エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです【本サイトはプロモーションが含まれています】

GE7+JC-120の実験

こんにちは。

今回はBOSSの「GE7」+「DS1」を「JC-120」で試していた時に、

DISTORTION」のツマミで色々発見があったので、書きたいと思います。

 

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【BOSS/GE7とは

BOSSの「GE7」(イコライザー)は、特定の周波数を調整・変えるエフェクターで、高音と削りたい時や中域を上げて音抜けを良くしたい、低域を出したいなどなど、目的により細かな調整ができて便利なエフェクターです。

 

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スタジオで「JC-120」を使って実験してみました。

 
ギター(PRS)→「GE7」→アンプ(JC-120)
 
【JC-120のセッティング】
「CHANNEL-2」で「LOW」の方にシールドをインプット。
「VOLUME」=1~2(周りの音により調整するので、あくまで目安の音量)
「TREBLE」=5
「MIDDLE」=5
「BASS」=5
DISTORTION」=5
「REVERB」=2~3
「BRI」=ON(自分はONにすることが多いです。TONEが上がる)
 
※「CHANNEL-2」の「HIGH」と「CHANNEL-1」の「LOW」を短いシールドで繋いで、ステレオ出力にしています。効果としては音が太くなる。「CHANNEL-1」のセッティングはすべて0。使わない。
 

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と、いつものイコライジングは5と基本的なセッティングですが、今回はこの基本セッティングに滅多につかわないDISTORTION」のツマミに=5を追加してみました。
 
「JC-120」の「DISTORTION」のツマミはほとんど使わないと思いますが、あえて使って冒険してみました。
当然DISTORTION」はゲインを上げるツマミなので歪みますが、それと同時にアンプの音量も上がります。
DISTORTION」=5なので、クランチ〜軽いオーバードライブあたり(細かい範囲)ですが、それなりに歪みました。ギターはPRSでハムバッカーでしたが、ギター(ピックアップ)によって「歪み度合い」は変わってくるかもしれません。
 
しかし、このままだとすごい微妙な「歪み」の感じでやっぱりDISTORTION」はあまり使わない方がいいのかなと、思った矢先。
 

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試していた「GE7」を中域を上げるセッティングで、
「GE7」だけ踏んでみたところ…
 
「ものすっごい音圧になりました。」
 
「JC-120」でこんな音でるの?と驚きました。
 
家に帰って、アンプの本を見てみると「JC-120」の「DISTORTION」のツマミは少し入れるだけでも音が太くなるそうです。(知らなかった)
ちなみにこのセッティングで「DS1」だけONにすると、音がゴリゴリになってしまいました。残念。
 
「JC-120」の「DISTORTION」を使うと、音作りの幅が広がる可能性がでてきたかもしれません。また、いろいろ実験してみよう。

JC-120対策〜OCD編〜

こんにちは。

今日は「JC-120対策〜OCD編〜」について書きたいと思います。
 
「JC-120」に合った「歪み系エフェクター」を探したことがあり、たまたま自分が持っていたFulltoneの「OCD」というペダルが「JC-120」と「相性」が良いらしいので、試しにスタジオで弾いてきました。
 

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ギター(PRS)→「OCD」→アンプ(JC-120)
 ※エフェクターのセッティングは写真を参照。
 
「JC-120」のセッティングです。
「CHANNEL-2」で「LOW」の方にシールドをインプット。
「VOLUME」=1~2(周りの音により調整するので、あくまで目安の音量)
「TREBLE」=5
「MIDDLE」=5
「BASS」=5
DISTORTION」=0
「REVERB」=2~3
「BRI」=ON(TONEが上がる)
 
※「CHANNEL-2」の「HIGH」と「CHANNEL-1」の「LOW」を短いシールドで繋いで、ステレオ出力にしています。効果としては音が太くなる。「CHANNEL-1」のセッティングはすべて0で使わない。
 

