エフェクターノート

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エフェクターボードを軽くする方法

こんにちは。

エフェクターボードに組み込んでいて、いざ持ち上げたら「あれ?ズッシリ重い…」なんてことありませんか?こんな重いエフェクターケース持ってスタジオに行くなんて、大変だなと思った時の軽くする方法をまとめてみたのでご紹介します。

エフェクターケースの画像です。

エフェクター5個くらいで約3kgの重さになる

エフェクターボードの画像です。

例えば、上の写真のように、エフェクター5個(1個300〜400g)をエフェクターボードに組み込むと、パッチケーブルやACアダプターを合わせて3kgぐらいになってしまいます。エフェクターボードは意外に重くなりがちです。少しでも軽く持ち運ぶにはどうしたらいいのでしょうか。

Fulltone OCDをメインの歪みにしたエフェクターボード - エフェクターノート

軽くする方法 その1・アンプの歪みを使う

Marshall JCM900の画像です

まず、一つ目としては、アンプの歪みを使うことです。

スタジオで代替えが利くものは変えていく発想で、歪みエフェクターをアンプの歪みにすることで一つエフェクターを減らすことができます。ただし、JC120を使う場合は歪みエフェクターは必要となることが多いので、あくまでマーシャルなどの真空管アンプが置いてあるスタジオが前提となります。

軽くする方法 その2・必要最低限のエフェクターだけ持っていく

チューブスクリーマーとアナログディレイの画像です。

2つ目としては、必要最低限のエフェクターだけ厳選して持っていくことです。

歪みエフェクターは、アンプの歪みで代用できるので、あとはブースター系のエフェクターとディレイなどの空間系エフェクターを持っていくと便利です。

軽くする方法 その3・ミニサイズエフェクターに変える

ミニサイズエフェクターが2つ並んでいる画像です。

3つ目は、エフェクターをミニサイズにしてしまうことです。

エフェクターを厳選した後に、ミニサイズのエフェクターを選ぶことで、さらに軽くすることができます。

上の画像は、TRIAL「Pocket TS」(TS系オーバードライブ)とEffects Bakery「のFrench Bread Delay」(アナログディレイ)のミニサイズエフェクターで軽量化した例。

超軽量化エフェクターボードのススメ - エフェクターノート

軽くする方法 その4・エフェクターの電源を電池かACアダプターにする

ACアダプターの画像です。

4つ目は、電源周りを最小限にすることです。

エフェクターボードで、意外に重たくなる原因は、電源供給に必要なパワーサプライです。最近では、パワーサプライもコンパクト化されていますが、少しでも軽くするため、パワーサプライを使わずに電池かACアダプターを使うことをオススメします。ただし、空間系のディレイペダルは消費電力が激しいので、ACアダプターを推奨します。

軽くする方法 その5・マルチエフェクターを使う

5つ目は、マルチエフェクターを使うことです。

マルチエフェクターについても、様々なモデルが出ていますが、マルチエフェクターもコンパクトなモデルを選んで持っていくことです。マルチエフェクター があれば、1台で歪みエフェクターやブースター、コーラスなどモジュレーション系、空間系ディレイのサウンドを出すことができます。ただし、操作やセッティングが必要なため、初心者の方には難易度が上がります。

まとめ

エフェクターボードを軽くする方法を書いてみましたが、改めて、下記にまとめておきたいと思います。

その1・アンプの歪みを使う(歪みエフェクターは外す)

その2・必要最低限のエフェクターだけ持っていく(使うエフェクターを絞る)

その3・軽量化するためミニサイズエフェクターを選ぶ(一個一個軽くする)

その4・エフェクターの電源を電池かACアダプターにする(電源もコンパクトにする)

その5・マルチエフェクターを使う(軽いマルチエフェクターを選ぶ)

ご参考にして頂ければと思います。