こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、PROCO「RAT2(ディストーション)」を「JC-120(ジャズ・コーラス)」で試してみましたので、ご紹介いたします。
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PROCO RAT2をJC-120で使ってみました
筆者は、PROCO「RAT2」を持っているものの、バンドやライブなどの実戦で使う機会がありませんでした。
そこで、今回は、実際にリハーサルスタジオに行き、PROCO「RAT2」の使い方やセッティングをいろいろ試してきました。
PROCO RAT2ってどんなモデル?
まず、PROCO「RAT2」はどんなモデルなのでしょうか。
以下に、特徴をまとめてみました。
・歪み幅が広くファズまで出せるディストーション
・エッジが強い
PROCO「RAT2」の特徴は、歪み幅が大きくファズまで出せるディストーションです。
弾いた感覚では、エッジが強く、金属的な重めのディストーションサウンドですね。
また、1980年代にジェフ・べックが愛用したことによって世界的に定番となったと言われています。
PROCO RAT2の使い方やセッティングについて
それでは、PROCO「RAT2」の使い方やセッティングについて、ご紹介していきます。
今回、使用したアンプは、「JC120(ジャズ・コーラス)」になります。
「JC120」のアンプセッティングは以下の通りです。
・CHANNEL-1 / LOW
・VOLEME=2
・TREBLE=5
・MIDDLE=5
・BASS=5
・BRIスイッチ=OFF
エレキギターは、ストラトキャスターを使用しています。
PROCO RAT2のセッティング
PROCO「RAT2」を「JC120」で使った場合のセッティングは、以下のようにしました。
・VOLUME = 12時
・FILTER = 12時
・DISTORTION = 12時
「JC120」の場合は、クリーンアンプなので、スタンダードなディストーションサウンドを目指しました。
「VOLUME」は、アンプからの音量に合わせてあります。
「FILTER」は、やや上げたほうが、サウンドがハッキリとしてくるためため、12時に設定。
ちなみに、「FILTER」は、左に回すほど高音になる仕様です。
「DISTORTION」は、GAINを上げすぎると、歪みが潰れてファズっぽくなるため、12時あたりに調整しました。
ほとんどのツマミが12時のセッティングとなりました。
PROCO RAT2をJC-120で使った感想
PROCO「RAT2」を「JC-120」で使った感想としては、スタンダードなディストーションサウンドと言った感じでした。
セッティングが普遍的にしてあるのもありますが、普通に使えるディストーションという印象です。
低音が出やすく、歪みを強めるとファズのように潰れてしまいますが、そのあたりを気にしてセッティングすれば、難なく音作りはできると思います。
また、筆者は、これまでPROCO「RAT2」の音作りを何度も試してきましたが、エレキギターのピックアップやアンプなどの環境によって、サウンドが変わるような気もしています。
過去レスポールタイプで、音作りをしていたときは、上手くいかず、諦めてしまったこともあります。
しかし、今回のようにストラトキャスターで試してみると、求めているサウンドに近づいた発見がありました。
もし、PROCO「RAT2」の音作りに悩んでいる場合は、エレキギターを変えてみると、解決につながるかもしれませんね。
今回のまとめ
今回は、PROCO「RAT2(ディストーション)」を「JC-120」で試してみましたので、ご紹介いたします。
PROCO「RAT2」は、ディストーションとして使うことをおすすめします。
ハイゲインディストーションではないので、よりGAINを上げたり、エッジを効かせた音作りをしたい場合は、前段にブースターを置く必要があると思います。
音作りがイマイチ上手くいかない場合は、ストラトキャスターなどのシングルコイルに変えてみるといいかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
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