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弾いた印象は、バリーン!としたハッキリした歪みです。普通に良い感じで使えるディストーション寄りのオーバードライブ。あまり個性的な歪みを求める人には、物足りなさを感じるかもしれませんが、質の良いスタンダードなペダルだと思います。
あと、個人的な好みになりますが、5,6弦を弾いた時の低音が出ることには出ますが、高速リフなどのハッキリした弾き方にはあまり向いてないと思いました。高速リフなどする場合は「OCD」の前段に他のオーバードライブが必要かなと思っています。それ以外は、幅広く対応できそうです。
 
「JC-120」を使う際に、アンプの「BRI」(トーンが上がる)というスイッチがありますが、通常は使わない方が多いみたいですが、自分はこの「OCD」を使う時は「BRI」のスイッチを押して「ON」にした方が、よりアタック感が増して好きな感じになりました。音の高さは、エフェクター側の「TONE」を見ながら調整すればいいかと思います。(写真では9時ぐらいになっている)メインの歪みで使うなら、歪みの「Drive」のツマミは12時〜1時ぐらい。2時以降はあまり上げても、低音が上がってくるのみで歪みは増してこない気がします。
「OCD」のミニスイッチ「HP」と「LP」がありますが、自分は「HP」を使っています。
 
「OCD」単体では、高速リフはやや不向きですが、「OCD」と相性がいいオーバードライブを組み合わせて高速リフにも対応できるようにすればベストかなと思いました。歪みに関しては文句ナシです。
「OCD」を持っていれば「JC-120」を歪ませたい時にひとまず安心。
「JC-120対策」できるオーバードライブなのではないでしょうか。 

これまで買った歪みエフェクター

こんにちは。

今日は、思いつきで「これまで買った歪みエフェクター」をリストで書き出したいと思います。

 

・DS1 / BOSS

・ST2 / BOSS

・OD3 / BOSS

・OCD / Fulltone

・MT2 / BOSS

・ZW-44 / MXR

・DS2 / BOSS

・RAT2 / PROCO

・ST9Pro+ / Maxon

・SD9M / Ibanez

・SD1 / BOSS(改)

・BD2 / BOSS

・ML2 / BOSS

・ARCHER / Rockett Pedals

・DS1 keeley.Mod

・BD2 keeley.Mod

・BOX OF ROCK / Z.VEX

・mastotron / Z.VEX

・red strawberry overdriveone control 

・Pocke TS / TRIAL

 

と、もしかしたら何個が忘れているかもしえませんが、こんなトコロでした。

今まで、夢中で数えたことはありませんでしたが、約20個…。

結構ありました…(汗)

ちょっと買い過ぎだと思ったので、今、反省しています(笑)

 

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自分はコレクターではなく、どんどん実践で使う人なので、色々と歪みについての音を追求していった感じはあります。ほぼ研究に近いかも。

BOSSの「DS1」をはじめて買ってから、つぎつぎに増えていった歪みエフェクターですが、今思うとエフェクターのことや音作りで悩んでいた(楽しんでいた)の結果、色々試しに買って増えてしまったなぁと思います。気づいたら、完全に「歪み」にハマった人になってしまいました。

 

せっかくなので、ジャンルに分けてみました。

【オーバードライブ系】

・OD3 / BOSS

・ZW-44 / MXR

・OCD / Fulltone

・ST9Pro+ / Maxon

・SD1 / BOSS(改)

・BD2 / BOSS

・BD2 keeley.Mod

・ARCHER / Rockett Pedals

・BOX OF ROCK / Z.VEX

・red strawberry overdriveone control 

Pocke TS / TRIAL

 

ディストーション系】

・DS1 / BOSS

・ST2 / BOSS

・MT2 / BOSS

・DS2 / BOSS

・RAT2 / PROCO

・SD9M / Ibanez

・ML2 / BOSS

・DS1 keeley.Mod

 

【ファズ系】

・mastotron / Z.VEX

 

うーん。オーバードライブがやや多いですね。ファズは未だよく使い方がわからず1個のみ。

ついでに多かった「オーバードライブ系」と「ディストーション系」で、それぞれで気に入ったものを3個(ランキング形式)選んでみようかなと思います。

 

