こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「ST-2(パワースタック)」をご紹介いたします。
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BOSS ST-2 パワースタックとは?
BOSS「ST-2」は、ビンテージスタックアンプ特有のサウンドと、幅広い歪みサウンドを生み出す新感覚のコンパクトエフェクターです。
スタックアンプのパワー感と弾き心地、そして上質な箱鳴り感を創出します。
また、通常のアンプでは生み出すことの難しい強烈なハイ・ゲイン・サウンドから、歯切れのいいクランチまで、つまみひとつの簡単操作で歪みサウンドを自由にコントロールすることができます。
ライブパフォーマンスからスタジオワークまで、幅広く使える歪みエフェクターです。
それでは、早速、見ていきましょう。
見た目はブラックカラー
BOSS「ST-2」は、ブラックカラーとなっています。
コントロールパネル部分がゴールドになっているので、マーシャルアンプのイメージがありますね。
重さは、410g。(乾電池含む)
LEDは赤色
BOSS「ST-2」は、赤色のLEDです。
そこまでLEDは明るくありませんが、ON/OFFの視認は問題なくできます。
9Vのアダプターで電源供給できます
BOSS「ST-2」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。
消費電流は、65mA。
BOSSのACアダプター「PSA-100」シリーズが使えます。
筆者は、「PSA-100」シリーズのACアダプターかパワーサプライで電源供給をしています。
電池が使えます
BOSS「ST-2」は、電池が使えます。
BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。
フットスイッチについて
BOSS「ST-2」は、フットスイッチについて取り上げてみました。
BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいです。
コントロールノブについて
BOSS「ST-2」は、4つのコントロールノブから構成されています。
・LEVEL = 音量を調節
・BASS = 低域を調節
・TREBLE= 高域を調節
・SOUND= 歪み量を調節
BOSS「ST-2」の歪みの特徴として、「SOUND」のコントロールノブに注目したいです。
「SOUND」には、「CRUCH」「DRIVE」「ULTRA」と歪み量の目安があります。
この3つのメモリを見ると、非常に幅広いGAINを持っていると思いますが、1点注意が必要です。
MAXにした状態の「ULTRA」にするとハイゲインディストーションまでサウンドを作れますが、ハウリングしやすいという欠点があります。
そのため、BOSS「ST-2」は、「DRIVE」の前後でセッティングして使うことをおすすめします。
BOSS ST-2 パワースタックのセッティング例について
BOSS「ST-2」のセッティング例について考えてみました。
・LEVEL = 12時
・BASS = 12時
・TREBLE = 12時
・SOUND = 13時
BOSS「ST-2」のセッティングについては、ディストーションサウンドを目指しました。
「LEVEL」「BASS」「TREBLE」については、基本12時でも問題なく使えると思います。
ドンシャリを強めたい場合は、「BASS」「TREBLE」を13時以降にするといいでしょう。
「SOUND」については、使用するエレキギターによってセッティングを調整するといいです。
ストラトキャスター(シングルコイル)などは、13時あたりと歪み量を多くし、レスポール(ハムバッカー)は、10時あたりと歪み量を少なくすると上手くいきます。
今回は、ストラトキャスターでセッティングしましたので、13時に設定しています。
BOSS ST-2 パワースタックの感想
BOSS「ST-2」を手にしたきっかけは、JC-120に合う歪みを探していたときの1台となります。
当時、何十個も歪み系エフェクターを試していましたが、納得するモデルが見つからず、リハーサルスタジオで疲弊する日々を送っていました。
半ばあきらめていたときに、BOSS「ST-2」を試したところ、JC-120から抜けるようなディストーションサウンドが出てきて、感動したのを覚えています。
それ以来、BOSS「ST-2」は、エフェクターボードには必ず入れておく存在となりました。
マーシャルアンプとの相性もよく、アンプのサウンドがイマイチなときには、BOSS「ST-2」で音作りすることも多いです。
そのため、バンドはライブでは大変重宝しています。
BOSS「ST-2」のメリットは、エレキギターのボリュームコントロールを絞ると、クリーンまたはクランチにサウンドが変化することです。
ボリュームコントロール1つだけで、サウンドを調整できるモデルは、なかなか見当たらないでしょう。
他の歪み系エフェクターとの組み合わせもしやすく、音作りがしやすいです。
BOSSのコンパクトエフェクターからは、たくさんの歪み系エフェクターが登場していますが、BOSS「ST-2」の使いやすさはトップクラスと考えています。
今回のまとめ
今回は、BOSS「ST-2」をご紹介しました。
本モデルの価格帯は、新品1万円台となっていますが、手に取りやすい価格帯と言えます。
中古市場で格安で出回っているモデルでもありますので、安く手に入れたい方は、中古で探すといいです。
筆者としては、BOSS「ST-2」と出会わなかったら、音作りについて今でも悩んでいると思います。
BOSSのコンパクトエフェクターの中では、ダントツでおすすめしたいですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
<BOSS ST-2に関する記事はこちら>