エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです【本サイトはプロモーションが含まれています】

TS9、TS9DX、ST9Pro + チューブスクリーマー3機種の比較〜Marshall JCM2000編〜

TS9、TS9DX、ST9Pro + チューブスクリーマー3機種の比較〜Marshall JCM2000編〜

こんにちは。

今回は「TS9、TS9DX、ST9Pro + チューブスクリーマー3機種の比較〜Marshall JCM2000編〜」ついて書きたいと思います。

TS9とTS9DXとST9Pro +

前回はIbanez「TS9」と「TS9DX」を「Marshall JCM2000」のリードチャンネルでブースターとして比較しました。今回はさらにMaxon「ST9Pro+」も加えて比較したことを書きたいと思います。

 

【今回使用する機材】

PRS CUSTOM 22(ギター)→Ibanez「TS9」→Ibanez「TS9DX」→Maxon「ST9Pro+」→Marshall JCM2000(アンプ)

 

【各チューブスクリーマーのセッティングについて】

今回は3機種とも均等に比較したかったので、セッティングはほぼ同じにしました。

Ibanez TS9のセッティング〉

Ibanez TS9のセッティング

DRIVE=12時

TONE=12時

LEVEL=12時

 

Ibanez TS9DXのセッティング〉

Ibanez TS9DXのセッティング

DRIVE=12時
TONE=12時
LEVEL=12時(画像は11時くらいになってます)

MODE=TS9モード

 

〈Maxon ST9Pro+のセッティング〉

 Maxon ST9Pro+のセッティング

DRIVE=12時

LEVEL=12時くらい

MID ENHANCE=12時

TONE=12時

ミニスイッチ=CLASSIC

 

【Marshall JCM2000のセッティング】

「Marshall JCM 2000」はULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1 (ボタンを押さない)チャンネルを使用して「アンプの歪み」にブースターとしてIbanez「TS9」と「TS9DX」、Maxon「ST9Pro+」をそれぞれ足してみました。

Marshall JCM2000のセッティング

VOLUME=2.5ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整)

GAIN=3ぐらい(ブースターを使用するのでこのぐらいに調整)

 Marshall JCM2000のイコライジング

PRESENS=0

TREBLE=2.5ぐらい

MIDDLE=2.5ぐらい

BASS=2.5ぐらい

REVERB=2ぐらい(※画像はリバーブのテストでMAXになってます)

DEEP=OFF

TONE SHIFT=OFF

 

【3機種のチューブスクリーマーをMarshall JCM2000でブーストした感想】

チューブスクリーマーの比較

 Ibanez「TS9」、「TS9DX」、Maxon「ST9Pro+」をそれぞれ「Marshall JCM2000」のリードチャンネルでブーストした感想としては、3つともサウンドに変化がありました。以前の試しで、Ibanez「TS9」と「TS9DX」の比較ではサウンドの明るさが変わりましたが、今回も同様にそれぞれキャラクターがあることに気付きました。今回の試しに加えたMaxon「ST9Pro+」は、Ibanez「TS9」と「TS9DX」に比べて、ミッド(中域)が強めのサウンドになりました。単体のテストではあまり気にしませんでしたが、かなりミッド寄りの少しクセのあるサウンドになりました。それだけMaxon「ST9Pro+」の「MID ENHANCE」のツマミは強力だと思います。

「Marshall JCM2000」をブーストした時に変わるサウンドの変化を以下にまとめました。

Ibanez「TS9」は明るくブライトなサウンドの傾向

・banez「TS9DX」は暗めのサウンド(TRUBOモードは低音がプラス)の傾向

・Maxon「ST9Pro+」は、カラッとしたミッド寄りのサウンドの傾向

チューブスクリーマーを購入または使用する場合は、好みのサウンドはあると思いますが、各エフェクターのキャラクターや特性(機能)を知った上で、ブースト時に出したいサウンドで選んだ方が良いかなと思います。※Marshall JCM2000のULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1のみに限ります。他のチャンネルやアンプでは、効果が変わります。

 

【組み合わせによるサスティーンの弾き比べについて】

さらに、今回のセッティングのまま組み合わせによるサスティーン(音の伸び)のテストもしました。

サスティーンの弾き比べ

Ibanez「TS9」と「TS9DX」を2台ともONにすると、サスティーンが強力になり、弾きやすくなる傾向がありました。チューブスクリーマー2台使うポイントは「Marshall JCM2000」に、ディストーションやゲイン幅が広いオーバードライブで歪みを足すと歪みが固まり使えない音になりがちですが、チューブスクリーマー2個を掛け合わせても、音が固まらず、ちゃんと音が出る点です。速いリードソロや速弾きする時やロングトーンに最適な組み合わせだと感じました。しかし、今回の平均的なセッティングでは、歪みとサスティーンがあふれすぎて、右手と左手でミュートしても歪みの制御が難しくなったため、どちらか一方は、抑えたセッティングにした方が良いと思いました。

