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Ibanez TS9とIbanez TS9DXを比較しました【迷ったらどちらを選ぶか?】

こんにちは。

今回は、Ibanez「TS9」とIbanez「TS9DX」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

Ibanez TS9とIbanez TS9DXの画像です

Ibanez TS9とIbanez TS9DXを比較しました

今回は、Ibanez(アイバニーズ)から発売されているチューブスクリーマーモデルの2つを比較してみました。

ひとつは、Ibanez「TS9」です。

ミッドにフォーカスした温かみのあるサウンドで、粘り感があるオーバードライブです。

もうひとつは、同じメーカーのIbanez「TS9DX」です。

こちらは、Ibanez「TS9」に4つのモードがついたDXモデルとなります。

それでは、比較してみましょう。

Ibanez TS9の特徴

まずは、Ibanez「TS9」の特徴から、見ていきたいと思います。

Ibanez TS9 Tubescreamer チューブスクリーマーの画像です

Ibanez「TS9」の特徴を以下にまとめてみました。

・ミッドサウンドで粘りがあるオーバードライブ

・ブースターとして使える

といった感じとなります。

Ibanez「TS9」の特徴は、難しいといったことはなく、シンプルにミッドサウンドに特化したオーバードライブです。

コントロールノブも、LEVEL・TONE・DRIVEのみだけなので、使いやすいモデルになります。

Ibanez TS9DXの特徴

続いて、Ibanez「TS9DX」の特徴を以下にまとめてみました。

Ibanez TS9DX Turbo Tubescreamerの画像です

・ミッドサウンドで粘りがあるオーバードライブ

・ブースターとして使える

・4つのモードが搭載されている

・低音が出やすい

Ibanez「TS9DX」の特徴は、Ibanez「TS9」と同じようにチューブスクリーマーですが、4つのモードをどう使うかがポイントになります。

特に、コントロールノブ「MODE」の「+(プラス)」・「HOT」・「TURBO」の3種類は、中低音が出るサウンドになります。

2つのモデルの共通点は?

Ibanez「TS9」とIbanez「TS9DX」の共通点を洗い出してみました。

チューブスクリーマーである

2つのモデルの共通点として、チューブスクリーマーであることです。

この点は、ミッドにフォーカスしたオーバードライブとしてブレない共通点です。

Ibanez TS9とIbanez TS9DXの画像です

ブースターとして使える

チューブスクリーマーは、マーシャルなどの真空管アンプブーストできるモデルです。

ブースターとして使える点では、2つのモデルの共通と言えるでしょう。

2つのモデルの決定的な違いとは?

では、Ibanez「TS9」とIbanez「TS9DX」の決定的な違いをみていきましょう。

MODEがあるかないか

2つのモデルの決定的な違いは、コントロールノブの「MODE」が搭載されているかどうかになります。

Ibanez TS9とIbanez TS9DXの画像です

Ibanez「TS9DX」にモードが搭載されていますので、Ibanez「TS9」にプラスアルファといったイメージです。

低音が出るか出ないか

Ibanez「TS9DX」の「MODE」に関係してきますが、低音が出るモデルかどうかの違いです。

Ibanez「TS9DX」は、低音が出るモデルです。

そして、Ibanez「TS9」は、低音を出すことはできません。

この2つのモデルの決定的な違いで、選ぶときに判断ができるかもしれません。

Ibanez TS9DXのTS9モードについて

Ibanez「TS9DX」の「TS9モード」について、ひとつ気になる点があります。

それは、Ibanez「TS9DX」の「TS9モード」は、Ibanez「TS9」と同じようで同じではない点です。

Ibanez TS9DX Turbo Tubescreamerの画像です

あくまでも、筆者が試してみて感じたことですが、Ibanez「TS9DX」の「TS9モード」は、Ibanez「TS9」よりもやや弱めのオーバードライブだと思います。

マイルドサウンドIbanez「TS9」よりも、少しタイトなサウンドでしょうか。

スッキリしている印象を受けます。

組み合わせて使うならばIbanez TS9DXのほうを選ぶ

Ibanez「TS9」とIbanez「TS9DX」は、チューブスクリーマーなので、オーバードライブの重ねがけや他の歪みエフェクターと組み合わせをして使うこともあると思います。

そういった場合は、Ibanez「TS9DX」がおすすめです。

理由としては、歪みエフェクターと組み合わせたときに、Ibanez「TS9DX」の「TS9」モードにすることで、エッジの効いたサウンドになりやすいです。

Ibanez TS9DXとBOSS ST2の画像です

いわゆる中域のズンズン感を、Ibanez「TS9DX」で出せます。

Ibanez「TS9DX」は、歪みエフェクターとの組み合わせで音作りしやすいです。

一方、Ibanez「TS9」で、歪みエフェクターを組み合わせるとマイルドなサウンドになりますので、ドンシャリ傾向にあるマーシャルアンプをブーストするほうが適してると言えるでしょう。

Ibanez TS9とIbanez TS9DXのどちらを選ぶか?

Ibanez「TS9」かIbanez「TS9DX」かどちらを選ぶか迷うと思います。

どちらを選ぶか迷った場合は、チューブスクリーマーの使い方で選びましょう。

Ibanez TS9を選んだ方がいい人

Ibanez「TS9」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

Ibanez TS9 Tubescreamer チューブスクリーマーの画像です

・よくマーシャルアンプを使う人

・マイルドなリードサウンドをつくりたい人

Ibanez「TS9」は、歪ませたマーシャルアンプ(リードチャンネル)をブーストすると、マイルドなサウンドをつくりやすいです。

歪みエフェクターとの組み合わせでもマイルドなサウンドになります。

Ibanez TS9DXを選んだ方がいい人

Ibanez「TS9DX」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

Ibanez TS9DX Turbo Tubescreamerの画像です

・歪みエフェクターと組み合わせて使う人

・図太く中低音を強化したい人

Ibanez「TS9DX」は、マーシャルアンプをブーストしてもいいですが、Ibanez「TS9」と区別するのであれば、歪みエフェクターと組み合わせるほうが効果的だと思います。

また、Ibanez「TS9DX」は、「MODE」の選択により中低音をブーストできます。

ただし、強力なモードを選択したからといって、歪みが増すわけではありませんので、注意しましょう。

今回のまとめ

今回は、Ibanez「TS9」とIbanez「TS9DX」の比較をしてみました。

似たようなモデルですが、チューブスクリーマーの使い方によって差が出てきますので、いろいろ試してみたいですね。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

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