エフェクターノート

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XOTIC EP booster ブースターの使い方【歪み系エフェクターの前か後ろかどっち?】

こんにちは。

今回は、XOTIC「EP Booster(ブースター)」の使い方について、ご紹介いたします。

XOTIC EP Boosterの画像です

XOTIC EP booster ブースターとは?

XOTIC「EP Booster(ブースター)」は、ジミー・ペイジ、エディ・ヴァン・ヘイレンブライアン・メイエリック・ジョンソンなど、トップミュージシャンが使っていたと言われるエコープレックスを小型化したプリアンプ・ブースターとなります。

本来、エコープレックスはディレイ効果を得るための装置ですが、「通しただけで音が太くなる」「音がしまる」という目的でプリアンプ的に使用されていました。

ウォームでコシのあるプリアンプサウンドを手軽に得られるブースターです。

XOTIC EP booster ブースターの使い方は2通りある

XOTIC「EP Booster」は、つなぐだけでもバイパス音が太くなるという効果がありますが、大きく分けると2通りの使い方があると思います。

その使い方の基準となるのが、「歪み系エフェクター」との組み合わせです。

XOTIC「EP Booster」は、歪み系エフェクターの前につなぐか、後ろにつなぐかで効果が変わってきます。

今回は、歪み系エフェクターとして、BOSS「DS-1(ディストーション)」を使って試してみました。

BOSS DS-1の画像です

それぞれで、比較しながら見ていきましょう。

歪み系エフェクターの前につないだ場合

まず、歪み系エフェクターの前につないだ場合を試してみました。

BOSS「DS-1」の前に、XOTIC「EP Booster」をつなぎます。

XOTIC EP BoosterとBOSS DS-1の画像です

XOTIC「EP Booster」のセッティングは以下の通りです。

GAIN=0

<内部ディップスイッチ>

1(GAIN+3db)=ON

2(ブライト)=ON

XOTIC「EP Booster」をONにしなくとも、BOSS「DS-1」のサウンドが、少し太くなっているのがわかります。

ここで、XOTIC「EP Booster」のセッティングを0にしてONにしてみました。

XOTIC EP Boosterの画像です

すると、BOSS「DS-1」のサウンドは、音量は変わりませんが、さらに太くなりました。

6弦を弾くと、低音とGAINが上がっていることがわかります。

いろんな弾き方をしてみましたが、コンプレッション感がでて、音が伸びるようになりました。

常時ONにしておけば、チューブスクリーマーやディレイがなくても、音を伸ばすことができる点もメリットですね。

また、XOTIC「EP Booster」のコントロールノブ「GAIN」を右回すほど、歪みを加えることができます。

コントロールノブ「GAIN」については、歪み系エフェクターの兼ね合いで決めるといいでしょう。

歪み系エフェクターの後ろにつないだ場合

次に、歪み系エフェクターの後ろにつないだ場合を試してみました。

BOSS「DS-1」の後ろに、XOTIC「EP Booster」をつなぎます。

XOTIC EP BoosterとBOSS DS-1の画像です

XOTIC「EP Booster」のセッティングは以下の通りです。

GAIN=0

<内部ディップスイッチ>

1(GAIN+3db)=ON

2(ブライト)=ON

XOTIC「EP Booster」を0にしてOFFにすると、前につないだ場合と同様に、少しBOSS「DS-1」のサウンドが太くなっています。

XOTIC「EP Booster」をONにしてみました。

XOTIC EP BoosterとBOSS DS-1の画像です

すると、BOSS「DS-1」の音量が「ボンッ」と跳ね上がります。

コントロールノブを0にしても、相当な音量と低音がブーストされる結果になりました。

XOTIC「EP Booster」を歪み系エフェクターの後ろにつなぐと、かなりONとOFFとでの音量差がありますが、ギターソロなどの一時的なブースターで使うととても強力なサウンドになります。

試しに、XOTIC「EP Booster」の内部ディップスイッチをOFFにして調節してみました。

XOTIC EP Boosterの内部ディップスイッチをOFFした画像です

XOTIC「EP Booster」のセッティングは以下の通りです。

GAIN=10時

<内部ディップスイッチ>

1(GAIN+3db)=OFF

2(ブライト)=OFF

内部ディップスイッチを、1と2両方ともOFFにしてみました。

コントロールノブの「GAIN」を0のままでONにすると、逆に、弱々しいサウンドになってしまいました。

そのため、コントロールノブの「GAIN」を10時あたりに上げることで、音量を上げる必要があります。

しかし、XOTIC「EP Booster」の持つ低音はそのまま残りますので、この点は、ブースターとして好みが分かれるポイントだと思います。

内部ディップスイッチの「2.ブライト」だけ上げる(1.GAINをOFF)にすると、サウンドのハリだけ残せるので、このセッティングのほうが使いやすいかもしれません。

XOTIC EP Boosterの内部ディップスイッチの2をONした画像です

XOTIC EP booster ブースターの使い方の感想

今回は、XOTIC「EP Booster」と「歪み系エフェクター」を組み合わせて試してみました。

筆者としては、XOTIC「EP Booster」を、歪み系エフェクターの前につないでプリアンプ的に使ったほうが好みでした。

また、ローゲインにしたオーバードライブにGAINを足して、クランチ〜オーバードライブといった歪みをコントロールする使い方もできると思います。

歪み系エフェクターの後ろで使う場合は、内部ディップスイッチを調整することで、ブースターとしても十分使えます。

XOTIC「EP Booster」は、どんな使い方でもサウンド面でサポートしてくれるモデルですね。

今回のまとめ

今回は、XOTIC「EP Booster」の使い方についてご紹介いたしました。

XOTIC「EP Booster」の使い方は、人それぞれですが、自分に合った使い方が見つかるといいですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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