※この記事は2021年7月8日に更新されました。
こんにちは。
今回は、MAD PROFESSOR「Amber Overdrive HAND WIRED 」を買ってみたのでレビューしたいと思います。
<目次>
Amber Overdrive HAND WIRED とは?
Amber Overdriveは、MAD PROFESSORというメーカーから発売されているオーバードライブペダルです。
Amber Overdriveの特徴として、ファズのような分厚いドライブサウンドが特徴です。
HAND WIREDは、プリント基盤と違い、ハンドメイドで製作されています。
Amber Overdrive HAND WIREDの中身をチェック
ハンドメイド製なので、Amber Overdrive HAND WIREDの中身をみてましょう。
コンデンサーや回路図のところは、カバーされてわからなくなっていますが、配線が半田付けされているのがわかります。
もう一方のプリント基盤については、同じMAD PROFESSORの「New Stone Grey Distortion」を使って見比べてみましょう。
緑の部分がプリント基板になっています。
明らかにハンドメイドとプリント基盤の違いがわかります。
ちなみに「Amber Overdrive HAND WIRED」の方が、プリント基盤の「New Stone Grey Distortion」よりも重さがあります。
Amber Overdrive HAND WIRED レビュー
今回はRolandの「MICRO CUBE」で試してみました。
Amber Overdrive HAND WIREDのセッティング
まず、「VOLUME(音量)」のツマミからいってみましょう。
VOLUME(音の大きさ)は、9時くらいがアンプの音量と同じくらいです。
10時まで上げても良さそうですが、かなり出力高めです。
次に「DRIVE(歪み)」のツマミを試してみます。
DRIVE(歪みの大きさは)9時くらいから歪み始めますね。
試しに、DRIVEを一気にMAXにしてみました。
MAXにすると、少しノイズが出てきますが、上品に歪みが深くなります。
歪みがキメ細かいようにも感じます。
ベストな位置を探っていきます。
11時くらいが丁度いい歪み加減でしょうか。
オーバードライブとして使うならば、もう少し下げてもいいかもしれません。
アンプがクリーンなため、マーシャルアンプなど歪むアンプではまたセッティングが変わってくると思います。
最後に「TONE(音の高さ)」を調整してみます。
12時くらいが程よい位置だと思います。
試しに、TONEもMAXにしてみました。
高域が出て、音の輪郭がしっかりしてくるため、ツマミの効きはいいです。
TONEを上げても、キーンと痛い高音の印象はないので、程よくピークを調節してあるように感じます。
Amber Overdrive HAND WIREDの感想・レビュー
MAD PROFESSOR「Amber Overdrive HAND WIRED」を弾いてみて感じたことは、特徴のままジューシーで音が太いといった印象でした。
上品さも感じられます。
使い方としては、太い音が出るのでリードソロに向いていると思います。
出力が高いオーバードライブなので、ブースト的な使い方ができるかもしれません。
今回のまとめ
Amber Overdrive HAND WIREDを試してみましたが、一言でいえば「図太いオーバードライブ・ファズ」といった感じのペダルです。
ファズだけではなく、オーバードライブとしても使いたい人には試してみるといいかもしれませんね。
以上、MAD PROFESSOR「Amber Overdrive HAND WIRED」のレビューでした。
ご参考になれば幸いです。