エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

クリーントーンの音作りを考える②

こんにちは。

 

さて、今回は引き続き「クリーントーンの音作りを考える②」です。

 

前回同様、バンドアンサンブルにおいて、バンド全体の音量バランスを保ったまま、クリーンサウンドでギターの音を出すことについて考えていきたいと思います。

 

前回の問題点のまとめです。

【自分がクリーンの音で気になったこと※Masrall JCM 2000使用時】

①クリーンと歪みの切り替えの時にディストーションなどのエフェクターで切り替えると不自然

②クリーンの音がキンキンして、弾きずらい

③アンプのクリーンの音に存在感がなくバンドでギターの音が目立たない

 

上記の問題点をふまえて、今回は実際にバンド練習でスタジオで試したことを書きたいと思います。

 

【最初に弾いたセッティング】

まず、問題点に思ったセッティングはアンプのクリーンセッティングで弾きました。

 本番のライブ会場の使えるアンプが「マーシャルJCM2000」と「JC120」でしたので、よく自分が使う「JCM2000」のクリーンチャンネルを試してみました。

 マーシャル「JCM2000」で、クリーントーンでセッティングするにあたって、基本的には個人的には2つのセッティングがあると考えています。

どちらもクリーンチャンネルですが、「CRUNCH(クランチ)」ボタンを、ONにするかOFFにするかのどちらか。

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↑ONの状態です。

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↑OFFの状態です。

この「CRUNCH(クランチ)」ボタンを押すか押さないかで、「JCM2000」のクリーンの音色が変わると考えています。(ONだとボリュームが上がるのでセッティングに注意)

CRUNCH OFF」のセッティングのクリーンは真空管らしい温かみのある音でいいのですが、音がバンドでは埋もれがち。

CRUNCH ON」のセッティングは、音が前に出ていいのですが、好みの問題もありますが、音が極端に硬くなり金属音が目立ち、ゆったりとした曲に合わない気がしました。

クリーンチャンネルでアンプのイコライザを調整してもいいのですが、間奏で歪み系ディストーションを使うことと、そのまま他の違う曲もすぐ弾くこともあったため、アンプはできるだけフラットに近いイコライジングで行こうと決めました。(presenceは0で、あとは10時ぐらい)

 

【色々なエフェクターを試す】

次に、音抜けをよくするためBOSSの「SD1」を使ってみたり、クリーンブースター(micro ampなど)を使って色々試したものの、どうも納得いかない音が続き、やはりアンプのそのままのクリーンで弾こうかと諦めていたところ、問題点を解決してくれたのが普段使っているBOSSの「ST2」でした。 

 

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 このBOSSの「ST2」はアンプライクと言われるディストーションで、マーシャルサウンドが出るエフェクターです。意外にも、このペダルが理想の音を出しくれました。

 

自分はアンプの歪みよりもエフェクターで歪みを作るタイプで、このBOSS「ST2」をマーシャルJCM2000の「CRUNCH ON」にして使うことが多いです。

理由としては、マーシャルJCM2000はヘッドアンプに個体差があり、エフェクターだと安定して同じサウンドを出せるので、あえてエフェクターを使用して弾いてます。普段はスタジオにあるアンプを使用しており、物によってはマーシャルアンプの歪みが良いものもありますが、安定といった意味でエフェクターを選択してます。

(アンプ直は音抜けや迫力の観点では良いかもしれませんが、バンド全体を考えるとボーカルの邪魔することもあるので、今回はあくまでも曲の雰囲気と音量バランスを保ったままギターの音抜けと存在感を出す工夫という観点で試行錯誤してます)

 

【ギターボリュームを使ってコントロールする】

さて、このBOSS「ST2」によって問題点を解決した使い方は、エフェクターを常にONにして、ギター側のボリュームを絞り(PRSでは2〜3あたり)クリーントーンを作ることで解決しました。

 

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 BOSSの「ST2」の特性として、ギターボリュームのコントロールの反応の良さに初めて気づいたことです。

不思議とギターボリュームを絞ると歪みからクリーントーンに変わっていきます。その弾いた時の音のバランスの良さとアンプのクリーンでは出ない艶やかさがある音がでました。このBOSS「ST2」をアンプで使うメリットはサウンドのバランス(ベース・ミドル・トレブル)が良いことだと思ってます。マーシャルアンプのドンシャリな歪みを整えてくれるという感覚でしょうか。

この方法によって、問題点のトレブルが強調のキンキンサウンドではなく、艶やかな弾きやすいクリーントーンに変化しました。

 

【演奏でのゲインコントロール

はじめはギターボリュームを2〜3ぐらいに絞って弾きはじめます。

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間奏時の歪みに切り替える時はギターボリュームをフルテン(MAX10)に上げて、ディストーションへ。

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そして、またクリーンにする時はギターボリュームをま2〜3ぐらい(4〜5だとクランチ気味になる)へ歪みをコントロールして弾くということで解決できました。

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演奏中のコントロールは多少慣れが必要ですが、元々サウンドが歪んでいるので、自然に歪みとクリーンを調整できます。

手元が忙しく間に合わない場合は、ハイインピーダンスのボリュームペダルを使ってゲインコントロールする方法もいいかなと思います(こちらも足で加減する練習は必要)

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そして、最後のクリーントーンの存在感を出す工夫については次回書きたいと思います。