エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

エフェクターボードに入れておきたい1台 Zvex Box of Rock レビュー

※この記事は2021年2月1日に更新されました

こんにちは。

エフェクター ボードに入れておくと便利なエフェクター をご紹介します!

その名もZVEX「Box of Rock」です。

一体どういう使い方をすると便利なのかレビューしていきます!

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ZVEX「Box of Rock」ってなに?

Box of Rockは、ZVEXから出ているディストーションペダルになります。

といっても、激歪みのディストーションではないので、表記に注意しましょう。

感覚的には、オーバードライブくらいの歪み量しかありません。

サウンドは、クランチ寄りのマーシャルサウンドと言ったところです。

さらに、クリーンブースターがついていることが特徴です。

Box of Rockの基本的な使い方

Box of Rockの使い方は、人によってそれぞれだと思いますが、オーソドックスに使うならば、オーバードライブ的に使うのがいいと思います。
低音弦はハッキリと出ないので、コード弾きやアルペジオがオススメです。
また、JC120で少し真空管っぽい感じにしたい場合にBox of Rockは有効です。
クリーンサウンドをブラッシュアップするイメージで使うと良いですね!

オススメなBox of Rockの使い方

オススメなBox of Rockの使い方は、ブースターとして使うことです。
歪み側をゲインブースター、クリーンブースターをレベルブースターと使い分けた使い方です。
オーバードライブやディストーションの後ろにつないで、ブーストするイメージで使うと丁度いいブースターとして発揮してくれます。

Box of Rockに付いているSuper Hard Onが使える!

Box of Rockについてるクリーンブースター「Super Hard On(スーパーハードオン)」が使えます。

このSuper Hard Onは、ギターの原音を前に出してくれるタイプのクリーンブースターで、音量+アタック感を増したい時に便利。

Super Hard On単体でのエフェクターもありますが、歪みも使えるBox of Rockの方が、一石二鳥でお得感があります。

Box of Rockは使いこなせると化ける

Box of Rockは、はじめて使う方にはとっても使いにくいペダルだと思います。

でも、使い方がわかれば、実戦的に使えるペダルに化けます。

ZVEX自体クセがあるペダルが多いですが、型にはまった時の威力が強いのが魅力です。

自分なりのBox of Rockのセッティングを探しましょう。

こんな人はBox of Rockを使っちゃダメ

どんなエフェクター にも、向き不向きがあります。

当然ながら、Box of Rockにできない効果を求めると失敗の原因になります。

Box of Rockは、バリバリ歪ませるモデルではありません。

メタル系のサウンドやハイゲインディストーションを出したい場合は、Box of Rockでなく別のモデルを探しましょう。

5、6弦を使うリフをしっかり出したい人も、Box of Rockには向いていません。

Box of Rockは歪みエフェクターと組み合わせるとGOOD!

Box of Rockは、アンプライクペダルだけあって、他の歪みエフェクターとの組み合わせがしやすいです。

使っている歪みエフェクターがなんだかイマイチなときも、Box of Rockと組み合わせることで、使いやすくなることもあります。

組み合わせは、同じアンプライク系オーバードライブ/ディストーションがオススメです。

エフェクターボードに入れておきたい縁の下の力持ちペダル

Zvex Box of Rockは、人に例えるならば、縁の下の力持ちの存在です。

エースではないけれど、他を支えてくれる重要なエフェクターになる可能性を秘めてます。

使いこなせるとエフェクターボードに入れておきたい1台になれるはずです。

見た目がPOPなとこも魅力ですね。

ご参考になれば幸いです!