【オーバードライブ系】

3. Pocke TS / TRIAL

2. OCD / Fulltone

1. SD1 / BOSS(改)

 

悩みましたが、個人的1位は「SD1 / BOSS(改)」になってしまいました。自分は最近よく使うアンプが「Marshall JCM 2000」なので、歪み系の「TS系(チューブスクリーマー系)」が、上位に入っています。1位の「SD1 / BOSS(改)」は、自分で「SD1」を改造し歪みを調整したものですが、パステルイエローな色と中域が出る音や特徴を含めて好きになったペダルです。2位の「OCD / Fulltone」は見た目がカッコよく、色んな使い方ができるので気に入ってます。3位の 「Pocke TS / TRIAL」は、あまり知られていないかもしれませんが、ハンドメイドのミニエフェクターで小さい割りには低音が出るTS系で、最近使ってみたら良かったのでミニサイズと音も含めて気に入っています。

 

ディストーション系】

3. ML2 / BOSS
2. DS1 keeley.Mod
1. ST2 / BOSS
 
1位は「ST2 / BOSS」でした。「ST2」は最近、このペダルの良さを再発見し、使いやすいエフェクターだと思ったので迷わず1位になりました。2位の「 DS1 keeley.Mod」はモディファイ(改造)ペダルですが、はじめて買ったエフェクターの改造ペダルであり、なんだかんだ気に入ってます。3位の「ML2 / BOSS」は音が好きです。
ディストーションに関しては、すべて「BOSS」になってしまいましたが、それだけ使いやすいということだと思います。
 
以上、今日は「これまで買った歪みエフェクター」について書きましたが、今まで買った(買ってしまった)エフェクターにランキングをつけて見るのも面白いなぁと思いました。こんなたくさん買う必要はありませんが、気に入ったエフェクターが見つかるといいですよね!

BOSS ML-2(メタルコア)メタル系エフェクター

※この記事は2022年7月30日に更新されました。

こんちには。

エレキギターを弾いていると、一度はメタル系エフェクターを使ってみたいと思いませんか?

数あるハイゲインディストーションの中でも、筆者が気に入っているメタル系エフェクター BOSS ML-2(メタルコア)をご紹介したいと思います。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です。