次に、Maxon「ST9Pro+」のサスティーンのテストをしましたが、Maxon「ST9Pro+」は、すでに十分なサスティーンがあることに気がつきました。Maxon「ST9Pro+」は1個で、チューブスクリーマー2個分のサスティーンを持っているように感じます。Ibanez「TS9」+Ibanez「TS9DX」(2個)=Maxon「ST9Pro+」(1個)のサスティーンの強さになると思います。

サスティーンに関しては、Maxon「ST9Pro+」1個あれば、一気に2個分のサスティーンを加えることができます。この効果を感じた時にMaxon「ST9Pro+」は、非常に強力なチューブスクリーマーペダルだと思いました。バッキングとソロなど、強弱の2段階で使用する場合は、Ibanez「TS9」+「TS9DX」を段階的に踏んでいく使い方ができると思いますが、Maxon「ST9Pro+」は、一気にブーストできるモデルかなと思います。サスティーンの実験から、Maxon「ST9Pro+」は非常にポテンシャルが高いペダルと感じました。

 

【今回のまとめ】

今回は、3機種のチューブスクリーマーを「Marshall JCM2000」でブーストして試してみましたが、同じチューブスクリーマーでありながらも、それぞれキャラクターが違いがあることに気付きました。エフェクターは数え切れないぐらいたくさんありますが、エフェクターにはそれぞれ一個一個に作られたコンセプトがあるように思います。どのエフェクターが良い悪いではなく、ギターと音楽を通して、「どんなサウンドを出したいか(出音)」「どこをエフェクターで補いたいか(効果)」「どんなアンプ(環境)で使いたいか」など「使用する目的」で選んだ方が賢明かなと思いました。同じ系統のエフェクター比較することで、各エフェクターの特性が見えてくるため、エフェクターを選ぶ際に、的確に選択することができるのではと今回の比較を通して思いました。

 

以上、「TS9、TS9DX、ST9Pro + チューブスクリーマー3機種の比較〜Marshall JCM2000編〜」についてでした。

 

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Ibanez TS9とTS9DXをブースターとして比較してみた結果〜Marshall JCM2000編〜

Ibanez TS9とTS9DXをブースターとして比較してみた結果〜Marshall JCM2000編〜

こんにちは。

今回は「Ibanez TS9とTS9DXをブースターとして比較してみた結果〜Marshall JCM2000編〜」について書きたいと思います。

Ibanez TS9とTS9DX

前回は、Ibanez「TS9DX」を「Marshall JCM2000」のリードチャンネル使用でブースターとして試しました。今回は、Ibanez「TS9DX」で気になった「TS9モード」Ibanez「TS9」を同じセッティングで比較してみたので、簡単にまとめておきたいと思います。

 

【今回使用する機材】

PRS CUSTOM 22(ギター)→Ibanez「TS9」→Ibanez「TS9DX」→Marshall JCM2000(アンプ)

 

【TS9とTS9DXのセッティングについて】

Ibanez TS9のセッティング〉

Ibanez TS9のセッティング

DRIVE=12時くらい

TONE=12時くらい

LEVEL=12時くらい

 

Ibanez TS9DXのセッティング〉

Ibanez TS9DXのセッティング

DRIVE=12時くらい
TONE=12時くらい
LEVEL=12時くらい(画像は11時くらいになってます)

MODE=TS9モード

※このセッティングは「Marshall JCM2000」のリードチャンネルで試しでブーストしたセッティングになります。

 

【Marshall JCM2000のセッティング】

「Marshall JCM 2000」はULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1 (ボタンを押さない)チャンネルを使用して「アンプの歪み」にブースターとしてIbanez「TS9」と「TS9DX」を足してみました。

Marshall JCM2000のセッティング

VOLUME=2.5ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整)

GAIN=3ぐらい(ブースターを使用するのでこのぐらいに調整)

Marshall JCM2000のイコライジング

PRESENS=0

TREBLE=2.5ぐらい

MIDDLE=2.5ぐらい

BASS=2.5ぐらい

REVERB=2ぐらい(※画像はリバーブのテストでMAXになってます)

DEEP=OFF

TONE SHIFT=OFF

 

【TS9とTS9DXをブースターとして比較した感想】

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Ibanez「TS9」と「TS9DX」の「TS9モード」を「Marshall JCM 2000」のブースターとして比較した感想は、サウンドの明るさが違うと感じました。Ibanez「TS9」でブーストすると「Marshall JCM 2000」のアンプの歪みが明るいサウンドになり、逆にIbanez「TS9DX」でブーストすると、暗めのサウンドになります。これは、各エフェクターの色で効果が表してあるように感じました。Ibanez「TS9」はライトグリーン(明るいサウンド)、Ibanez「TS9DX」はモスグリーン(暗いサウンド)と、視覚的にサウンドの方向性があるように思います。Ibanez「TS9DX」でブーストすると、重低音気味のサウンドになり、Ibanez「TS9」でブーストすると、アンプの歪みが急に元気になったように明るい歪みサウンドに変化します。エフェクター側は、同じセッティングにしてあるので、恐らくキャラクターに違いがあると判断しました。

