こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、ZOOM「G1 FOUR (マルチエフェクター)」を購入してみましたので、ご紹介いたします。
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ZOOM G1 FOUR マルチエフェクターとは?
ZOOM「G1 FOUR 」とは、60種以上のエフェクトと13種類のアンプモデル、ルーパー、ドラムマシンを内蔵しているマルチエフェクターとなります。
G1 FOURの専用アプリ「Guitar Lab」から配信される、エフェクトなどを追加可能です。
ライブ演奏からホームユースまであらゆる場所で活躍するマルチエフェクターです。
それでは、早速、見ていきましょう。
ZOOM G1 FOURのサイズについて
ZOOM「G1 FOUR 」の筐体サイズは、例えるならば、BOSSコンパクトエフェクター2個分くらいの大きさです。
外形寸法は、156mm(D)×130mm(W)×42mm(H)となります。
電池を入れていないときの重さでは、340gと軽めですね。
高さはないので、平べったいイメージです。
必ず専用ACアダプターを使いましょう
ZOOM「G1 FOUR 」は、ACアダプターで使えますが、一つ注意点があります。
それは、必ず専用ACアダプター「AD-16」を使うことです。
理由として、ZOOM「G1 FOUR 」の取扱説明書に、ACアダプター使用時の警告というイエローの紙が入っていますので、BOSSのACアダプターなど、他社のACアダプターを使わないようにしましょう。
専用ACアダプター「AD-16」は別売りです。
ACアダプターでZOOM「G1 FOUR 」を使いたい人は、別途購入する必要があります。
ちなみに、Amazonでは、ZOOM「G1 FOUR 」+専用ACアダプター「AD-16」のセットで売っていることもありますので、まとめて購入すると楽ですね。
【純正ACアダプター付】ZOOM ズーム ギター用マルチエフェクター G1 FOUR
電池が使えます
ZOOM「G1 FOUR 」は、専用ACアダプターの他に、電池が使えます。
裏フタをあけると、単三電池4本を入れることができます。
もし、専用ACアダプターがない場合は、電池で使いましょう。
電池での使用するときは、シールドをINPUT端子に挿し込むことで、ZOOM「G1 FOUR 」が起動します。
INPUT端子に挿したシールドを抜けば、電源が切れます。
端子について
ZOOM「G1 FOUR 」の端子について、見てみましょう。
ZOOM「G1 FOUR 」についている端子は以下の通りです。
・INPUT=エレキギターからのシールドを接続します
・AUX IN=スマートフォンなどのオーディオ機器を接続します
・DC 9V=専用ACアダプターAD-16を接続します
・DC 5V=パソコンを接続します
・OUTPUT=ギターアンプ or ヘッドフォンを接続します
アンプで使用するの場合は、通常のエフェクターと同様に、INPUTとOUTPUTにシールドを挿せば、問題なく使えます。
フットスイッチについて
ZOOM「G1 FOUR 」のフットスイッチは、2つあります。
基本的には、パッチメモリーの切り替えやドラムマシン・ルーパー・チューナーの各機能を操作するときに使います。
「カチカチ」と押しやすいフットスイッチになっています。
ZOOM G1 FOUR の機能について
ここからは、ZOOM「G1 FOUR 」の機能について、ご紹介していきます。
ZOOM「G1 FOUR 」で、できることを以下にまとめてみました。
・40個のパッチメモリーが登録されている
・10個のパッチメモリーを追加できる
・チューナーが使える
・ドラムマシンのリズムが使える
・ルーパーが使える
・専用アプリ「Guitar Lab」からエフェクトを追加/削除できる
それぞれ、見ていきましょう。
40個のパッチメモリーが登録されている
ZOOM「G1 FOUR 」には、あらかじめ登録されているパッチメモリーが40個あります。
1つのバンクに10個ずつ入っているので、1〜4のバンクを選択して、サウンドを楽しめます。
登録されているパッチメモリー番号は、10からはじまります。
・1のバンク→10〜19
・2のバンク→20〜29
・3のバンク→30〜39
・4のバンク→40〜49
・5のバンク→50〜59はパッチメモリーが空いてます(新品の場合)
登録されているパッチメモリーのエフェクトは、「STOMP」と「EDIT」で調整できます。