BOSS ML-2(メタルコア)メタル系エフェクターについて

BOSS ML-2(メタルコア)は、との出会いはほんの数年間になります。

当時、BOSSのエフェクターを追っかけていた時期に登場したデジタル技術(COSM技術)で話題になったデジタルハイゲインディストーションでした。

今となっては、中古でも安く買えるモデルですが、BOSS ML-2(メタルコア)には、バンドやライブの音作りで何度も助けられました。

それでは、BOSS ML-2(メタルコア)の特徴を見ていきましょう。

BOSS ML-2 (メタルコア)の特徴

筆者が実際に使って感じたBOSS ML-2(メタルコア)の特徴を以下にまとめてみました。

5・6弦を多用するパワーコードに最適

BOSS ML-2(メタルコア)の特徴として、5、6弦がしっかり輪郭が出ることで、パワーコードやブリッジミュートのズンズン感が出せるところです。

同じBOSSのハイゲインディストーションのMT-2(メタルゾーン)と比べると、全体的に芯があって「ドシッ!」としています。

アタック感とコード分離感でしっかり弾ける

アタック感とコード分離感が BOSS ML-2(メタルコア)にはあります。

これだけのハイゲインでも弦を弾いたときの反応の良さや、コードを6弦から1弦まで弾いた時のコード分離感がしっかり出るので、音が潰れることがありません。

ノイズレスでスッキリしている

BOSS ML-2(メタルコア)は、ハイゲインディストーションなのにも関わらず、ノイズレスで静かです。

ハイゲインディストーションは、ノイズが発生するものですが、BOSS ML-2(メタルコア)は、相当ゲインを上げなければ、ノイズが出てきません。

BOSS ML-2(メタルコア)は、ノイズゲートいらずですね。

BOSS ML-2 メタルコアはセッティングが簡単

BOSS ML-2(メタルコア)のエフェクターのツマミは、

LEVEL・LOW・HIGE・DISTの4つです。

トーンに関しては、LOW(低音)かHIGE(高音)の2つなので、簡単に調整できます。

ほとんど細かいセッティングしなくても、イイ感じのメタルサウンドが出るようになってます。

BOSS ML-2 (メタルコア)は大型アンプとの相性が良い

実際にリハーサルスタジオで、Marshall JCM2000のクランチチャンネル(CLASSIC GAINのCRUNCH)で使ってみました。

マーシャルアンプとの相性もよく、 BOSS ML-2のメタルサウンドがそのまま出ます。

さらに、JC-120でも同じように音が出るので、BOSS ML-2さえ持っていけば、いつでもメタルサウンドが出すことができます。

BOSS ML-2 (メタルコア)に組み合わせたいエフェクター

BOSS ML-2(メタルコア)に組み合わせたいエフェクターもご紹介します。

ハイゲインデイストーションは、ドンシャリ(低音と高音)サウンド傾向が強いので、相性としては、ミッド(中域)の出るチューブスクリーマーなどがおすすめです。

筆者は、MAXONのST9Pro+を組み合わせています。

MAXONのST9Pro+は、チューブスクリーマーの中でも、ミッドが強力なオーバードライブです。

BOSS ML-2との相性がよく、速弾きをするときに重宝しています。

BOSS ML-2 メタルコアエフェクター として完成度高いモデル

最後に、BOSS Metal Core ML-2は、完成度が高いモデルだと思います。

エフェクターには、個性的なものや扱いにくいものもあります。

そういったエフェクターを使いこなすのも、エフェクターの醍醐味一つではありますが、どんなシチュエーションでも同じサウンドが出るエフェクターは重宝します。

BOSS ML-2(メタルコア)は、メタル系エフェクターのため、特定のジャンル限定なところはありますが、ハイゲインディストーションとして信頼をおける1台となっています。

以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

歪み系エフェクターでペアを組ます①

こんにちは。

今日はエフェクターを色々使ってみていて、組み合わせについて考えたことを書きたいと思います。

 

よく自分は2台の歪みエフェクターを使って、ペアを組ますのが好きです。

その2台のオーバードライブを使って、自分好みの歪みの音を作るのが、結構楽しいです。

エフェクターはたくさんのメーカーや種類がありますが、やはり「相性」というものがあるかなと最近よく思っています。

単体(1台)で使うとなんだか上手くいかないペダルも、もう1台のエフェクターを組み合わせることで、使いにくかったペダルやあまり好みでないペダルもその組み合わせたエフェクターによって使いやすくなったり、意外な音作りに繋がったりします。

 

すごく評判が良く、値段が高い歪みエフェクターと言われていても、使ってみたら、なんだか自分の好みの音ではなかったり、単体でもイマイチと感じている場合も、手放す前に一度、今持ってる歪みエフェクターの中から相性のいいヤツ、相棒と呼んでもいいかもしれないですが、探してみてると楽しみが増えるかもしれません。

 

例えば、「オーバードライブ(メイン)」+「オーバードライブ(ブースター)」や「オーバードライブ(メイン)」+「ディストーション(ブースター)」などで組み合わせる感じです。

よく自分が組み合わせる効果を狙うのが、オーバードライブをオーバードライブでブーストする方法です。主に「オーバードライブ(前段でメイン)」+「オーバードライブ(後段でブースター)」の順で組み合わせることが多いですが、自分が試したエフェクターのセッティングの中で、効果が出た3つのセッテイング方法をザックリ書いておきます。

 

1、「Aオーバードライブ(前段で歪みを多め、音量はアンプと同じぐらい)」+「Bオーバードライブ(後段で歪みを少なめ、音量を大きめ)」にして、AオーバードライブをBオーバードライブでブーストする方法です。これは、主にソロ向けのセッティングです。