Ibanez「TS9」と「TS9DX」どちらにしようか迷う場合は、出したいサウンドや機能で選べばいいと思いますが、個人的には「Marshall JCM 2000」をブーストするならば、Ibanez「TS9」をオススメしておきます。Ibanez「TS9」は定番と呼ばれるTS系オーバードライブですが、定番で十分な威力があるペダルだと思いました。

 

以上、「Ibanez TS9とTS9DXをブースターとして比較してみる〜Marshall JCM2000編〜」についてでした。

 

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Ibanez TS9DXレビュー〜Marshall JCM2000〜

※この記事は2022年2月23日に更新されました。

こんにちは。

今回は「Ibanez TS9DXレビュー〜Marshall JCM2000〜」について書きたいと思います。

Ibanez TS9DX

最近、TS系オーバードライブが気になりIbanez「 TS9DX」を購入してみましたので、今回は「Marshall JCM2000」での使用感も含めてレビューを書きたいと思います。

今回使用する機材

PRS CUSTOM 22(ギター)→Ibanez「TS9DX」(TS系オーバードライブ)→Marshall JCM2000(アンプ)

Ibanez TS9DXのセッティングについて

Ibanez TS9DXのセッティング

Ibanez「TS9DX」は、4つのツマミ構成ですが、基本的なDRIVE、TONE、LEVELはIbanez「TS9」と変わらず、Ibanez「TS9」に4段階の「MODE」を追加されたモデルになります。

今回は「Marshall JCM2000」のリードチャンネルをブーストしたセッティングにしました。

DRIVE=12時くらい

TONE=12時くらい

LEVEL=11時くらい

MODE=TURBOモード

Marshall JCM2000のセッティング

「Marshall JCM 2000」はULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1チャンネルを使用して「アンプの歪み」にIbanez「TS9DX」を足してみることにしました。

Marshall JCM2000のセッティング

VOLUME=2.5ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整)

GAIN=3ぐらい(ブースターを使用するのでこのぐらいに調整)

Marshall JCM2000のセッティング

PRESENS=0

TREBLE=2.5ぐらい

MIDDLE=2.5ぐらい

BASS=2.5ぐらい

REVERB=2ぐらい(※画像はリバーブのテストでMAXになってます)

DEEP=OFF

TONE SHIFT=OFF

Ibanez TS9DXをMarshall JCM 2000でブーストしてみた感想

Ibanez「TS9DX」を「Marshall JCM 2000」でブーストしてみた感想としましては、TURBOモードでは低音が目立ってブーストされる感じがしました。使用感はIbanez「TS9」とあまり変わらないですが、Ibanez「TS9」よりもやや歪みが強いと思います。各モードによってブーストされる音域は変わってきますが、低音と歪みが加えられるモデルのように思います。ブースターとして使用するならば、DRIVEを控えめにした方が良い結果がでると思います。

Ibanez TS9DXの各MODEについて

〈TURBOモード〉

Ibanez TS9DX TURBOモード

この「TURBO」モードは、感想でも書いた通り、低域と歪みが特化したモードになります。「Marshall JCM 2000」のリードチャンネルをブーストすると、ズンズンしたサウンドになります。「Marshall JCM 2000」のサウンドをスッキリさせたセッティングからの「TURBO」モードでONすると重低音が加えられます。また、低音を出したい場合にも、この「TURBO」モードに設定して低音を加えるという使い方もできそうです。

〈HOTモード〉

Ibanez TS9DX HOTモード

この「HOTモード」は、中域に特化したモードになります。「HOTモード」に設定すると、中域特有の丸くこもったサウンドになりました。中域と歪みが加えられるため、アンプの歪みがやや固まったようなサウンドになる傾向があったので、アンプやエフェクター側のセッティングを見直した方がいいかもしれません。

〈+モード〉

Ibanez TS9DX +モード

この「+(プラス)モード」は、MODE中では一番謎のモードでしたが、一番下の「TS9モード」よりも、少しだけトーンが上がったような感じがしました。恐らく「TS9モード」プラスにしたモードだと思います。

〈TS9モード〉

Ibanez TS9DX TS9モード

この「TS9モード」は、名前の通りIbanez「TS9」のモードになると思いますが、Ibanez「TS9」と全く同じような感じはしませんでした。(やや出力が弱め?)「TURBO」モードに比べると「TS9モード」はスッキリしている印象です。もしかしたら「+モード」の方がIbanez「TS9」に近いのかもしれません。

