こんにちは。
歪みエフェクターを組み合わせてみたいと思った時に、「どういった歪みエフェクターを選んだらいいのだろう?」と悩むことはありませんか。
今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。
今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。
<目次>
歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン2【チューブスクリーマー+TS系オーバードライブ】
Ibanez「TS9」などのチューブスクリーマーと同じような効果を持つオーバードライブをTS系オーバードライブと呼んだりしますが、チューブスクリーマーとTS系オーバードライブで組み合わせもできます。
TS系オーバードライブにも、さまざまなタイプがありますが、同じTS系オーバードライブを組み合わせる時は、歪みが少ないモデルを選ぶことがコツです。
具体例:チューブスクリーマー+TS系オーバードライブ
例として、Ibanez TS9DX(前段)とJOYO Sweet Baby Overdrive(後段)で組み合わせました。
Ibanez TS9DXとJOYO Sweet Baby Overdriveを組み合わせた理由は、この2つの歪みエフェクターを重ねた時に、上手くディストーションサウンドを作れたことが上げられます。
上手く重ねることで、ミドルが強調された歪みサウンドを作ることができます。
チューブスクリーマーとTS系オーバードライブを使うことで、それぞれの切り替えにより、クランチサウンドからディストーションサウンドへと幅広く対応できる点がメリットです。
また、バンドでエレキギターが2人いた場合、音域がかぶらないようにしたい時にも有効的です。
チューブスクリーマーのセッティングのコツ
前段のチューブスクリーマー(TS系オーバードライブ)セッティング
前段に使うチューブスクリーマー(TS系オーバードライブ)は、LEVELをMAXにしてブースターセッティングにします。
後段のTS系オーバードライブセッティング
後段のTS系オーバードライブは、軽く歪むクランチセッティングにします。LEVELはアンプから出る音量と同じくらいに設定しておきます。
さらに、
2つのTS系オーバードライブの歪み(DRIVE・GAIN)のツマミ合計値を目安として10にすると歪みが作りやすい傾向があります。(例えば、前段GAIN:後段GAIN=4:6)
関連記事はちら
TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う【ドライブ系とミッド系】 - effectornote
TS系オーバードライブを2個重ねた時の相性の見分け方
TS系オーバードライブを2個重ねた時に重要なのが各エフェクターとの相性です。
下記にまとめてみました。
他のモデルの組み合わせでも言えますが、
逆に、
マーシャルアンプなどの真空管アンプにも効果的
TS系オーバードライブはマーシャルアンプなどの真空管アンプとの相性が良いと言われています。
TS系オーバードライブとTS系オーバードライブの2個重ねは、アンプによって使い方が変わってきます。マーシャルアンプですでに歪ませている場合は、2つともブースターとしての使い方が良いと思います。
ミドルを強くアンプ側に入れて、アンプ特有の角が痛いサウンドを和らげたり、弾きやすくすることができます。また、アンプのセッティングをクリーン状態で使う場合も想定して、TS系オーバードライブ2個でディストーションサウンドを作れる組み合わせにしておくと便利です。
今回のまとめ
TS系オーバードライブは、たくさんのモデルがあります。その中からベストな組み合わせを選ぶのは大変な作業ですが、まずは、Ibanez TS9などのチューブスクリーマーを組み合わせてみるのが近道です。
【歪みエフェクターの組み合わせパターン・まとめ記事はこちら】