エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

自作エフェクター製作 Super Hard Onを作ってみた

こんにちは。

今回は「自作エフェクター製作 Super Hard Onを作ってみた」を書きたいと思います。

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自作エフェクターの第3弾になります。クリーンブースターでお馴染みのZ.VEX「Super Hard On」を自作してみた時のことになります。(

S.H.OはSuper Hard Onの略です)

「Super Hard On」は、個人的にも普段よく使うクリーンブースターでお気に入りのエフェクターになります。特徴としては、ギターの原音を持ち上げてくれる役割で、歪み系エフェクターの後段に置いて使用しています。Z.VEXの「Super Hard On」の購入を何度か考えたことがありますが、自作で作れることを知り、チャレンジしてました。

 

【初めての基盤図設計】

この「Super Hard On」は、自作本に載っているワケではなく、ネットで調べてイチから製作しました。一番困ったことは、使われているパーツ(抵抗コンデンサー)と回路図はわかったものの、「基盤図」の参考がなかったため、上手く全てのパーツに電流が回るように設計を考えることが大変でした。

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自分は大きめの基盤図になってしまいましたが、分かりやすい配置にしてミスを少なくしました。パーツがかなり少なめなので、製作自体の難易度は低いですが、ハンダ付けや配線になれていないと難しいと思います。

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こちらは、基盤の裏面。普通のセロハンテープが貼ってありますが、これは他の部品に触れてショートしないためです。絶縁は必須です。パーツはポイントで付けてありますが、パーツとパーツを繋げる工程が難しいです。確実に繋げていないと、音が出ないという失敗の原因になります。

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 こちらが中の全体になります。自作を何個か製作していると何と何を配線で繋げばいいのかわかってくるようになります。この「 Super Hard On」は、見事に一発で音が出ました。「 Super Hard On」の特徴であるツマミを回すと「ガサガサッ」とする音までも(故障ではない)出たので、間違いなく「Super Hard On」が作れたのだと感じました。

 

【自作Super Hard Onのセッティング】

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「Super Hard On」は、ツマミが1つのシンプルなクリーンブースターです。

LEVEL12時〜13時あたりで、軽く音をプッシュする使い方がいいかなと思います。右に回すほど、音量は上がっていきます。調整のバランスは上手くいったと思います。9V仕様です。

 

【歪み系エフェクターと組み合わせる】 

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自分がよく「Super Hard On」を使う時は、ハイゲイン系のディストーションが多いです。特にBOSSのコンパクトエフェクターとの組み合わせ(画像はML2)で、もう少し音抜けを良くしたい時や、アタック感を加えて、弾きごたえをアップさせるイメージです。ハイゲインディストーションは、歪みますが、歪みにギターの原音が埋もれてしまう傾向にあると思います。それはそれで問題はありませんが、より良い音を追求するした結果「Super Hard On」でディストーションをブラッシュアップさせるという考え方に至りました。

サウンド的には、ギターの原音が出やすいLeqtique「9/9」のような感覚に近くなりますが、「Super Hard On」でブーストした方が良い感じになります。勿論、Leqtique「9/9」に「Super Hard On」を足して上げるとさらにサウンドがイキイキしてきます。(余談ですが、よりハイゲインになったLeqtique「10/10」というモデルが出ました)

【手持ちのSuper Hard Onと比べてみる】

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(左)Z.VEX / Box of Rock

(右)Z.VEX / CHANNEL 2

度々、エフェクターボードに組み込まれている手持ちの「Super Hard On」です。「Box of Rock」は左側のフットスイッチが「Super Hard On」のクリーンブースターになります。「CHANNEL2」は「Super Hard On」に、さらにGAINが加えることができるブースターです。右側のツマミがGAINになります。

今までは「Super Hard On」を比べることをしたことはありませんでしたが、結果的には「自作Super Hard On」が、一番音がキレイに伸びました。これは、今回、基盤に使用しているパーツを高品質なもので製作したことにあるように思います。

以前、「Box of Rock」をモディファイしようとして基盤を見たことがありますが、大量生産では仕方ないことではありますが、安価なパーツで構成されていました。Z.VEXの改造は難しかったので、断念しましたが、パーツの影響がエフェクターでは大きいと感じました。

【自作Super Hard Onを製作してみて思うこと】

「Super Hard On」を自作で作れたことは、自分の中では大きかったです。きぞの「Super Hard On」を購入すると何万円単位になりますが、自作すると失敗しなければ3000〜4000円で作れます。また、応用してエフェクターボードに合わせた、横型やミニサイズも製作することができれば、非常にエフェクターボードの設計も楽になるような気がします。自作エフェクターは相当な集中力と労力が必要ですが、完成した時の嬉しさや楽しさは、エフェクターを購入した時以上の喜びがあります。また、時間と機会があれば自作エフェクターに調整してみたいと思います。「Super Hard On」は、難易度が低い方なので、ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。