こんにちは。
今回は「BOSS LS2でサウンドを切り替えるエフェクターボード構成」について書いていきたいと思います。
以前、踏みやすさを考えたエフェクターボードの構成を考えて記事を書きましたが、ずっと前からサウンドを演奏中に切り替えたいと思っていました。そこで今回は、使っていなかったBOSS「LS2(ラインセレクター)」を導入して、エフェクターボードを構成してみましたので、そのことについて書いておきたいと思います。
- 【エフェクターボードの構成と接続順】
- 【エフェクターボードのサウンドについて】
- 【常時ONペダルとブーストペダルについて】
- 【踏みやすさを考えてペダルの高さを合わせる】
- 【エフェクターボードの1番目のエフェクターは高さがあるものを選ぶ】
- 【パワーサプライと電源について】
- 【実際にエフェクターボードを使用した感想】
【エフェクターボードの構成と接続順】
Ibanez「TS9DX」(オーバードライブ)→BOSS「LS2」(AB/ラインセレクター)→(A)JOYO 「Sweet Baby Overdrive」(オーバードライブ)or(B)electro-Harmonix「Little Big Muff 」(ファズ)→LINE6 「DL4」(デジタルディレイ)→ミニアンプ(Roland Micro Cube)
【エフェクターボードのサウンドについて】
今回は、クランチサウンド、ディストーションサウンド、ファズサウンドの3種類のサウンドをBOSS「LS-2」を使用して構成してみました。ギターボリュームコントールを使えば、クリーンサウンドも出せる構成になります。また、ディレイもLINE6 「DL4」を使用して、3種類のディレイ(ショートディレイ、ロングディレイ、付点8分的ディレイ)を選べるようにしました。
<クランチサウンド>
クランチサウンドは、JOYO 「Sweet Baby Overdrive」を使用します。ギターボリュームコントロール8に下げるとクリーンサウンドになるセッティングにしてあります。
<ディストーションサウンド>
ディストーションサウンドは、JOYO 「Sweet Baby Overdrive」+Ibanez「TS9DXでブーストしてサウンド作ります。
<ファズサウンド>
ファズサウンドは、electro-Harmonix「Little Big Muff」を使用します。
今回のelectro-Harmonix「Little Big Muff」を設置した理由として、リードソロ用に太いサウンドにしたかったためです。リードソロ時には、Ibanez「TS9DX」でブーストしてさらに伸びのあるサウンドの組み合わせにしてあります。
【常時ONペダルとブーストペダルについて】
<常時ONペダル/歪み系エフェクター>
今回は、歪みエフェクターの「常時ONペダル」をBOSS「LS2(ラインセレクター)」に繋いで、AorBの切り替える形で配線してあります。
A)BOSS「LS2」(ラインセレクター)→
JOYO 「Sweet Baby Overdrive」(オーバードライブ)
Aはエフェクターの音量がそのままのLEVELにしてあります。
JOYO 「Sweet Baby Overdrive」はクランチセッティングにしてあります。
B)BOSS「LS2」(ラインセレクター)→ electro-Harmonix「Little Big Muff」(ファズ)
BはBOSS「LS2」側で音量をやや上げてありますが、これはリードソロに使用するためです。
electro-Harmonix「Little Big Muff」は、TONEを絞って低音を強調したセッティングにしてあります。
<常時ONペダル/空間系エフェクター>
歪み系エフェクター以外の常時ONでは、LINE6 「DL4」をONにしていますが、基本はショートディレイを常時ONに選択してあります。
LINE6「DL4」は、使用頻度を考えて、右から左にディレイが長くなるようにセッティングしてあります。エフェクターをよく踏む足に近いほど、使用頻度が多いディレイ(この場合はショートディレイ)に設定してあります。
【踏みやすさを考えてペダルの高さを合わせる】
今回のメインはBOSS「LS2」ですが、頻繁に踏むことがある隣のブーストペダルとエフェクターの高さを合わせた方が踏みやすさは上がります。特に、前段のブースター系のペダルはよく踏むので、同じメーカーなどエフェクターの高さを揃えておいた方が演奏時に安心して踏めると思います。
【エフェクターボードの1番目のエフェクターは高さがあるものを選ぶ】
また、エフェクターボードの1番目のエフェクターは高さがある方が、ギターのシールドが挿しやすくなります。エフェクターが低いものを1番目に置いてしまうと、エフェクターボードの縁とギターのシールドがぶつかってしまうことがあります。BOSSやIbanezなどある程度、重ならない高さのエフェクターを選んでおいた方が組み込んだ時にスムーズです。
【パワーサプライと電源について】
今回は「歪み系エフェクター」と「空間系エフェクター」と電源を分けてあります。
<歪み系エフェクターのパワーサプライ>
「歪み系エフェクター」のJOYO 「Sweet Baby Overdrive」、Ibanez「TS9DX」、electro-Harmonix「Little Big Muff」には、アナログエフェクター専用のCAJ「AC/DC STATION4」を使用しています。
<LINE6/DL4の電源について>
「空間系エフェクター」のLINE6 「DL4」には専用アダプターで電力を供給してあります。これによって音痩せで音量が小さくなることを防いでいます。
【実際にエフェクターボードを使用した感想】
実際にエフェクターボードを使用して演奏した感想としては、クリーンサウンドからBOSS「LS2」で一気にファズサウンド(リードソロ)に切り替えることができるので、非常にペダル操作がラクになりました。一回踏むだけでサウンドが切り替えることができるのは面白いと思います。BOSS「LS2」は配線がかなり複雑になりますが、MODEの切り替えにより、A+Bのエフェクターをミックスすることもできるなど、多くの使い方ができそうです。2種類のサウンドを切り替えるのであれば、ラインセレクターで十分だと思いますので、演奏中にエフェクターの切り替えが苦手な人や演奏中に3個以上エフェクターを切り替える人は、ラインセレクターを1つエフェクターボードに取り入れてみてはどうでしょうか。また、他のラインセレクターやスイッチャーを使用したエフェクターボード構成も考えていきたいと思います。
以上、「BOSS LS2でサウンドを切り替えるエフェクターボード構成」についてでした。
お読み頂き誠にありがとうございます。
<BOSS/LS2>
<JOYO/Sweet Baby Overdrive>
<electro-Harmonix/Little Big Muff>
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