的ではありますが、価格が高い=良い音が出るエフェクターとは限りません。
価格と音は別モノです。
評価が良さそうだから買う
Amazonやサウンドハウスなどの、エフェクターの評価を鵜呑みして購入するのも避けたいところです。
エフェクターに対する感じ方は、人ぞれぞれです。
そのエフェクターが良いと思う人もいれば、悪いと感じる人もいるでしょう。
多くの人の評価がつけば、「きっとこのエフェクターは良い」と錯覚してしまいますが、エレキギターの腕前やアンプ環境などの理由で、そのエフェクターが上手く使いこなせない場合もでてきます。
エフェクターの評価に対しては、一歩引いて見ることが大切です。
他の人が使っているのを見て買う
他人のエフェクターボードに入っているエフェクターやサウンドを聴いて、ついつい自分も同じエフェクターがほしいなと思うことがあります。
他の人が使っていると安心しがちですが、真似することが落とし穴になったりもします。
エレキギターの熟練度やエレキギターの種類やピックアップ、使っているアンプや組み合わせているエフェクターと様々な要因で、同じエフェクターを使っても、違う音になることがあります。
ご自身と比べて、あまりにも実力や経験差があり過ぎる人のエフェクターを真似ることは、避けた方がいいかもしれません。
試奏せずに買う
エフェクターを試奏せずに買うと、イメージが違ったり、好みの音ではなかったり、使い方がわからなかったりと、購入後に後悔することが多くなります。
試奏せずに買うことは、イチかバチかの買い方になってしまうので、お金を大切に使いたい人は、お店で試奏してから買うことをおすすめします。
エフェクターを買うときの3つのルール
エフェクターを購入するにあたって、失敗する例をご紹介いたしました。
失敗しないためにも、筆者は、以下の3つのルールでエフェクターを判断しています。
1.レビューをチェックする
AmazonやサウンドハウスなどのECサイトで、購入したいエフェクターのレビューやコメントをチェックしましょう。
高評価の人と低評価の人のコメントをそれぞれ見ると、そのエフェクターのメリットとデメリットがつかめます。
2.動画でサウンドをチェックする
最近、YouTubeで、エフェクターの動画が増えてきました。
動画では、エフェクターを使っている環境がわからないことが多いですが、どんなサウンドなのか、ある程度判断できると思います。
動画のサウンドがすべてではないですが、「これは良さそうだ」「これはあまり好みではないな」と、エフェクターの買う目安がつけれます。
3.お店で試奏してサウンドをチェックする
高ければ高いエフェクターほど、お店での試奏は必須です。
試奏が恥ずかしいという理由で、試奏しないままネットで買うのは、おすすめできません。
まだ、数千円程度の格安エフェクターならば、失敗しても「安いから仕方ないか」で納得することもありますが、3万〜5万円する高価なエフェクターで、失敗すると泣きたくなります。
ただ、高価なエフェクターは、高く売れることもあるので、「失敗したら売ればいいや」くらいのメンタルがあれば購入してもいいかもしれません。
エレキギターがまだ上手く弾けない場合は、楽器屋の店員さんに弾いてもらったり、ギターが弾ける友達にお願いしてみましょう。
また、お店で試奏する場合は、ほとんどのお店は「JC-120(ジャズ・コーラス)」が置いてあるはずです。
リハーサルスタジオで使うことを想定し、「JC-120」で試奏するといいでしょう。
筆者の経験からの意見ですが、「JC-120」で良い音が出れば、他のアンプでもそれなりに良い音が出ることが多いです。
エフェクターの購入で失敗したくない人へ
エフェクターの購入には、多少の失敗がつきものですが、それでもできるだけ失敗したくない人もいるでしょう。
そこで、失敗しにくいエフェクターとして、定番エフェクターを選ぶことをおすすめします。
定番エフェクターは、あくまでも王道ですが、大きく外しにくいことが特徴です。
特に、ロングセラーモデルは、一度、試してみたいものです。
定番モデルを基準に、他のモデルを比較できるようになります。
直感を信じてエフェクターを購入してもいいときもある
基本的にはおすすめしませんが、エフェクター購入時に、直感を信じていいときもあります。
「このエフェクター、なんかカッコイイ」「試奏したことないけど、いい感じがする」そんな理由で、筆者は何度か購入したことがあります。
そういったエフェクターは、使いこなせるまでに時間はかかりますが、「買ってよかった」と思うときもあります。
稀なケースですが、長く付き合えるエフェクターに化けることもあったりします。
ただ、一方で、そういった買い方をしたエフェクターは、ほとんど売ってしまったのも事実です。
直感でエフェクターを購入することは、ハイリスク・ハイリターンと心得ましょう。
今回のまとめ
今回は、エフェクターでやってはいけない買い方について、ご紹介いたしました。
エフェクターの購入時の失敗について、いろいろ書きましたが、エフェクターに限らず失敗する共通点としてあげられることは、そのモノに対してよく理解をしていない点が言えると思います。
購入する前までには、最低限のエフェクターの知識を頭に入れておきたいところですね。
もし失敗しても、そこから経験として、学べることは多いと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。