MODE」のツマミは上に設定してゆくほど、4段階で低域と歪みが増してゆく仕様になっています。

今回のまとめ

今回は、Ibanez「 TS9DX」を「Marshall JCM 2000」のブースターとして試してみましたが、「MODE」の設定により一台であらゆる音域を加えることができる便利なモデルだと思いました。個人的に使いやすいモードは「TS9モード」と感じましたが、Ibanez「 TS9」と比較してサウンドチェックしたいと思います。ブースター使用ではありますが、Ibanez「TS9DX」ならではの「TURBO」モードは、重低音を出したい方には向いているかなと思います。今回は、アンプ側で重低音を考えたセッティングではありませんが、Ibanez「TS9DX」は、少し攻撃的なニュアンスだせるTS系オーバードライブといった感じがしました。

サウンド以外で気になった点は、赤色のLEDの光が弱いことです。 ONなのかOFFなのか識別しにくいため、演奏中にブーストされたかどうか不安になる面もありました。改造できるならば、LEDを視認性の良い色に変えた方が良いかもしれませんが、確実に踏むことを意識して対応しようと思います。

以上、「Ibanez TS9DXレビュー〜Marshall JCM2000」についてでした。 

Sweet Baby Overdrive レビュー 〜Marshall JCM2000編〜

Sweet Baby Overdrive レビュー 〜Marshall JCM2000編〜

こんにちは。

今回は「Sweet Baby Overdrive レビュー 〜Marshall JCM2000編〜」について書きたいと思います。

Sweet Baby Overdrive

前回はJOYO「Sweet Baby Overdrive 」の試しは「JC120」で終わってしまっていたので、今回は実際にスタジオに行って「Marshall JCM2000」で試してきました。今回は気づいたことなどを書いておきたいと思います。

 

【今回使用する機材】

PRS CUSTOM 22(ギター)→Sweet Baby Overdrive(TS系オーバードライブ)→Marshall JCM 2000(アンプ)

 

【Marshall JCM2000のセッティング】

「Marshall JCM 2000」はULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1 チャンネルを使用して「アンプの歪み」に「Sweet Baby Overdrive」を足してみることにしました。

Marshall JCM2000のセッティング

VOLUME=2.5ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整)
GAIN=3ぐらい(ブースターを使用するのでこのぐらいに調整)

Marshall JCM2000のセッティング

PRESENS=0

TREBLE=2.5ぐらい

MIDDLE=2.5ぐらい

BASS=2.5ぐらい

REVERB=2ぐらい(※画像はリバーブのテストでMAXになってます)

DEEP=OFF

TONE SHIFT=OFF

※今回はイコライジングは気持ち微調整してみました。

 

【Sweet Baby Overdriveのセッティング】

Sweet Baby Overdriveのセッティング

Volume=12時くらい。「JC120」使用時は9時くらいでしたが、今回はブースターなので音量は上げてみました。

Focus=12時くらい。

Drive=9時くらい。歪みは「Marshall JCM2000」のアンプ側をメインにするので、エフェクター側はプラスαするセッティングにしました。

 

【Sweet Baby OverdriveをMarshall JCM2000で試した感想】

今回、「Marshall JCM2000」で試した感想としましては、あまり個性はないが無難に使えるオーバードライブといった印象でした。「Sweet Baby Overdrive」を「Marshall JCM2000」の歪みを加えても特にサウンドが劇的に変わることもなく、さりげなくゲインとサスティーンが加わる程度の結果になりました。「JC120」で試した時にも書きましたが、BOS S「SD1」に似ていると思います。(本家のSweet Honey Overdriveを試したことがないため、手持ちのペダルと比較しています)「Sweet Baby Overdrive」のセッティングをもう少しだけ詰めて試せば何か発見があったかもしれませんが、今回のセッティングでは、少しブーストする感じになってしまいました。といっても「Sweet Baby Overdrive」は安価なオーバードライブですが、特に悪いワケではなく普通に問題なく使えるエフェクターだと思います。セッティングに関しては、あまりエフェクター側の歪み(Drive)を上げてしまうと、歪みがゴリゴリしてくるので、ブースターとして使う場合は、歪みは控えめの方が上手く行くと思います。これは、アンプの歪みに対して共通する加減だと思います。

 

【今回のまとめ】

今回の「Sweet Baby Overdrive 」の試しを通して思ったことは、TS系オーバードライブは、2つの方向性があるように感じました。エフェクター名にもつながると思いますが、「ドライブ系」と「ミッド系(スクリーマー系)」に大まかに分けられるように思います。ここ最近はTS系オーバードライブを試してみましたが、同じTS系オーバードライブでも効果が違うと思います。今回、試した「Sweet Baby Overdrive」は「ドライブ系」で「歪み」が増すタイプだと思います。反対に「ミッド系」はIbanez「TS9」など、ミッド(中域)が加わるタイプ。そのように個人的には感じました。TS系オーバードライブでも、狙った使い方で選んだ方が良い結果が出るように思います。今後は、TS系オーバードライブの効果について色々試してみたいと思います。

