こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「SD-1(スーパーオーバードライブ)」と、BOSS「DS-1(ディストーション)」を組み合わせてみましたので、ご紹介いたします。
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BOSS SD-1とBOSS DS-1の組み合わせは効果的か?
今回は、BOSS「SD-1(スーパーオーバードライブ)」とBOSS「DS-1(ディストーション)」の組み合わせを検証してみました。
BOSS SD-1とBOSS DS-1をつなぐ順番について
BOSS「SD-1」とBOSS「DS-1」の組み合わせの順番についてです。
今回は、以下のような順番にしました。
・前段 = BOSS SD-1(ブースター)
・後段 = BOSS DS-1(メインの歪み)
理由としては、エフェクターをつなぐ順番において、後段につないだエフェクターが優先されるからです。
そのため、BOSS「SD-1」は、ブースター的な役割。
BOSS 「DS-1」は、メインの歪みとして使います。
エフェクターをつなぐ順番としては、BOSS「SD-1」(前段)→BOSS 「DS-1」(後段)となります。
BOSS SD-1のセッティングについて
・LEVEL = 13時
・TONE = 12時
・DRIVE = 7〜8時
BOSS「SD-1」の特徴として、中域(ミドル)が出やすいオーバードライブであることが言えます。
今回は、BOSS「DS-1」をメインの歪みとして使いますので、「DRIVE」をかなり抑えて、歪み量を少なくし、逆に、「LEVEL」を上げて出力を高めてあります。
「TONE」は、最終的な音作りの仕上げに決めていきます。
BOSS DS-1のセッティングについて
・LEVEL = 13時
・TONE = 12時
・DRIVE = ほぼMAX
BOSS「DS-1」の特徴は、エッジが効いたキメ細かいザクザクのディストーションサウンドです。
BOSS「DS-1」は、メインの歪みとして使いますので、「DRIVE」をMAXに近いところまで上げて、しっかり歪むようにセッティングをします。
「TONE」は、アンプの特性によって決めますが、今回は、ミニアンプなのでやや高音気味に調整しています。
BOSS SD-1とBOSS DS-1を組み合わせた感想
BOSS「SD-1」とBOSS「DS-1」を組み合わせた感想としては、伸びがあるディストーションサウンドを作ることができました。
BOSS「DS-1」単体では、そこまでサスティーン(音の伸び)がよくないため、リードソロやロングトーンを弾く場合には不利になることもあります。
BOSS「SD-1」で、中域の歪みを加えることにより、格段に音の伸びが良くなり、弾きやすくもなります。
ディストーションのサウンドがイマイチなときに、組み合わせると使いやすい歪みになると思いました。
BOSS SD-1とBOSS DS-1をつなぐ順番を変えてみた
ちなみに、BOSS「SD-1」とBOSS「DS-1」のつなぐ順番を入れ替えて、音作りをしてみました。
・前段 = BOSS DS-1(ブースター)
・後段 = BOSS SD-1(メインの歪み)
実際に、エフェクターの順番を入れ替えて、音作りをしてみましたが、全く上手くいきませんでした。
エフェクターは、後段につないだほうが優先されるため、上手くディストーションをミックスさせようとしても、ほとんどBOSS「SD-1」のオーバードライブサウンドになってしまいました。
また、歪みが強いディストーションを、前段に持ってきてブーストすると、ファズのような音が潰れてしまうサウンドになります。
BOSS「SD-1」とBOSS「DS-1」の組み合わせについては、エフェクターの順番やセッティングに気をつけたいところですね。
今回のまとめ
今回は、BOSS「SD-1(スーパーオーバードライブ)」と、BOSS「DS-1(ディストーション)」の組み合わせてについて、ご紹介いたしました。
BOSS「SD-1」とBOSS「DS-1」の組み合わせは、相性が良いと言えます。
組み合わせるメリットとしては、リードソロやロングトーンも弾けるところから、実戦でも使えるサウンドになります。
デメリットとしては、セッティングがやや難しい点でしょうか。
同じ歪み系エフェクターを組み合わせることで、GAIN(ゲイン)量が多くなりがちです。
このため、セッティングをやりすぎるとノイズが発生しやすくなりますので、気をつけましょう。
BOSS「DS-1」に、何か組み合わせたい場合は、BOSS「SD-1」を使う手もあると覚えておくといいですね。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
<BOSS SD-1に関する記事はこちら>
<BOSS DS-1に関する記事はこちら>