エフェクターノート

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これはびっくりのコストパフォーマンス! JOYO Vintage Overdrive【レビュー】

こんにちは。

最近、TS系オーバードライブに注目をしています。

TS系エフェクターは主に中域(ミドル)が出るオーバードライブですが、いろいろ調べてみるとチューブスクリーマーのクローンと言われているJOYOのVintage Overdriveが気になり購入してみました。

Amazonで新品で5000円を切るほどの安いコストのエフェクターを、実際にスタジオで試してみたので、まとめておきたいと思います。

JOYO Vintage Overdriveの画像です

これはびっくりのコストパフォーマンス! JOYO Vintage Overdrive

JOYO Vintage Overdrive JF-01はチューブスクリーマと言われていますが、今回気になったので実際にスタジオにいって試してきました。

JOYO jf-01ヴィンテージオーバードライブギターエフェクトペダルTrue Bypass

試したアンプは、JC120とMarshall JCM2000の2つのアンプでした。

JOYO Vintage OverdriveをJC120で試してみる

JC120のセッティング

JC120のイコライジングの画像です

VOLUME=2ぐらい(スタジオの環境に合わせる)

TREBLE=12時

MIDDLE=12時

BASS=12時

DISTORTION=0

REVERB=9時くらい

BRIスイッチ=OFF

※チャンネルリンクはなし 

JOYO Vintage Overdriveのセッティング

JOYO Vintage Overdriveのセッティングの画像です

DRIVE=15時くらい

VOLUME=15時くらい

TONE=13時くらい

JC120においての、JOYO Vintage Overdrive のセッティングはかなり歪むセッティングにしました。VOLUMEも少し大きめにしてあります。

TONEは、耳が痛くならない程度のポイントで調整しています。

JOYO Vintage OverdriveをJC120で試した感想

JOYO Vintage OverdriveをJC120で試したところ、弾いて驚きました。

ザクザクした良い感じのサウンドがJC120から飛び出てきます。一番びっくりしたことは、5・6弦のリフもしっかり弾けること。

JOYO Vintage OverdriveディストーションペダルのRAT2もJC120で試していましたが、同じくらい5・6弦の反応が良かったです。

JOYO Vintage Overdriveはオーバードライブですが、ディストーション並にも歪ませることができます。

以前、チューブスクリーマーのIbanez TS9をJC120で試したことがありますが、断然JOYO Vintage Overdriveの方が相性は良いです。

OYO Vintage Overdriveの特徴として、弾いいた時のエッジ感がIbanez TS9と比べてあるので、「ガッ!」とした引っかかりがあり弾きやすいです。

次に、Marshall JCM2000でブースターとして試してみました。

JOYO Vintage OverdriveをMarshall JCM2000で試してみる

Marshall JCM2000は、ULTRA GAIN / CHANNEL BLEAD1チャンネルを使用します。

Marshall JCM2000は、ULTRA GAIN CHANNEL BのLEAD1チャンネルの画像です

VOLUME=3ぐらい

GAIN=3ぐらい

Marshall JCM2000のイコライジングの画像です

PRESENS=0

TREBLE=3

MIDDLE=3

BASS=2

REVERB=3〜4(基本お好みで調整)

DEEP=OFF(低音弦5、6弦を出したい時にはON)

TONE SHIFT=ON(歪みエフェクターを使用する場合は効果がわかりにくいですが、OFFにするとトーンが上がります)

JOYO Vintage Overdriveのブースターセッティング

JOYO Vintage Overdriveのセッティングの画像です

DRIVE=10時くらい

VOLUME=MAX

TONE=7時くらい(ほぼ0)

Marshall JCM2000においてのJOYO Vintage Overdriveのセッティングはアンプを歪ませた状態でブースターセッティングにしました。

DRIVEはノイズが出てこない範囲で調整。VOLUMEはMAX。TONEについては、Marshall JCM2000は高音が出やすいため、思い切って0もしくは少し上げる程度にセッティングをしました。

JOYO Vintage OverdriveをMarshall JCM2000で試した感想

JOYO Vintage OverdriveをMarshall JCM2000のブースターと使ってみた感想は、チューブスクリーマーと同等のブースト感が得られました。

Ibanez TS9などのチューブスクリーマーでブーストすると、アンプのサウンドがあまり変化せず音が伸びる傾向があります。

JOYO Vintage Overdriveも同じようにサウンドを変化させず、ベンディング(チョーキング)した時に程よいサスティーンが得られました。

もちろん、Marshall JCM2000のクリーンチャンネルにすれば、JC120同様にエッジが効いたディストーションサウンドとしても使うことができます。

結論:JOYO Vintage OverdriveはおいしいTS系オーバードライブ!

今回、JOYO Vintage OverdriveをJC120とMarshall JCM2000の2つのアンプで試してみましたが、新品5000円くらいで買えるにもかかわらず、めっちゃ使えるオーバードライブでした。コストパフォーマンスは高いです。

正直、最初はあまり期待はしていませんでしたが、こんなに実践的に使えるオーバードライブなんだと今では驚きです。

人の好みによりますが、ヘタに高級なブティック系エフェクターを買うより、こちらの方が使い勝手がいいでは?と思います。

結論、JOYO Vintage OverdriveはおいしいTS系オーバードライブ。

改造もする必要ないくらいフツーに使えます。

ご参考になりましたら幸いです。