 

以上、「Sweet Baby Overdrive レビュー 〜Marshall JCM2000編〜」についてでした。 

選曲に合わせたエフェクターボード構成

選曲に合わせたエフェクターボード構成

こんにちは。

今回は「選曲に合わせたエフェクターボード構成」について書きたいと思います。

 

最近、バントでSuperfly「Beautiful」B’z「今夜月の見える丘で」を演奏することになり、エフェクターボードをザックリと組んでみましたので、簡単にご紹介したいと思います。

 

【選曲に合わせて組んだエフェクターボードの紹介】

エフェクターノート構成

〈使用しているエフェクター / 接続順〉

・Xotic / EPbooster(クリーンブースター)

・Providence / RX-S1(ループスイッチャー)

・ERNIBALL / VP JUNIOR 25K(ボリュームペダル)(L1)

・Maxon / ST9Pro+(TS系オーバードライブ)(L2)

・tc electronic / Polytune mini(チューナーペダル)(A/B)

・BOSS / ST2(アンプライク系ディストーション

・Z.VEX / Box Of Rock(2in1ディストーション

・Providence / CHRONO DELAY (デジタルディレイ)

・Free the tone / PT-1D(パワーサプライ)

 

【今回組んだエフェクターボードのコンセプトと説明】

今回のエフェクターボードのコンセプトは「クリーントーン」と「歪み」をいかにスムーズに切り替えるかという意図で組みました。どちらの曲もクリーンからの歪みを繰り返すパターンが多いためです。メインアンプは「Marshall JCM2000」を使用しますが、メインの歪みはエフェクターBOSS ST-2(Power Stack )を主軸に置いてます。自分が使いやすいエフェクターを設置しています。BOSS 「ST2」は、常にONの状態で使用します。BOSS 「ST2」使用しながら、ギターボリュームコントロールを絞ってクリーンを作っていますが、今回、演奏するSuperfly「Beautiful」とB’z「今夜月の見える丘で」は、ギターボリュームコントロールの手間が演奏のリスク(BPMが速く間に合わない、フレーズがややこしい)になっており、ワンタッチでギターボリュームコントロールの絞り効果をできないかと考えたところ、ループスイッチャーにボリュームペダルを繋いで再現することにしました。画像のボリュームペダルは、単なるボリュームペダルではなく、ローインピーダンスのERNIBALL 「VP JUNIOR 25K」をゲインコントロール用のペダルとして設置してあります。BOSS 「ST2」を常時ONにしながら、ループスイッチャー「L1」で「クリーントーン」と「歪み」をワンタッチで切り替えれます。クリーントーン状態でMaxon「Super Tube ST9Pro+」を踏めば、ミッドが際立ったオーバードライブサウンド、そのままゲインコントロールセクションをOFFにすれば、歪みモードから一気にリードソロが弾けるように工夫してあります。ループスイッチャーを活用することで、ゲインコントロールを「小→中→大」と段階的に操作できます。さらに、BOSS 「ST2」の後段に設置されたZ.VEX 「Box Of Rock」のドライブセクションを踏めば、ゲインと音量が最大になる仕組みです。Z.Vex「BOX OF ROCK Vexter Series」のブーストセクション「Super Hard On」はBOSS 「ST2」と同様に常時ONです。一番、最初に設置してあるXotic 「EP Booster」も常時ONですが、バッファーの他、BOSS 「ST2」にやや低音や歪みをプラスしたい場合に調整用とギターシールドの受け口としての設置しています。このエフェクターボードを使うことで、クリーントーンからハイゲイン、アルペジオからリードソロまで段階的にスイッチで切り替えるようにしました。難点は、エフェクターボードが重くなってしまいましたが、重いなりの便利な機能は詰め込んだつもりです。

 

【組んだエフェクターボードの調整について】

 今回はザックリと組んだだけですので、細かい配線やパッチケーブルは適当にしてあります。現在段階では、TS系オーバードライブのMaxon「ST9Pro+」を変更しようかどうか模索中です。その時にパッチケーブルなどしっかり整えたいと思います。もう1個組み込みたかったエフェクターがありましたが、エフェクターボードのサイズをもう一回り大きくしなければいけなさそうなので、今回の構成で留めました。今後も使用しなながらよりブラッシュアップしていきたいと思います。

 

以上、「選曲に合わせたエフェクターボード構成」でした。

間違っていたパワーサプライの選び方

間違っていたパワーサプライの選び方

こんにちは。

今回は「間違っていたパワーサプライの選び方」について書きたいと思います。

エフェクターノート

パワーサプライは、エフェクターに電源から電流を安定的に流す役割をするモノですが、最近、パワーサプライについて調べてみたところ、パワーサプライの適正があることに気づきましたので、簡単に書いておきたいと思います。

