エフェクターノート

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【エコープレックスを小型化したプリアンプ】XOTIC EP Booster ブースター【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、XOTIC「EP Booster(ブースター)」をご紹介いたします。

XOTIC EP Boosterの画像です

XOTIC EP Booster ブースターとは?

XOTIC「EP Booster(ブースター)」は、ジミー・ペイジ、エディ・ヴァン・ヘイレンブライアン・メイエリック・ジョンソンなど、トップミュージシャンが使っていたと言われるエコープレックスを小型化したプリアンプ・ブースターとなります。

本来、エコープレックスはディレイ効果を得るための装置ですが、「通しただけで音が太くなる」「音がしまる」という目的でプリアンプ的に使用されていました。

ウォームでコシのあるプリアンプサウンドを手軽に得られるとのことです。

それでは、早速、見ていきましょう。

小さいけどズッシリと重い筐体

XOTIC「EP Booster」は、ミニサイズのエフェクターの中でも、重量感があるモデルです。

XOTIC EP Boosterの画像です

重さは、約260g

重厚で頑丈なつくりになっています。

LEDは視認がいい青色

XOTIC「EP Booster」は、青色のLEDとなっています。

XOTIC EP Boosterの画像です

かなり輝度が高いので、視認性がいいです。

真上から見ると、眩しいので直視は避けたほうがいいと思います。

9Vのアダプターで電源供給できます

XOTIC「EP Booster」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

XOTIC EP Boosterの画像です

DCジャックは、上側面に付いていますので、ケーブルの配線がしやすいです。

消費電流は、5mA。

ACアダプターについては、特に指定がなさそうですので、筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライを使用しています。

ちなみに、XOTIC「EP Booster」は、18Vまで対応しています。

9Vから18Vまでの外部電源も使用できるので、余裕のヘッドルームであらゆる楽器に対応します。

電池が使えます

XOTIC「EP Booster」は、電池が使えます。

XOTIC EP Boosterの画像です

電池を使うときは、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。

裏フタを開けると、すぐ電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。

内部ディップスイッチがあります

XOTIC「EP Booster」は、裏フタを開けると、内部ディップスイッチがあります。

XOTIC EP Boosterの画像です

2つのスイッチの効果は以下の通りです。

[1]=+3dBゲイン

[2]=ブライトスイッチ

1のスイッチは、GAINを調節することができます。

GAINを抑えたいときは、OFFにします。

2のスイッチは、トーンを調整します。

ONにすると明るくなり、OFFにするとトーンを抑えることができます。

内部ディップスイッチは、いろいろ試してみて、自分好みの設定を見つけるといいですね。

シールドが挿しやすい

XOTIC「EP Booster」は、インプット(アウトプット)ジャックの位置が高く設計されています。

そのため、エフェクターボードの最前段に組み込むときに、シールドが挿しやすいです。

XOTIC EP Boosterの画像です

フットスイッチについて

XOTIC「EP Booster」のフットスイッチです。

XOTIC EP Boosterの画像です

踏みやすいフットスイッチになっています。

他のミニエフェクターと比べて、スイッチの位置がギリギリ手前についてることが特徴です。

コントロールノブについて

XOTIC「EP Booster」は、1つのコントロールノブのみです。

XOTIC EP Boosterの画像です

・GAIN=音量+歪み

XOTIC「EP Booster」は、シンプルにコントロールノブ1つだけです。

コントロールノブの表記が書かれてないですが、「GAIN」でいいと思います。

コントロールノブをMAXにすると、低音と音量が増し、少し歪んだサウンドになります。

「GAIN」のコントロール範囲は、±20dBとなっています。

XOTIC EP Boosterのセッティングについて

XOTIC「EP Booster」のセッティング例について考えてみました。

XOTIC EP Boosterの画像です

・GAIN=0(ゼロ)

今回は、XOTIC「EP Booster」をクリーンアンプに使う前提でセッティングをしました。

「GAIN」は、0(ゼロ)にしました。

XOTIC「EP Booster」をONにすると、明らかに音が太くなり、音が前に出てきます。

「GAIN」を上げすぎると、低音が強く出てきますので、抑えたい場合は、内部のディップスイッチで調整するといいと思います。

OFFのままでも、クリーンサウンドが引き締まるように感じられます。

XOTIC EP Boosterの感想

筆者が、XOTIC「EP Booster」をはじめて使ったときは、歪みエフェクターの後ろにつなぎ、音量アップのクリーンブースターとして使っていました。

しかし、XOTIC「EP Booster」は、かなり低音が出るブースターなのもあり、サウンドの迫力についていけないこともしばしばありました。

XOTIC「EP Booster」の良さは、冒頭にも書きましたが、「通しただけで音が太くなる」「音がしまる」といったプリアンプ的な効果です。

アンプのクリーンサウンドは、意外にもペラペラなことが多いです。

音が細いと、ライブやバンドでの存在感がなくなってしまいます。

そんなときに、XOTIC「EP Booster」をONにするだけで、太くウォームなクリーンサウンドが簡単に手に入ります。

サスティーン(音の伸び)も加わるので、ギターが弾きやすくなるのもいいですね。

ディストーションのように劇的な変化があるエフェクターではありませんので、サウンドに聞き慣れた玄人向けのモデルと言えるかもしれません。

XOTIC「EP Booster」は、内部ディップスイッチを搭載していますので、音作りのベースを見直したい人にはいいと思います。

今回のまとめ

XOTIC「EP Booster」をご紹介いたしました。

XOTIC「EP Booster」は、1万円台後半〜2万円近い価格になっていますが、音を太くするには最適なプリアンプです。

XOTIC「EP Booster」の良さがわかると手放せないモデルになりそうですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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