エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

ZOOM G1 FOUR DIST1を使った音作りの方法【手順あり】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、ZOOM「G1 FOUR」のエフェクトにある「DIST1」を使った音作りについて、ご紹介いたします。

ZOOM G1 FOURの画像です

本記事内のリンクには広告が含まれています。

DIST1とは?

「DIST1」とは、BOSS「DS-1」をモデリングしたエフェクトになります。

ZOOM G1 FOUR DIST1の画像です

ほとんどの場合は標準で入っているエフェクトですが、もし入っていない場合は、G1 FOURの専用アプリ「Guitar Lab」より、エフェクトを追加する必要があります。

Zoom guitar Labの画像です

DIST1の音作りの手順

それでは、「DIST1」を使った音作りの手順を説明していきます。

まず任意のパッチを選択します

50〜59ので空いているパッチを任意で選びます。

ZOOM G1 FOURの58パッチメモリーの画像です

筆者は、空いていた58のパッチで登録を進めていきます。

エフェクトの選択は、ZOOM「G1 FOUR」の左上のボタンを押し、「EDIT」モードに切り替えます。

DIST1を登録します

はじめに、DRIVEの「DIST1」を2番に登録します。

ZOOM G1 FOURの画像です

2番に登録する理由は、後述しますが、他のエフェクトを前段に追加するためです。

先ほどの「DIST1」を選択します。

ZOOM G1 FOUR DIST1の画像です

「DIST1」のセッティングは、以下の通りです。

ZOOM G1 FOUR DIST1のセッティング画像です

・Gain=60

・Tone=40

・VOL=40

・COMP=ORG

2番に「DIST1」が登録されました。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

DIST1だけでは使えるサウンドにはならない

「DIST1」だけでは、使える歪みサウンドにはならないため、さらにエフェクトを追加する必要があります。

DIST1の前段にTS Driveを追加する

まず、1番を選択します。

ZOOM G1 FOURの画像です

そして、DRIVEの「TS Drive」を選択しましょう。

ZOOM G1 FOUR TS Driveの画像です

以下が、「TS Drive」のセッティングです。

ZOOM G1 FOUR TS Driveのセッティング画像です

・Gain=5

・Boost=OFF

・Tone=50

・VOL=60

DRIVEの「TS Drive」は、チューブスクリーマーのようにミッドが強いオーバードライブなので、前段に組み合わせることで、サウンドにエッジが効いてくるようになります。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

①「TS Drive」→②「DIST1」の順番になりました。

DIST1の後段「FD DLXR」を追加する

今度は、3番を選択します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

そして、AMPの「FD DLXR」を選択しましょう。

「FD DLXR」は、「Fender `65 Deluxe Reverb」をモデリングしたエフェクトです。

ZOOM G1 FOUR FD DLXRの画像です

以下、「FD DLXR」のセッティングです。

「FD DLXR」のセッティングは、3ページに分けられていますので、4番のコントロールノブを右に回すとページを移すことができます。

ZOOM G1 FOUR FD DLXRのセッティングの画像です

ZOOM G1 FOUR FD DLXRのセッティングの画像です

ZOOM G1 FOUR FD DLXRのセッティングの画像です

・Input=NORMAL

・Bass=45

・Treble=65

・Gain=60

・VOL=60

・Depth=10

・Speed=50

「FD DLXR」を追加することで、「DIST1」の特徴がより強調されます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

①「TS Drive」→②「DIST1」→③「FD DLXR」の順番になりました。

これで、「DIST1」を使った音作りが完成です。

仕上げとしてディレイを入れる場合

最後に、好みでディレイを入れるとできあがりです。

今回は、DELAYの「TapeEcho」を選びました。

TapeEchoを追加する

まず、4番を選択します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

そして、DELAYの「TapeEcho」を選択します。

ZOOM G1 FOUR TapeEchoの画像です

以下が、「TapeEcho」のセッティングです。

ZOOM G1 FOUR TapeEchoのセッティング画像です

・Time=500

・F.B=60

・Mix=55

・Tail=OFF

「TapeEcho」は、ショートディレイのセッティングにしました。

ディレイのフィードバック(F.B)やミックス(Mix)がやや強いと感じる場合は、少し下げるといいです。

もし、ディレイが必要ない人は、登録しないか、エフェクトをOFFにしておきましょう。

完成したパッチ構成

完成したパッチのエフェクト構成です。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

①「TS Drive」→②「DIST1」→③「FD DLXR」→④「TapeEcho」の順番になりました。

4つのエフェクトで構成しましたので、あと1つのエフェクトを追加することができます。

リバーブなどお好きなエフェクトを入れてもいいですね。

また、パッチに入れたエフェクトは、後で順番を入れ替えすることができます。

www.effectornote.com

最後にパッチ名を登録して完了

最後に、パッチ名を登録して完了です。

パッチ名を登録するには、名前をつけたいパッチを選択し、「SETTING」を押します。

ZOOM G1 FOURの画像です

次に、「PATHC」を選択=2番のボタンを押します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

すると、文字スペースが点滅しますので、アルファベットと数字・記号を入力することができます。

ZOOM G1 FOURの画像です

操作方法は、1のコントロールノブ「CHAR」で文字を選択し、2と3のコントロールノブで、文字を入れたい箇所を選択できます。

3のコントロールノブ「SKIP」は、「空欄→英大文字→英小文字→数字→記号」の順番でカテゴリーを選択できますので、入力の省略に便利です。

4のコントールノブ「VALUE」は、パッチメモリーの音量を調節します。

初期値「LEVEL100」ですが、そのままで大丈夫です。

最後に、もう一度、「SETTING」を押すと、登録されたパッチ名が表示されます。

ZOOM G1 FOURの画像です

今回は、「DIST1」にするとエフェクト名とかぶるため、「Distortion」というパッチ名にしました。

今回のまとめ

ZOOM「G1 FOUR」の「DIST1」を使った音作りの方法ご紹介いたしました。

「JC-120(ジャズ・コーラス)」でも使えるようにセッティングしてありますので、ぜひご活用して頂けたらと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

<ZOOM G1 FOURの関連記事はこちら>

www.effectornote.com

www.effectornote.com

www.effectornote.com

www.effectornote.com

www.effectornote.com

<ZOOM G1 FOURのレビュー記事はこちら>

www.effectornote.com