 

【パワーサプライを調べて気づいたこと】

AC/DC STATION3

パワーサプライを購入する時、なんとなくAmazonのレビューを見て良さそうなものを選んでいましたが、実はこれがすでに間違いなことに気づきました。パワーサプライは同じではなく、エフェクター同様に機能や役割があるみたいです。パワーサプライは主に「トランス式」と「スイッチング式」の2つに分けられます。自分がよく使用しているCAJ「AC/DC STA TION3(4も持ってます)」は「トランス式」のパワーサプライになります。「スイッチング式」は、コンセントに直接さして分岐ケーブルを使うなどAC/DCアダプターになります。「AC/DC STATION」は、現在「AC/DC STATION5」まで発売されていますが、「トランス式」よりもノイズに強い「リニア式」が採用されているそうです。

 

【パワーサプライの選び方】

パワーサプライの選び方は、エフェクターボードのスペースの問題もありますが、重要なのは「どんなエフェクターに接続するか」です。パワーサプライには最大消費電流や9V、12V、18Vといった対応できる仕様が違います。例えば、CAJ「AC/DC STA TION3」は最大消費電流は450mlで9VDC対応のエフェクター専用になります。しかし、パワーサプライの選び方の判断基準として、「アナログエフェクター」か「デジタルエフェクター」でパワーサプライの使用を変えた方が良いということに気づきました。その理由は、消費電流がアナログとデジタルと違いがあるためです。DSPを搭載した「デジタルエフェクター」は消費電流が多いです。実際に、BOSS「DD7」デジタルディレイを電池駆動させていた時期がありましたが、2〜3時間も持たないくらい電池が消費し、何個も電池を交換していました。「デジタルエフェクター」は「アナログエフェクター」と比べて、消費しやすいエフェクターです。デジタルエフェクターの中でも「歪み系エフェクター」はアナログと比べて2〜3倍くらいは消費すると思います。(BOSS DS1は消費電流10mA、BOSS DS1Xは45mA ※BOSS公式HP調べ)

つまり、「デジタルエフェクター」は「トランス式パワーサプライ」ではなく、電流の容量が大きい、1SPOTなどの「スイッチング式」を選んだ方が良いみたいです。(見た目に惑わされないことが大事です)今回、取り上げたCAJ「AC/DC STATION3」は、ノイズフィルターを搭載したアナログエフェクター専用であり、デジタルエフェクターを使用する場合は、同メーカーの「POWER BLOCKS」を使用するという用途が最適だそうです。「アナログエフェクター」と「デジタルエフェクター」と、電源供給をそれぞれで選ぶ必要があります。

もちろん、別々にするのが面倒な場合はFree the tone「PT-1D」のように、デジタルとアナログが両方対応できるパワーサプライはあります。9V仕様にも関わらず、18Vの電圧をかけるとエフェクターの故障に繋がるなどトラブルが起こるため、それぞれ各エフェクターに合わせた電源供給をした方が間違いはなさそうです。

 

【今までの組んだエフェクターボードをチェックしてみた】

エフェクターノート

チェックしたエフェクターボードは、以前ライブで組んだものですが、パワーサプライについて勉強してみると、明らかに間違っているのが分かります。デジタルの歪みエフェクターでは、BOSS「ST2」と 「DA2」、そしてチューナー「TU3」も含みます。空間系エフェクターはBOSS「DD20」もCAJ「AC/DC STA TION3」から供給されています。この4つだけでも相当消費というか負荷が掛かっていると思います。確かに、少しだけエフェクターサウンドが小さいように感じたのを覚えていますが、このエフェクターボードの場合は「スイッチング式」にした方が正解だったかもしれません。一応、音が出ないなどのトラブルもなくライブは完奏しましたが、適正に合ったパワーサプライを選んだ方がサウンド面にもきっといいなと思いました。また、「AC/DC STATION」はアナログエフェクター専用なので「AC/DC STATION」を使用する場合は、アナログエフェクターで構成するという考え方も必要かもしれません。

 

【今回のまとめ】

パワーサプライを選ぶ時は、「アナログエフェクター」か「デジタルエフェクター」かで分ける必要があり、適切な電流・電圧を供給することが大事です。エフェクターはつい「歪み」などに焦点を当てがちですが、こういった電源の知識も勉強していた方が、よりサウンド面に活かされると感じました。電源供給やケーブル、パッチケーブルにも気を配ることで「ノイズ対策」や「良いサウンド」につながるキッカケになりました。

 

以上、「間違っていたパワーサプライの使い方」でした。

 

