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必要最小限のエフェクターを3つ選んでみた〜Marshall JCM2000編〜

必要最小限のエフェクターを3つ選んでみた〜Marshall JCM2000編〜

 

こんにちは。

今回は「必要最小限のエフェクターを3つ選んでみた〜Marshall JCM2000編〜」について書きたいと思います。

マーシャルに合うエフェクター

前回、BOSS「DD7」を使って「Marshall JCM2000」にセンドリターンを試して見ましたが、今回はアンプ歪みを使う前提で、必要最小限のエフェクターを3つ選んでみましたので、簡単にご紹介したいと思います。

 

【今回使用する機材】


PRS CUSTOM 22(エレキギター)→Ibanez「TS9(オーバードライブ)」→Xotic「EPbooster(クリーンブースター)」<インプット>→Marshall JCM2000(アンプ/リードチャンネル)←<センドリターン>「DD7(デジタルディレイ)」

 

 

【選んだエフェクターのご紹介】

ご紹介の前に歪みについては「Marshall JCM2000」のアンプの歪み(リードチャンネル)を使います。基本的にはブースター系のエフェクターを選びました。

 

まず1つ目は、Ibanez「TS9」

Ibanez「TS9」

過去にいくつかTS系オーバードライブを「Marshall JCM2000」の歪みに試してきましたが、Ibanez「TS9」が個人的には使いやすいと思いました。定番のチューブスクリーマーと言われていますが、定番になるだけの効果はあると思います。あまりサウンドは変化しないですが、サスティーンが加えることができるので、パサパサして弾きにくい「Marshall JCM2000」の歪みが弾きやすくなるので、外せない(外したくない)エフェクターの1つです。他に代用モデルは上げれますが、マーシャルの歪みをブーストするならばこれ1台で十分なオーバードライブです。

 

2つ目は、Xotic「EPbooster」

Xotic「EPbooster」

Xotic「EPbooster」は、低音やパワーが出るクリーンブースターです。こちらはIbanez「TS9」のすぐ後段に設置してあるので、リードソロ時の音量アップ目的で使用します。Xotic「EPbooster」以外にもたくさん良いクリーンブースターはありますが、シンプルで使い勝手の良さで選びました。エフェクターを選ぶ際に意外に重要にしているのが、エフェクターの踏み心地です。Xotic「EPbooster」は、見た目小さいですが、非常に踏みやすく設計されていると思います。スイッチが固かったり、位置が踏みづらい箇所にあると演奏の操作はかなりストレスになります。操作性や他のエフェクターとボードに組み込みやすいことも配慮されているところがポイントかもしれません。また、レベルブースター(一時的な音量アップ)しないのであれば、Ibanez「TS9」の前段に持ってきて歪み(GAIN)を足したり「Marshall JCM2000」の歪みの調子が悪い時に常時ONにして使う方法もあります。

 

3つ目は、BOSS「DD7」(センドリターン接続)

BOSS「DD7」

センドリターンするディレイは、基本的に好きなディレイモデルを選べはいいと思いますが、今回はあえて多機能なBOSS「DD7」を選んでみました。モードがいくつかあるので便利なモデルです。コンパクトタイプですが、モジュレーションやアナログディレイもモード選択できるので幅広く使えます。シンプルに使いたい場合は、アナログディレイのモデルを選択すると良いと思います。ディレイがあった方がサウンドに奥行きがでるので、必要最低限でも1個は空間系エフェクター(ディレイ)があると個人的には安心します。人によってはジャンルによってディレイは使わない方もいると思いますが、付点8分ディレイが必要なフレーズはディレイがないと再現できないので、そういった観点からも1台は持っておいた方が良いかなと思う意味でのディレイペダルです。

 

【Marshall JCM2000のセッティング】

今回の「Marshall JCM2000」は、ULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1 チャンネルを使用します。

Marshall JCM2000のセッティング

VOLUME=2〜3ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整。個人練習はCD音源流しながら弾きました。4だと大音量と言われる傾向があります)

GAIN=3ぐらい (このくらいでも十分歪みます。GAINを足したい場合はこのメモリのままLEAD2ボタンを押した方が低音が上がらずに歪みを足せます)

jcm2000

PRESENS=0

TREBLE=3

MIDDLE=3

BASS=3

REVERB=3〜4(基本お好みで調整)

DEEP=OFF(低音弦5、6弦を出したい時にはON)

TONE SHIFT=ON(弾きやすくなります。OFFは全体的にトーンが上がって高音が出ます)

 

【センドリターンでディレイを繋ぐ方法】

センドリターン

「Marshall JCM2000」のヘッドアンプの裏側にある「センドリターン端子」からディレイを入力する実験をしてみました。シールドを2本使用します。(シールドは3mあれば十分です)