 

2、「Aオーバードライブ(前段で歪みを普通ぐらい、音量はアンプと同じぐらい)」+「Bオーバードライブ(後段で歪みを普通ぐらい、音量はアンプよりも同じかやや大きいぐらい」にして、Aオーバードライブ+Bオーバードライブで歪みをミックスする方法です。これは、2台で自分の好きな歪みを作るセッティングです。

 

3、「Aオーバードライブ(前段で歪みを少なめで、音量はアンプよりもかなり多め、極端に言えばMAX10など)」+「Aディストーション(後段で歪みを普通ぐらい、音量はアンプと同じかぐらい」にして、AのディストーションをAオーバードライブでブーストする方法です。

 

と、この3つの組み合わせをすると、相性が良ければイイ感じの音が作れる可能性があります。上手くいくと良い音と弾き心地がいいので、気づけば平気で1~2時間はギターを弾いていることがあります。

色々組み合わせを試行錯誤してみて、オーバードライブ+オーバードライブでの組み合わせの相性が良かったと思うのが「TS系オーバードライブ(前段)」+「歪みが多くクリーンブースターにもなるオーバードライブ(後段)」が、実践向きの組み合わせかなと思いました。

 

例えば、BOSSの「SD1(前段)」と「BD2(後段)」。

メインの歪みが「BD2」で「SD1」でブーストするという配列。

 

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主にソロを意識した組み合わせですが、この組み合わせは、便利かなと思います。また詳しくは次の機会に書きたいと思います。

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グラフィックイコライザー〜前編〜

こんにちは。

今日はグラフィックイコライザーというエフェクターについて書きたいと思います。
 
イコライザーはいくつかエフェクターが出ていますが、BOSSの「GE7」がよく知られていると思います。
 
【グラフィックイコライザーについて】
イコライザーというのは、エフェクターである周波数を調整・変えるものかなと自分は思っています。
例えば、もう少し低域が欲しいとか、中域を上げて音を出したい、高域がキツイのて少しカットして抑えたいなど、用途は様々。
 
はじめてBOSSの「DS1」を買った次に2個目で「GE7」を買いました。
購入した理由は「DS1」と「GE7」の組み合わせがあるみたいだったので、とりあえずなんとなく買った感じです(笑)
最初はよくわからなかったので、「DS1」の「後段」につなぎ、Levelのみ上げて単なる音量上げの「クリーンブースター」的に使っていたことがあります。(よく使い方がわからず、そういった使い方しかできなかったが理由です)
 
【各周波数帯の効果について】
しばらくして、各周波数帯の効果を書いてあったのをネットで見つけたので、付せんに書いて音作りの参考にしていました。
 
 

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メモを書き出しておきます。
・100→全体のムード
・200→低音の鳴り
・400→音の太さ
・800→中域の粘り、コシ
・1.6k→アタック感
・3.2k→音抜け
・6.4k→高音の低音、音色の鋭さ
 
この効果を知ってからは、多少は音色での調整に使ってみたりしていました。
たとえば、「DS1」で低音がもう少し欲しいなぁと思えば、200〜400のあたりを少し上げるたり、ドンシャリ系のハイゲインエフェクターで、ソロの時に中域が足らないと思えば、800あたりを少し上げて補正する。高音がキツイ場合は、6.4kを少し下げる。などといった感じで、あくまで後段のブースターに+αで使っていました。(ほとんど音を聴いて感覚で調整してゆく感じで使っていました)
 
【色々な使い方があるイコライザー
このグラフィックイコライザーは、エフェクターのどこに置くのかで効果が変わってくるみたいです。エフェクターボード本でプロの方が「GE7」を使ったセッティングが載っていましたが、エフェクターの最終後段、アンプに一番近いとこに繋ぎ、音の最終調整に使ってみたり、800あたりをやや下げる(中域をやや下げる?)て使うなど、使い方は多種多様なエフェクターです。(余談ですが、JHSというメーカーからGE7のモディファイがあるのを知りました。GE7の改造は珍しい)
 