TRUETONE エフェクター用ACアダプター 1SPOT DC9V-ADAPTOR

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Marshall JCM2000でBOSS ST2を使う理由

Marshall JCM2000でBOSS ST2を使う理由

こんにちは。

今回は「Marshall JCM2000でBOSS ST2を使う理由」について書きたいと思います。

BOSS ST2

ここ最近、ハイゲインディストーションやアンプ直の歪みを繰り返し試しておりますが、いざバンドで音を合わせる時にエフェクターボードにほとんどの確率で組み込んでいるBOSS「ST2(Power Stack)」を使う理由についてふと考えてみましたので、書いておきたいと思います。

 

【BOSS ST2を使う理由1】

「ギターボリュームコントロールが効く」

ギターボリュームコントロール

自分は「PRS CUSTOM 22」というギターを普段使っていますが、演奏中によくギターのボリュームコントロールでゲイン調整することが多いです。このギターボリュームコントロールで、歪み具合が加減できるまでは全てフルアップ(フル10)で弾いていました。しかし、バンドなどではクリーンと歪みでパートやフレーズによって切り替えなければいけない場面が多々あります。以前は、クリーンはアンプのクリーンチャンネル、歪みはディストーションを踏むというスタンスで弾いていましたが、アンプのクリーンがどうもペラペラで音が細いのが気になっていました。さらに、アンプのクリーンからのディストーションを踏むと、音質が極端に変わるので違和感がことに悩んでいたところ、たまたまBOSS「ST2」を実験で使っていた時、ボリュームコントロールを絞ったところ、ハリとツヤがあるクリーントーンに変わることを発見しました。それ以来、クリーンと歪みはBOSS「ST2」1台で完結できるようにスタンスを変えました。ボリュームコントロール目安は3ぐらいでクリーン、5〜7ぐらいでオーバードライブ、MAXでディストーションといった具合に分けています。(ソロはブースターを踏む)BOSS「ST2」はアンプライク系のディストーションペダルであり「どんな歪み方をするのか」「マーシャルにサウンドがどこまで似ているか」といったサウンド面に注目しがちですが、BOSS「ST2」の真の実力は、ギターボリュームコントロールを絞った時のクリーントーンにあると思います。アンプライク系を試すときには必ずギターボリュームコントロールを絞り、クリーン具合をチェックします。ピックアップセレクターは「センター」が良いです。ディストーションのほとんどはギターボリュームを絞るとサウンドが減退していきますが、クリーンに艶があるかどうかがエフェクターを選ぶ基準になっています。ボリュームコントロールが効くということは、クリーンからディストーションまで、同じ性質のサウンドで弾くことができるので、1曲通して違和感なく弾けることがメリットです。

※ギターのボリュームコントロールとピックアップセレクターを演奏中に切り替る余裕がない人は、クリーンからの歪み調整する使い方は練習が必要になります。

「BOSS ST2 クリーントーンの一工夫」

Z.VEX Super Hard OnとBox Of Rock

クリーントーンにすることで工夫をしていることがあります。ギターボリュームコントロールを絞り、クリーントーンにすると全体的な音量は小さくなるため、ハリや艶のあるクリーンにはなるものの、全体的に音が聞こえにくい場合もあります。そのため、BOSS「ST2」に少しだけギターの原音をプッシュするZ.VEX「Super Hard On(クリーンブースター)」を後段に設置して、原音を加えて使用しています。Z.VEX「Super Hard On」を使用することで、クリーン時に音がかき消されることがなくなります。ちなみに「Super Hard On」は、同じメーカーの「Box Of Rock」にも搭載されています。

 

【BOSS ST2を使う理由2】

「キンキンするMarshall JCM2000が弾きやすくなる」

Marshall JCM2000

最近はよく「Marshall JCM2000」のアンプ直の研究をしていますが、「Marshall JCM2000」のみの歪みは、正直なところ、自分は弾きにくいです。その理由として、高域が出やすくキンキンするサウンドとサスティーンがないパサパサした歪みが個人的にはどうも弾きにくいと感じます。そこで、BOSS「ST2」をクリーンチャンネルのCRUNCH(ON)にして使用しています。クリーンチャンネルのCLEAN(OFF)では、BOSS「ST2」はハウリングを起こす&音が引っ込んでしまうのでCRUNCH(ON)での使用がベストです。また、イコライジングなどは載せておきますが、CRUNCH(ON)でBOSS「ST2」を使用することで、「Marshall JCM2000」特有の高域を抑えることができます。さらに、BOSS「ST2」は歪みを上げる程、中域が上がる傾向があるため、ある程度サスティーンが加えられ弾きやすくなります。また、アンプライク系なので、「Marshall JCM2000」と同系統のサウンドを出せます。アンプ直の歪みは確かにギターの原音が出るため、音抜けは良いですが、バンドではボーカル(歌)がメインとなるので音抜けがよいサウンドは、時としてボーカルの邪魔になる場合があります。そのため、BOSS「ST2」でやや音抜けを抑えることで、バンドに馴染むサウンドになります。結果的にBOSS「ST2」をクランチセッティングで使用することで「Marshall JCM2000」のサウンドをコントロールしやすくなります。