※セッティングする際は、「Marshall JCM2000」のスタンバイ(STAND  BY)は必ずOFFでも問題はありませんが、できるだけ電源(POWER)はOFFの方で作業を行った方がいいと思います。音が出る状態で、シールドの抜き差し時にノイズが出てしまいます。

 

〈センドリターン側/セッティングのコツ〉

「SEND」→「IN(PUT)」、「RETURN」→「OUT(PUT)」の組み合わせで繋いでいきます。

※「センドイン」と「リターンアウト」と覚えるとセッティングがスムーズです。

 

「Marshall JCM2000」側の「SEND」とBOSS「DD7」の「INPUT A(MONO)」へ繋ぎます。(わかりやすいように赤いラベルのシールドを使用してます)

 

jcm2000 センドリターンe

BOSS DD7 

次に、「Marshall JCM2000」側の「RETURN」からBOSS「DD7」の「OUTPUT A(MONO)」へ繋ぎます。

jcm2000 センドリターン

BOSS DD7

 

 

〈センドリターンのセッティング後〉

BOSS DD7

jcm2000 センドリターン

センドリターンは、独立した1つのループを作るというイメージです。

 

【実際にセッティングして弾いてみた感想】

マーシャルに合うエフェクター

実際にセッティングをして弾いてみました。基本は「Marshall JCM2000」のリードチャンネルのサウンドまま弾きますが、Ibanez「TS9」はロングトーンしたい時や常時ONにしてで弾き心地を調整します。パワーコードやリフを弾く場合は、Ibanez「TS9」をOFFにして、あえてサスティーンなしでキレを良くして弾きます。BOSS「DD7」のディレイは薄くかかっている場合は常時ONで弾きます。ロングディレイを使いたい時は、ロングセッティングを行い、ロングディレイ時だけONにします。Xotic「EPbooster」は、このセッティングでは主にリードソロのレベルブースターの役割をします。リードソロはIbanez「TS9」(常時ON)+Xotic「EPbooster(一時的にON)」を組み合わせてダブルでブーストします。今回はエフェクターボードを組んでいませんが、踏みやすい配置に変える必要があると思います。また、サイズ感で言えばXotic「EPbooster」に合わせてIbanez「TS9」はミニサイズのIbanez「Tube Screame mini」に変えてもいいかもしれません。よりエフェクターボードが小さくなって持ち運びやすくなる他、同じサイズのエフェクターにすることにより踏みやすさも向上すると思います。エフェクターボードを組んでみて、試しながら配置を変えてより理想に近づけていけばいいと思います。これでかなり最小限のエフェクターに絞ることができました。 

 

【今回のまとめ】

今回は、必要最小限のエフェクターを選んでみましたが、スタジオにエフェクターボードを持っていく度に「もっと軽くならないだろうか」さらに、「アンプで良いサウンドを出せないだろうか」と考えさせられたことがキッカケです。それが「Marshall JCM2000」の使い方に始まり、チャンネルの選び方、クリーントーンの作り方、ブースターの研究となり、今回のような必要最小限のセレクトをしてみました。ギター(ピックアップ)により、多少選択するエフェクターは変わってくると思いますが、「Marshall 系(JCM2000やJCM900など)」を使うならば、チューブスクリーマーIbanez TS9など)は1個持っていった方が何かと便利だと思います。

何度か弾いてみて感じたことになります が、「Marshall JCM2000」のリードチャンネルはサスティーンがあまりなく、弾くには相当な技術が必要だと感じました。よくプロの方が「アンプ直」のみでテクニカルフレーズを弾いているところを見たりするとかなり実力がある人だと思います。そのレベルに到達するにはかなりの時間と努力が必要ですが、それを補う点でもブースターなどのエフェクターはあった方が良いと思いました。そういった意味でも、アンプの歪みをメインとするならば「ブースター選び」は重要です。ブースター選びに迷うようであれば「定番エフェクター」を選んでおいた方が無難です。定番以外のブティック系エフェクターは、個性的で魅力な反面、扱いが難しく狙った効果を上手く出せないため外すことも多いので、全体的なセッティングに慣れてきた時に試してみると面白くなるのではと思います。最後に「Marshall JCM2000」のリードチャンネルに歪みエフェクターを足してもほとんどサウンドは変わらない傾向があります。個人的な意見になりますが、「Marshall JCM2000」のリードチャンネルで何かしたい場合は、サウンド自体を変えるのではなく「弾き心地」をエフェクターで変えるにことに意識をした方が結果的に良いサウンドになるように思います。今回はそういった視点からも3つエフェクターを選んでみました。「Marshall JCM2000」のリードチャンネルに合うブースターの一例として参考にして頂ければ幸いです。

 

以上、

「必要最小限のエフェクターを3つ選んでみた〜Marshall JCM2000編〜」についてでした。

 

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