歪み系のエフェクターの「前段」に使う場合も当然ありますが、そのことについては、いずれ書きたいと思います。クリーンブースターがない場合、歪みペダルの「後段」に「GE7」を繋いでクリーンブースター+αの使い方を試してはいかがでしょうか。

 

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エフェクターボードに入れておきたい1台 Zvex Box of Rock レビュー

※この記事は2021年2月1日に更新されました

こんにちは。

エフェクター ボードに入れておくと便利なエフェクター をご紹介します!

その名もZVEX「Box of Rock」です。

一体どういう使い方をすると便利なのかレビューしていきます!

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ZVEX「Box of Rock」ってなに?

Box of Rockは、ZVEXから出ているディストーションペダルになります。

といっても、激歪みのディストーションではないので、表記に注意しましょう。

感覚的には、オーバードライブくらいの歪み量しかありません。

サウンドは、クランチ寄りのマーシャルサウンドと言ったところです。

さらに、クリーンブースターがついていることが特徴です。

Box of Rockの基本的な使い方

Box of Rockの使い方は、人によってそれぞれだと思いますが、オーソドックスに使うならば、オーバードライブ的に使うのがいいと思います。
低音弦はハッキリと出ないので、コード弾きやアルペジオがオススメです。
また、JC120で少し真空管っぽい感じにしたい場合にBox of Rockは有効です。
クリーンサウンドをブラッシュアップするイメージで使うと良いですね!

オススメなBox of Rockの使い方

オススメなBox of Rockの使い方は、ブースターとして使うことです。
歪み側をゲインブースター、クリーンブースターをレベルブースターと使い分けた使い方です。
オーバードライブやディストーションの後ろにつないで、ブーストするイメージで使うと丁度いいブースターとして発揮してくれます。

Box of Rockに付いているSuper Hard Onが使える!

Box of Rockについてるクリーンブースター「Super Hard On(スーパーハードオン)」が使えます。

このSuper Hard Onは、ギターの原音を前に出してくれるタイプのクリーンブースターで、音量+アタック感を増したい時に便利。

Super Hard On単体でのエフェクターもありますが、歪みも使えるBox of Rockの方が、一石二鳥でお得感があります。

Box of Rockは使いこなせると化ける

Box of Rockは、はじめて使う方にはとっても使いにくいペダルだと思います。

でも、使い方がわかれば、実戦的に使えるペダルに化けます。

ZVEX自体クセがあるペダルが多いですが、型にはまった時の威力が強いのが魅力です。

自分なりのBox of Rockのセッティングを探しましょう。

こんな人はBox of Rockを使っちゃダメ

どんなエフェクター にも、向き不向きがあります。

当然ながら、Box of Rockにできない効果を求めると失敗の原因になります。

Box of Rockは、バリバリ歪ませるモデルではありません。

メタル系のサウンドやハイゲインディストーションを出したい場合は、Box of Rockでなく別のモデルを探しましょう。

5、6弦を使うリフをしっかり出したい人も、Box of Rockには向いていません。

Box of Rockは歪みエフェクターと組み合わせるとGOOD!

Box of Rockは、アンプライクペダルだけあって、他の歪みエフェクターとの組み合わせがしやすいです。

使っている歪みエフェクターがなんだかイマイチなときも、Box of Rockと組み合わせることで、使いやすくなることもあります。

組み合わせは、同じアンプライク系オーバードライブ/ディストーションがオススメです。

エフェクターボードに入れておきたい縁の下の力持ちペダル

Zvex Box of Rockは、人に例えるならば、縁の下の力持ちの存在です。

エースではないけれど、他を支えてくれる重要なエフェクターになる可能性を秘めてます。

使いこなせるとエフェクターボードに入れておきたい1台になれるはずです。

見た目がPOPなとこも魅力ですね。

ご参考になれば幸いです!