「STOMP」モードでは、各パッチメモリーに入っているエフェクトを確認できます。
「EDIT」モードでは、各エフェクトのコントロールができます。
10個のパッチメモリーを追加できる
ZOOM「G1 FOUR 」には、バンク1〜4までの40個のパッチメモリーが登録されていますが、5のバンクに10個のパッチメモリーを追加することができます。
50〜59のパッチメモリーをフットスイッチで選択すると「Empty」という空の状態のパッチメモリーが表示されます。
このパッチメモリーに、自分でエフェクトを登録し、組み合わせることで、自由自在にオリジナルサウンドをつくることができます。
登録したパッチメモリーには、自分でパッチメモリー名を編集できます。
チューナーが使える
ZOOM「G1 FOUR 」には、チューナー機能も搭載されています。
2つのフットペダルを同時押しすると、チューナー画面に切り替わります。
バンクの1〜5までのボタンが、チューニングメーターになるので、チューニングが簡単にできます。
戻すときは、フットスイッチのどちらかを押せば、通常の画面に戻ります。
ドラムマシンのリズムが使える
ZOOM「G1 FOUR 」には、ドラムマシンが搭載されています。
一番、左のボタン「RHYTHM」を押すと、ドラムマシンの画面に切り替わります。
ドラムマシンでは、BPM(音の速さ)や68種類のリズムパターンの選択、ドラムの音量などを調整することができます。
ルーパーが使える
ZOOM「G1 FOUR 」には、ルーパーが搭載されています。
一番、右のボタン「LOOPER」を押すと、ルーパー画面に切り替わります。
左のフットスイッチを押すと録音開始し、再度押すと、録音停止と同時に録音したサウンドが再生されます。
オーバーダビングも可能です。
ルーパーの注意点としては、ZOOM「G1 FOUR 」の電源を落としてしまうと、録音したサウンドは消えてしまいますので、その都度、録音が必要になります。
また、ドラムマシンとの併用が可能です。
専用アプリ「Guitar Lab」からエフェクトを追加/削除できる
ZOOM「G1 FOUR 」は、専用アプリ「Guitar Lab」からエフェクトを追加・削除することができます。
「Guitar Lab」を使用するには、インターネットができる環境とパソコン(Mac/Windows)が必要です。
また、ZOOM「G1 FOUR 」本体とPCをつなぐ、USBケーブル(Micro-Bタイプ)が一本必要です。
「Guitar Lab」では、ZOOM「G1 FOUR 」のアップグレードやエフェクトをインストールすることができます。
ZOOM「G1 FOUR 」単体でも十分に使えますが、さらに使いこなしたい場合は、「Guitar Lab」の活用をしましょう。
ZOOM G1 FOURについての感想
ZOOM「G1 FOUR 」についての感想です。
筆者は、エフェクターでの複雑な操作が苦手なため、マルチエフェクターを敬遠していましたが、ZOOM「G1 FOUR 」は、シンプルで使いやすい印象でした。
マルチエフェクターが苦手な方でも、説明書を読みながら操作すれば、ZOOM「G1 FOUR 」の機能を理解できると思います。
また、チューナーやリズムマシン、ルーパーが1台だけで使えるのは、とても便利です。
個人練習にはピッタリの機能ですね。
マルチエフェクターの歪みは、コンパクトエフェクターより劣るイメージがありましたが、ZOOM「G1 FOUR 」は、実戦でも使える歪みエフェクトが入っています。
ほとんどの代表的なエフェクトが入っていますので、ある程度必要なエフェクターはカバーできるでしょう。
ただ、ZOOM「G1 FOUR 」を使ってみて感じたことは、多機能であることは、とても便利ですが、エフェクターに扱い慣れていない初心者の方には、細かな音作りやルーパーの機能を使いこなすことは難しいように感じます。
遠回りかもしれませんが、コンパクトエフェクターで一通り経験してから、マルチエフェクターを使ったほうが、結果的に効率がいいかもしれません。
今回のまとめ
今回は、ZOOM「G1 FOUR 」をご紹介いたしました。
ZOOM「G1 FOUR 」は、使いこなせれば、とても便利なマルチエフェクターです。
これ1台あれば、ちょっとした個人練習やバンドでも使えます。
マルチエフェクターが苦手な人にも、入門モデルにはちょうどいいモデルだと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
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