こんにちは。
今回は「Marshall JCM2000の歪みにコンプレッサーをかけてみた」について書きたいと思います。
今回は、以前に購入していたMXR 「M102 DYNA COMP」を使って「Marshall JCM2000」のリードチャンネルにかける実験をしてみたことについて、簡単に書いておきたいと思います。
【コンプレッサーについての簡単な説明】
コンプレッサーは、主にギターを弾いた時の各弦の音量を揃える役割をするエフェクターです。アタック感を抑えることができるので、素早いストロークを必要とするカッティングや1本1本弾くアルペジオを弾く際に安定したサウンドで弾くことができます。また、サスティーン(音の伸び)を稼ぐこともできるため、リードソロ時に音を伸ばしたい時にも活用できます。
【今回使用したコンプレッサーとセッティングについて】
超定番と呼ばれるMXR「dyna comp」を使用します。 エフェクトをONにするとパコパコした音に変わるタイプのコンプレッサーです。
MXR「dyna comp」は、2つのツマミ構成でシンプルなコンプレッサーになります。
OUTPUT=14時くらい。このツマミは音量調整になりますが、基本的にはMXR「dyna comp」をON/ OFFにしてアンプの音量と変わらないセッティングにした方が良いと思います。
SENSITIVITY=9時〜10時くらい。このツマミは、サスティーンやコンプレッションの強さを調整するツマミになります。今回のセッティングは、やや薄くかける程度のセッティングにしてあります。
【今回使用する機材】
PRS CUSTOM 22(ギター)→MXR「dyna comp」(コンプレッサー)→Marshall JCM2000(アンプ)
【Marshall JCM2000のセッティング】
「Marshall JCM 2000」はULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1 (ボタンを押さない)チャンネルを使用して「アンプの歪み」にMXR「dyna comp」をかけてみました。
VOLUME=2.5ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整)
GAIN=3ぐらい(効果を知りたいので歪みを抑えたセッティングです)
PRESENS=0
TREBLE=2.5ぐらい
MIDDLE=2.5ぐらい
BASS=2.5ぐらい
REVERB=2ぐらい(※画像はリバーブのテストでMAXになってます)
DEEP=OFF
TONE SHIFT=OFF
【Marshall JCM2000のリードチャンネルにコンプレッサーをかけた感想】
Marshall JCM2000のLEAD1チャンネルにMXR「dyna comp」でコンプレッサーをかけた感想としましては、アンプのサウンドはあまり変わらないが、ダムッとした弾力があるニュアンスが出るようになりました。「Marshall JCM2000」の歪みの特徴として、キンキンした高音と硬いサウンドがありますが、その歪みの特徴を抑えたような効果になります。コンプレッサーをかけることにより、「Marshall JCM2000」の歪みの性質が変わってしまったように感じます。「Marshall JCM2000」のリードチャンネルは、あまりサウンドの変化がしにくいチャンネルの印象とも見受けられました。
【ギターのボリュームコントロールを絞ってみた】
ついでに、「Marshall JCM2000」の歪みにコンプレッサーをかけたまま、ギターボリュームをクリーントーンになるまで絞ってみました。すると、鋭いクリーントーンのサウンドの先がつるんとした丸いサウンドに変わりました。ジャラ〜ンとしたコード弾きも弾きやすなりました。「Marshall JCM2000」の歪みにコンプレッサーをかけると、アンプの歪みでも、クリーントーンが上手く出せるかもしれないと思いました。
【今回のまとめ】
今回は「Marshall JCM2000」の歪みに、MXR 「M102 DYNA COMP」を初めて使ってみましたが、意外に面白く使えそうなエフェクターと感じました。コンプレッサーは、一体何使うのかわからないエフェクターの印象がありますが、地味にサウンドの性質を変えてくれるエフェクターだと思います。今回はアンプ歪みにかけてみましたが、「Marshall JCM2000」のクリーンチャンネルや「JC120」で試しながらも、地味にコンプレッサーの良さを発見していきたいと思います。
以上、「Marshall JCM2000の歪みにコンプレッサーをかけてみた」についてでした。