 

〈BOSS ST2を使用する時のMarshall JCM2000セッティング〉

Marshall JCM2000セッティング

チャンネルはCLASSIC GAIN / CHANNEL ACRUNCH(ON)」を使用します。

VOLUME=2ぐらい(バンドになると3〜3.5とやや上げます)

GAIN=3ぐらい (これ以上上げるとハウリングやノイズが多くなります。またゲインを下げ過ぎると音圧がなくなり、音が伸びなくなります)

 Marshall JCM2000セッティング

PRESENS=0

TREBLE=3ぐらい

MIDDLE=3ぐらい

BASS=3ぐらい

REVERB=2ぐらい

DEEP=OFF(ONでも可)

TONE SHIFT=OFF(ONでも可)

「Marshall JCM2000」は「JC120」のように全て12時にイコライングをすると高域が出過ぎで耳が痛いと思います。意図的なサウンドがなければ、大体10時くらいを基準にした方が良いと思います。

※ブリッジミュートでのズンズンしたリフを弾く場合は、DEEPとTONE SHIFTはONにした方が良いです。

〈BOSS ST2のセッティング〉

 BOSS ST2のセッティング

LEVEL=11時くらい(アンプの音量と合わせる)

BASS=12時

TREBLE=13時

SOUND=10時くらい(これくらいで十分歪みます)

ゲインや低音が足りない場合は、前段や後段にブースターを組み合わせた方が、上手く行くことが多いです。アンプ直でも言えますが、あまりゲインは上げ過ぎない方が良い結果が出やすいと思います。ゲインを増やす時は、エフェクターやブースターを使用して分けて足した方がノイズが少ない傾向があります。

ストラトキャスターなどのシングルコイルでは微調整が必要です。

 

 【BOSS ST2を使う理由3】

 「JC120との相性も良い」

JC120との相性が良い

BOSS「ST2」は「JC120」との相性が良いです。「Marshall JCM2000」での使用は、BOSS「ST2」でブーストしている使い方になりますが、「JC120」ではメインの歪みとしても使えます。サウンドは、マーシャルサウンドなので「Marshall JCM2000」がスタジオにない時に「JC120」があれば問題なく同じようなサウンドが出せます。「JC120」でBOSS「ST2」を使用すると、やや低音が少ないので、個人的には前段に「EP booster」を設置して、低音とゲインをややプラスして使用することが多いです。

EP boosterとBOSS ST2

「JC120」はあまり低音が出ないため、こういったブースターで補助することが多いです。BOSS「ST2」は、強烈な歪みをするような個性的なペダルではありませんが、前段、後段にブースターを設置することで、様々なサウンドにも対応してくれる面もあります。「JC120」をメインで使う時も、BOSS「ST2」を基軸に、サウンドメイクした方が早い場合があります。BOSS「ST2」は全体的にバランスが良く、さらに他のエフェクターとの併用に対応しやすいアンプライクペダルとも言えます。

 

【BOSS ST2を使う理由のまとめ】

 今回はよく使っているBOSS「ST2」を使う理由を自分なりまとめてみましたが、BOSS「ST2」がなかったら、今も恐らくサウンドについて悩んでいたと思います。4年程前になりますが、BOSS「ST2」を購入したキッカケは、バンドでZARDの曲を弾くことになった時に、BOSS「ST2」がZARDのサウンドに近いという口コミだけで購入してしまいましたが(その口コミは結果的にウソでしたが…)、買い初めの頃は「Marshall JCM2000」に合わせても全然良い音がせず、正直ハズレかなと思いましたが、今となってはなくてはならない存在になりました。(現在、BOSS「ST2」は2個持ってます)エフェクターは、エフェクターを使いこなす力と経験も必要ですが、アンプのセッティングを適切に判断できないとエフェクターのポテンシャルは引き出せないと思います。使えないエフェクターと判断する前に、一度、アンプとエフェクターをじっくり使い込んでみることは大切だと思います。

また、自分のギターやスタジオ環境、使用するアンプで選ぶエフェクターは変わってきます。今回、取り上げたBOSS「ST2」は、「Marshall JCM2000」と「JC120」の2つのアンプどちらでもサウンドが同じように出るエフェクターに焦点を当ててます。「Marshall JCM2000」と「JC120」に使うと便利なエフェクターとは?の問いに対して、BOSS「ST2」は自分の中の一つの答えとなるモデルです。またこういった自分なりのエフェクターの答えを見つけられたらと思います。

 

以上、「Marshall JCM2000 BOSS ST2を使う理由」についてでした。

 

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