エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

エフェクターボードの電源よるノイズ対策【デジタルエフェクター】

こんにちは。

エフェクターボードを組む際に気になることは、たくさんのエフェクターをつないだ時に出てくるノイズだと思います。今回は、エフェクターの電源においてのノイズ対策を考えてみたのでご紹介します。

エフェクターボードの電源よるノイズ対策

エフェクターボードの画像です。

エフェクターボードを組む際に、気をつけたいことにあげられるのがノイズ対策です。ノイズの原因としては、歪みエフェクターのゲインの上げすぎやパッチケーブルなど様々な原因がありますが、電源からのノイズ対策も重要です。では、何から始めたらいいのでしょうか。

デジタルエフェクターがノイズを出しやすい

BOSS DD20の画像です。

エフェクターには、大まかな作りとしてアナログとデジタルのエフェクターの2つがあります。その中でも、チューナーやデジタルエフェクターがノイズを出しやすいものとなります。そのデジタルエフェクターと電源が他のエフェクターとつながっていれば、ノイズがケーブルを伝わって、結果的にノイズをエフェクターボード内で広げていることになります。

多機能ディレイモデルは電源を分ける

BOSSのアダプターの画像です。

筆者も必ずやっていることですが、多機能ディレイモデルの電源は、専用アダプターを使いコンセントから電源を入れるようにしています。多機能ディレイモデルとは、いくつかの種類のディレイをメモリーできるようなモデルです。また、BOSSのコンパクトタイプのデジタルディレイ(DD7など)も、極力、ACアダプターをそのエフェクターに対して1個使うようにしています。他のエフェクターとデジタルディレイと電源を分けることにより、デジタルエフェクターのノイズを伝わないようにするためです。

実際に電源を分けている例

BOSSのアダプターの画像です。

例えば、BOSSのDD20 GIGA DELAYは、多機能ディレイとなります。エフェクターボードにはパワーサプライを搭載していますが、このディレイだけにBOSSのACアダプター(別売)を1つをコンセントに差しています。

LINE6のDL4のアダプターの画像です。

LINE6のDL4の場合も、DL4専用のアダプター(別売)があり、それを使用しています。デジタルエフェクターはアナログエフェクターと比べて、消費電力が多いものが多いため、そのモデルに対応した適切なアダプターを使うことが大切です。 

PROVIDENCEのCHRONO DELAYのアダプターの画像です。

PROVIDENCEのCHRONO DELAY DLY-4の場合も、CHRONO DELAY専用のアダプターが付属されており、それを使うようにしています。

結果的にノイズが少ないエフェクターボードへ

エフェクターボードの画像です。

デジタルエフェクターと他のエフェクターの電源を分けることにより、ノイズが少ないエフェクターボードになります。エフェクターボードを組んでみて感じることは、デジタルディレイの電源の扱いはとても重要です。デジタルディレイなどのデジタルエフェクターを使っていて、ノイズが多い場合は電源を一度、再確認してみてはどうでしょうか。

ご参考になれば幸いです。読んで頂きありがとうございました。

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