エフェクターノート

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FULL-DRIVE2 MOSFET シュミレーションレビュー

FULL-DRIVE2 MOSFET シュミレーション レビュー

こんにちは。

今回は「FULL-DRIVE2 MOSFET シュミレーションレビュー」について書きたいと思います。

FULL-DRIVE2 MOSFET

今回のFulltone「FULL-DRIVE2 MOSFET」「TS系オーバードライブ」TS系オーバードライブとなります。以前に2in1タイプ(歪み+クリーンブースター搭載)のエフェクターを探していた時に、気になり試しで購入してみたので、簡単にご紹介したいと思います。

 

【FULL-DRIVE2 MOSFETの構成】

FULL-DRIVE2 MOSFET

「FULL-DRIVE2 MOSFET」の構成は、まず右側が「BOOST」スイッチで、ブースターになります。左側が「ON/ OFF」スイッチで、こちらがオーバードライブになります。

FULL-DRIVE2 MOSFET

オーバードライブ側のセクションは3つのツマミから構成されています。

左から「VOLUME」「TONE」「OVERDRIVEとなります。

セッティングは全て12時くらいにしてありますが、ミニアンプRoland「MICRO CUBE」MICRO CUBEで音量や歪み加減などON/ OFFで確認したところ、こういった位置になりました。シュミレーションでツマミが12時になるエフェクターIbanez「TS9」Ibanez TS9と同じ印象です。

FULL-DRIVE2 MOSFET TONE

「TONE」はMAXにすると高域が上がってきますが、イヤな高音ではないので、程良い効きだと思います。

FULL-DRIVE2 MOSFET OVERDRIVE

 「OVERDRIVE」のツマミもMAXにすると歪みが増していきますが、程良いところまで歪んでくれます。オーバードライブといった感じがします。「FULL-DRIVE2 MOSFET」はしっかり設計されている印象がします。

FULL-DRIVE2 MOSFET ミニスイッチ

 さらに、オーバードライブ側のセクションに「TONE」「OVERDRIVE」の間にはミニスイッチが1つ付いております。こちらは、またシュミレーションしながら説明したいと思います。

 

FULL-DRIVE2 MOSFET BOOST

 ブースト側のセクションは、「BOOST」のツマミ1つとなります。

 FULL-DRIVE2 MOSFET BOOSTミニスイッチ

ブースト側のセクションにも、ミニスイッチが1つ付いてます。

 

【FULL-DRIVE2 MOSFET ミニスイッチの効果 オーバードライブ側】

FULL-DRIVE2 MOSFET ミニスイッチの効果

オーバードライブ側のミニスイッチは3つのモードがあります。

1番上から「CompCut」「FM(Flat-Mids)」「Vintage」のモードになります。

FULL-DRIVE2 MOSFET CompCut FM(Flat-Mids) Vintage

まず、わかりやすく真ん中の「FM(Flat-Mids)」モードから試したいと思います。こちらのモードは、調べたとこによると原音とドライブ音をミックスするモードらしいです。弾いた印象としては、普通に良い感じのオーバードライブでした。

FULL-DRIVE2 MOSFET Vintageモード

次にミニスイッチを下に入れて「Vintage」モードにしました。

こちらのモードは、「FM(Flat-Mids)」モードよりも歪みが増しました。少し濁る印象もありますが、恐らく原音がなくなりドライブ音のみのモードになります。

 

FULL-DRIVE2 MOSFET CompCutモード

最後に、1番上の「CompCut」モードにすると音量が跳ね上がりました。原音が強く出ます。アタック感が増す感じでしょうか。

 

イメージ的には、上にすると「音量」、下にすると「歪み」、そして真ん中は「ミックスそんなイメージになると思います。

 

3つのモードを試してみましたが、個人的にはシュミレーション段階では「FM(Flat-Mids)」モードが一番使いやすいのではと思います。

 

【FULL-DRIVE2 MOSFET ミニスイッチの効果 ブースト側】

FULL-DRIVE2 MOSFET ブーストミニスイッチ

同様にブースト側のミニスイッチも試したいと思います。「Standard」と「Mosfit」の2つのモードになります。

FULL-DRIVE2 MOSFET ブーストミニスイッチ Standard

「Standard」は名の通り、通常モードになります。

FULL-DRIVE2 MOSFET ブーストミニスイッチ Mosfit

「Mosfit」モードにすると、歪みが増します。歪みと低音や音の芯が太くなるといった感じでしょうか。

 

【FULL-DRIVE2 MOSFETで気をつけたいこと】

「FULL-DRIVE2 MOSFET」FULL-DRIVE2 MOSFETのシュミレーションで気付いたことがあります。

FULL-DRIVE2 MOSFET

「FULL-DRIVE2 MOSFET」はブースター付きオーバードライブではありますが、オーバードライブ側の「OVERDRIVE」ツマミとブースト側の「BOOST」が、繋がっていて2つで1つになっている点です。

 

FULL-DRIVE2 MOSFET 

例えば、「OVERDRIVE」を MAXに歪ませた状態で「BOOST」を ONにしてツマミを上げていても、これ以上は「音量」も「歪み」も上がりません。「Mosfit」モードにすれば、多少は歪みが増して、音が太くなります。

FULL-DRIVE2 MOSFET

逆に、「OVERDRIVE」を 9時くらいに抑えた状態で「BOOST」をONにすると、歪む効果が出てきます。正確に言えば効果がでてきやすくなります。

OVERDRIVE」10+「BOOST」10=20ではなく、OVERDRIVE」10+「BOOST」10=10で、歪みのMAXは10までが限度です。歪みのMAXは10プラスαで各モードで微調整をするといった使い方になると思います。

つまりのところ、「FULL-DRIVE2 MOSFET」は「歪み+クリーンブースター搭載」の2in1ペダルではなく「単体型のTS系オーバードライブ」になります。

もし、「歪み+クリーンブースター搭載」のエフェクターをお探しの場合は、「FULL-DRIVE2 MOSFET」は、2in1ではないので注意が必要です。(筆者は勘違いしました)

なので、あまりブースター側は使用頻度は少ないと思われます。「OVERDRIVE」側をOFFにして、アンプをクリーン状態で「BOOST」をONにしても、音量や歪みは上がらず、何も変化はありません。

「FULL-DRIVE2 MOSFET」は1個の「T S系オーバードライブ」と認識した方がいいと思います。

サウンドに関しては、あまりミニアンプで試してめ「TS系オーバードライブ」TS系オーバードライブは、こもったサウンドになるだけなので、実際のスタジオで試したいと思います。シュミレーションした印象では「安定感のあるオーバードライブ」でした。

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ちなみに、Leqtique「9/9」Leqtique 9/9を後段に設置して、組み合わせみるとRolandMICRO CUBE」では、良い感じのサウンドにはなりました。シュミレーションでは良好です。 

以上、 「FULL-DRIVE2 MOSFET シュミレーション レビュー」でした。