こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、ZOOM「G1 FOUR」で、クリーンサウンドの音作りに使えるエフェクトを、ご紹介いたします。
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ZOOM G1 FOUR クリーンサウンドの音作りに使えるエフェクトはどれ?
ZOOM「G1 FOUR」で、クリーンサウンドの音作りに使えるエフェクトを探してみました。
色々と試してみましたが、結論的には、「MATCH30」を使うといいです。
「MATCH30」は、ZOOM「G1 FOUR」に入っているエフェクトの一つです。
「Matchless DC-30」をモデリングしたエフェクトですが、このエフェクトを使うことで、クリーンサウンドを上手く作ることができます。
MATCH30の探し方と手順について
「MATCH30」の探し方と手順について解説していきます。
空いているメモリーを選ぶ
まず、ZOOM「G1 FOUR」の空いているメモリー(50~59)の中から任意で選択します。
筆者は、59のパッチが空いていましたので、こちらに登録していきます。
EDITモードへ画面を切り替える
次に、ZOOM「G1 FOUR」の左上ボタンを2回押して「EDIT」モードに画面を切り替えます。
フットスイッチを押して探す
ZOOM「G1 FOUR」のフットスイッチをカチカチと押しながら、「MATCH30」を探します。
ちなみに、フットスイッチを長押しすると、表示されるエフェクトを早送りできます。
見つけにくい場合はカテゴリーで探す
「MATCH30」は、カテゴリーでいうと「AMP」の中に入っています。
左のフットスイッチを指や足で押しながら、右のフットスイッチを押すと、エフェクトのカテゴリーごとに表示されるので、早くエフェクトを見けることができます。
左右逆にしても、同じようにカテゴリー別で見つけることができます。(逆順)
「MATCH30」が表示されると、すぐにセッティング(EDIT)画面に切り替わります。
MATCH30のセッティングについて
「MATCH30」のセッティングをしていきます。
「MATCH30」のセッティング画面は、3ページに分かれていますので、4番のコントロールノブを右に回すことで、ページをめくることができます。
Gain1=35
Bass=47
TRBL=49
Gain2=OFF
Tone2=1
Cut=0
VOL=50
「MATCH30」のセッティングは、「Gain1」「Bass」「TRBL」がメインとなっています。
上手くサウンドが作れない場合は、このあたりを微調整するといいかもしれません。
お好みでリバーブやディレイを組み合わせると効果的
「MATCH30」のエフェクトだけでもいいですが、雰囲気を出すために、お好みでリバーブやディレイをかけるとより磨かれたクリーンサウンドになります。
ここでは、同様の手順で、「AnalogDly(アナログディレイ)」を追加で入れてみました。
追加したエフェクトを使わない場合は、エフェクトが入っているボタンを押すことで、そのエフェクトをOFFにすることができます。
(OFFにするとエフェクトアイコンが点線に変わります)
この操作は他のエフェクトの効果を試すときにも使えますので、覚えておくと便利です。
MATCH30が使われているパッチメモリーがある
今回は、空のパッチにセットしてみましたが、実はすでに入っているメモリーの中で「MATCH30」が使われているパッチがあります。
そのパッチ名は、「41.MATCH Clean」です。
既存のパッチですので、設定を変えたくない人は、はじめから空のパッチで作るほうが自由度が高いです。
他に試したエフェクトのご紹介
「MATCH30」にたどり着くまでに、クリーンサウンドになりそうなエフェクトをいくつか試したものもご紹介します。
TS Drive
「TS Drive」は、チューブスクリーマーをモデリングしたエフェクトですが、LEVELだけ上げたセッティングだけでは、上手くキレイなクリーンサウンドにはなりませんでした。
EP Stomp
「EP Stomp」は、「EP Booster」をモデリングしたエフェクトですが、音が太くはなりますが、こちらはキレがあるクリーンサウンドにはならずといったところです。
Gt GEQ7
「Gt GEQ7」は、グラフィックイコライザーをモデリングしたエフェクトですが、こちらは単体だけでは、サウンドが作れませんので、他のエフェクト組み合わせる必要があります。
上記のようにクリーンサウンドで使えそうなエフェクトをいくつか試しましたが、「JC-120(ジャズ・コーラス)」で試したときに「MATCH30」が一番使えると判断しました。
今回のまとめ
ZOOM「G1 FOUR」で、クリーンサウンドの音作りに使えるエフェクトのご紹介をいたしました。
「MATCH30」は、クリーンだけでなく、歪み系エフェクトとの組み合わせがしやすいので便利なエフェクトだと思います。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
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