こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、アンプの歪みorエフェクターの歪みどっちを選ぶかについて、解説していきたいと思います。
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アンプの歪みorエフェクターの歪みどっちを選ぶか?
アンプの歪みorエフェクターの歪みどっちを選ぶかについては、かなり悩ましい問題ですね。
前提として、この記事は、エレキギターの初心者向けに書いています。
先に、筆者としての結論を言えば、大型スタックアンプを持っていないのであれば、エフェクターの歪みを選んだほうがいいです。
理由としては、以下の4つがあげられます。
・大型アンプは持ち運ぶのに大変
・リハーサルスタジオのマーシャルアンプは個体差や状態で音が違う
・JC120しかない場合は歪み系エフェクターが必須
・初心者はエフェクターの歪みのほうが弾きやすい
それでは、詳しく解説していきます。
大型アンプは持ち運ぶのに大変
プロでもない限り多くの人にとっては、リハーサルスタジオの大型アンプを使うことになると思います。
いきなり大型アンプを購入することもハードルが高いです。
中には、趣味で自宅の防音環境が整っていたり、マイスタジオを持つ人もいるかもしれませんが、少なくともエレキギター初心者の人にはリハーサルスタジオを使うことは多いでしょう。
もし、仮に大型アンプを持っていたとしても、大きな音を出す環境が自宅にないとなれば、アンプを持ち運ぶ必要が出てきます。
大型アンプとなると、車を使わないと難しいです。
リハーサルスタジオで持ち込んで練習するにも一苦労します。
大型アンプを持ち込むよりも、歪み系エフェクターを持っていき、リハーサルスタジオの大型アンプを使ったほうが楽ですよね。
リハーサルスタジオのマーシャルアンプは個体差や状態で音が違う
リハーサルスタジオでは、Marshall JCM900やMarshall JCM2000などが置いてあれば、エフェクターなしでアンプで歪ますことができます。
しかし、マーシャルアンプは、同じモデルでも個体差やメンテナンスなどの状態によって、音が変わってくることがあります。
筆者も何度も体験しましたが、「前に使ったときはイイ感じの音をアンプで作れたのに、今日はイマイチだな」といったセッティングが同じでも、出てくる音にバラつきがあり、音作りに苦戦した覚えがあります。
エレキギターあるあるですが、アンプや環境が変わると音は変わってしまいます。
どうせ音が変わってしまうのであれば、エフェクターの歪みでコントロールしたほうが音作りはしやすいと思います。
また、エフェクターを使うことで、音作りの練習にもなります。
JC120しかない場合は歪み系エフェクターが必須
リハーサルスタジオでは、JC120(ジャス・コーラス)が高い確率で置いてあります。
JC120は、マーシャルアンプのようにアンプ自体で歪ますことができないため、どうしても歪み系エフェクターが必要になってきます。
マーシャルアンプで歪みを作ろうと思っていても、リハーサルスタジオに置いてなかったら、本末転倒ですよね。
リハーサルスタジオで練習するのであれば、エフェクターの歪みを優先して音作りをしたほうがいいでしょう。
初心者はエフェクターの歪みのほうが弾きやすい
マーシャルアンプなどの歪みとエフェクターの歪みの違いでは、弾きやすさが違ってきます。
普段、エフェクターの歪みで練習している人にとっては、いきなり直アンプの歪みで弾くと弾きにくいと感じることが多いでしょう。
直アンプのサウンドは、レスポンスが素直なので、エレキギターの技術レベルがそのままサウンドに反映されます。
つまり、エレキギターの初心者の人にとっては、少しのコードの押し間違いやミュートの甘さがモロにわかってしまいます。
本当の練習の意味では、直アンプで練習することが望ましいとも言えます。
しかし、最初は、弾きやすいエフェクターの歪みを優先させたほうが、長く続けられるのではと思います。
音にこだわるならアンプの歪みを選んだほうが正解
上記の理由から、エフェクターの歪みを優先することをおすすめしてきましたが、もちろん、アンプの歪みが素晴らしいことも理解しています。
エフェクターで作る歪みとマーシャルなどのアンプで作る歪みは別物です。
筆者も、大型のマイアンプを持てるならば、アンプで歪みを作ることを優先するでしょう。
自分のアンプの歪みをベースに音作りするほうが、同じ音を出せる可能性が高くなります。
プロを目指している人やご自身でライブをやると決めている人は、大型アンプの歪みを選んだほうがいいかもしれませんね。
また、エレキギターを上達させたのであれば、アンプの歪みで弾くことも想定しておくといいと思います。
今回のまとめ
今回は、アンプの歪みorエフェクターの歪みどっちを選ぶかについて、解説いたしました。
リハーサルスタジオで練習するのであれば、エフェクターの歪みを選んだほうが音作りはスムーズです。
とは言え、アンプの歪みにも慣れておくことも大事です。
最終的には、アンプの歪みとエフェクターの歪み両方で音作りができるといいですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。