エフェクターノート

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【多彩なうねりを生み出す】BOSS BF-3 フランジャー【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、BOSS「 BF-3(フランジャー)」をご紹介いたします。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

BOSS BF-3 フランジャーとは?

BOSS「BF-3」は、わずかに遅らせた音にピッチの揺らぎを加え、原音と複合的にミックスすることで効果を得るモジュレーション・エフェクトです。

多彩なモードを搭載しており、スタンダードなフランジャーサウンドだけでなく、複数のエフェクターを組み合わせることで、斬新なサウンドを作ることができます。

また、ギターとベースそれぞれに最適化された入力端子を搭載し、ペダルによるタップ入力機能にも対応しています。

それでは、早速、見ていきましょう。

パープルカラーのボディ

BOSS「BF-3」は、パープルカラーです。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

他のBOSSコンパクトエフェクターと比べると、あまり見かけないカラーリングですね。

重さは、425g。(乾電池含む)

機能が多い分、やや重めのペダルとなっています。

LEDは赤色

BOSS「BF-3」は、赤色のLEDです。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

そこまでLEDは明るくありませんが、ON・OFFの視認は問題なくできます。

9Vのアダプターで電源供給できます

BOSS「BF-3」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいですね。

消費電流は、60mA。

BOSSのACアダプター「PSA-100」が使えます。

電池が使えます

BOSS「BF-3」は、電池が使えます。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。

フットスイッチについて

BOSS「BF-3」は、ペダル式のフットスイッチとなります。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいです。

コントロールノブについて

BOSS「BF-3」は、5つのコントロールノブから構成されています。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

・RES(上)=レゾナンス量(フィードバック量)を調節します

・MANUAL(下)=効果をかける中心周波数を調節します

・DEPTH=うねりの深さを調節します

・RATE=うねりの速さを調節します

・MODE=4つのモードを選択します

BOSS「BF-3」は、フランジャー特有のうねりを調節することができます。

全体的に、共通で言える効果として、「MODE」以外のコントロールノブを右に回すと効果が強まるところです。

「MANUAL」と「RES」が、上下2段と分かれているところが特長ですね。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

また、「MODE」は、「ULTRA」「STANDARD」「GATE/PAN」「MOMENTARY」の4つのモードを選択できます。

BOSS BF-3のMODEについて

BOSS「BF-3」の各モードについて、解説していきます。

ULTRA

STANDARDに比べ、より強力なフランジャー効果が得られます。

クセが強いサウンドになります。

STANDARD

通常のフランジャー効果が得られます。

GATE/PAN

モノ時は出力に急激な音量変化を加えます。

ステレオ時は出力を左右に振り、回転感のあるフランジャー効果が得られます。

このモードは、ややトレモロとディレイの中間のようなエフェクトのイメージがありますね。

MOMENTARY

本体ペダルを踏んでいる間だけフランジャー効果が得られます。

音色は「STANDARD」で、うねりは低い音域から始まります。

「MOMENTARY」モードでは、テンポ入力することができない仕様となっています。

テンポ入力機能について

BOSS「BF-3」は、ペダルスイッチによるテンポ入力で「RATE(うねりの速さ)」を設定することができます。

ペダルスイッチを長押しすると緑色のLEDが点灯し、赤色のLEDと交互に点滅します。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

テンポ入力を戻したい場合は、テンポ機能を長押してOFFにした状態で、「RATE」のコントロールノブを回すと元の状態に戻ります。

BOSS BF-3のセッティングについて

BOSS「BF-3」のセッティング例について考えてみました。

BOSS BF-3 フランジャーの画像です

・MANUAL=12時

・RES=12時

・DEPTH=12時

・RATE=12時

・MODE=STANDARD

BOSS「BF-3」のセッティングは、スタンダードなフランジャーサウンドを目指しました。

まず、「MODE」は、「STANDARD」に設定。

「RATE」は、右に回すほど、フランジャーのうねりが速くなりますので、程よく12時に設定しました。

「DEPTH」は、右に回すほど、うねりが深くなりますが、こちらも12時に設定。

「MANUAL」と「RES」は、セッティングの仕上げのようにアクセントをつける程度ですが、こちらも12時にしました。

このようにスタンダードなフランジャーサウンドにしたい場合は、基本12時にしておくと上手くセッティングができると思います。

他のモードやタップ機能もありますので、フランジャーにしては、多機能なイメージがありますね。

BOSS BF-3の感想

筆者が、BOSS「BF-3」を使うきっかけになったのは、ハイゲインディストーション(BOSS MT-2)と組み合わせて、ジェットサウンドを出したかったからです。

当時は、パワーコードやバッキングしか弾けなかったので、何かアクセントをつけたいと思っていました。

BOSS「BF-3」を使うと面白いサウンドが作れますので、いろんなフランジャーサウンドを楽しめます。

個人的には、「GATE/PAN」のモードが気に入っています。

こう改めて、BOSS「BF-3」を振り返ってみると、バリエーションが多いフランジャーモデルだなと感じます。

色んなフランジャーが詰まっているので、自分なりのオリジナルサウンドを作るときにはいいかもしれませんね。

他のエフェクターと組み合わせることで、斬新なサウンドが作れるので、エフェクトで遊んでみたい人にはおすすめです。

今回のまとめ

BOSS「BF-3(フランジャー)」をご紹介しました。

BOSS「BF-3」の価格は、1万円台後半とやや高めとなっています。

フランジャーは、バンドなどの実戦機として使う機会は少ないですが、音作りのスパイスとして導入すると面白いです。

以上、ご参考になれば幸いです。