こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「OS-2(オーバードライブ/ディストーション)」の使い方やセッティングを試してみましたので、ご紹介いたします。
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BOSS OS-2の使い方やセッティングを試しました
筆者は、BOSS「OS-2」を持っているものの、バンドやライブなどの実戦で使う機会がありませんでした。
そこで、今回は、実際にリハーサルスタジオに行き、BOSS「OS-2」の使い方やセッティングをいろいろ試してきました。
BOSS OS-2ってどんなモデル?
まず、BOSS「OS-2」はどんなモデルなのでしょうか。
以下に、特徴をまとめてみました。
・オーバードライブとディストーション、独立した2系統の歪み回路を1台に凝縮したドライブペダル
・ペダル内部で並列に接続されたオーバードライブとディストーションのキャラクターをCOLORコントロールにより自在にブレンド可能
簡単に言えば、「COLOR」というツマミでオーバードライブとディストーションのキャラクターをコントロールできるモデルです。
こう聞くと、1台2役で便利なモデルだと感じますね。
BOSS OS-2の使い方やセッティングについて
それでは、BOSS「OS-2」の使い方やセッティングについてです。
今回、使用したアンプは、「JC120(ジャズ・コーラス)」になります。
「JC120」のアンプセッティングは以下の通りです。
・CHANNEL-1 / LOW
・VOLEME=2
・TREBLE=5
・MIDDLE=5
・BASS=5
・BRIスイッチ=OFF
また、エレキギターはストラトキャスターを使用しています。
BOSS OS-2のセッティング
BOSS「OS-2」を「JC120」で使った場合のセッティングは、以下のようにしました。
・LEVEL = 12時
・TONE = 12時
・DRIVE = 13時
・COLOR = 15時
「JC120」の場合は、クリーンアンプなので、まずは、ディストーションサウンドを目指しました。
「COLOR」は、「DS」のキャラクター側にセッティングし、「DRIVE」を上げることで、ディストーションサウンドを出すことができます。
ディストーションサウンドの弾き心地は、音が潰れるような感覚がありますが、ディストーションとしては使える音だと思います。
ピッキングの強さによる個人差はあるかもしれませんが、5〜6弦の輪郭も出てくるので、フレーズによる使い方の制限はなさそうですね。
オーバードライブを試してみました
今度は、BOSS「OS-2」で、オーバードライブ(OS)のセッティングを試してみました。
まずは、「DRIVE」が13時くらいのまま、「COLOR」のツマミを「OS」にセッティングします。
すると、ミドル寄りのサウンドに変化したオーバードライブサウンドを出てきました。
このセッティングでは、音抜けを狙ったリードソロで使えそうなサウンドですね。
さらに、バッキングやカッティングで使えそうなセッティングを模索してみました。
「DRIVE」を最小にしてしまうと、音がほとんど出なくなるため、「COLOR」の「OS」を上げていきます。
音量が上がってくるので、GAINを抑えたままオーバードライブセッティングができるようになります。
また、オーバードライブにすると帯域が変化しますが、サスティーン(音の伸び)は、変化しません。
あくまでも、オーバードライブサウンドが出せるモデルのようですね。
これで、オーバードライブとディストーションのセッティングのコツがわかってきました。
今回のまとめ
今回は、BOSS「OS-2」の使い方やセッティングを試してみました。
BOSS「OS-2」の使い方としては、基本的には、ディストーションセッティングが簡単でおすすめです。
オーバードライブとして使う場合は、セッティングを細かく調整する必要が出てきます。
BOSS「OS-2」は、使う人のセッティング技術によって、サウンドが左右されるため、エフェクターを使い慣れている経験者向きのモデルのように思いますね。
興味があれば、ぜひ試してみてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
BOSS OverDrive/Distortion OS-2
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