※この記事は2021年6月26日に更新されました。
こんにちは。
今回は「ライブでの音作りが心配」「ライブでの音作りがわからない」と言った人に向けて解説していきます。
<目次>
ライブで失敗しないための音作りについて
ライブで失敗すると恥ずかしいですよね。
筆者も、慣れないころは失敗ばかりで、恥ずかしい想いを何度もしていました。
エレキギターを弾く人にとって、ライブで失敗する原因は「音作り」がほとんどだと思います。
ライブで音作りを失敗しないために、ポイントをまとめてみました。
ライブ会場にどんなアンプがあるのか事前にチェックする
まず、アンプが超重要です。
エレキギターは、使うアンプで音が変わってくるからです。
いつも自分で使っているアンプを持ち込みすれば、音作りは慣れているぶん簡単ですが、プロでもない限りは難しいでしょう。
そのため、ライブ会場にどんなアンプがあるか事前に確認しましょう。
ライブ会場のホームページを見たり、電話で直接聞いてもいいと思います。
ほとんどの場合は、JC120が置いてあることが多いですが、マーシャルアンプしかないところもあったりします。
ライブ会場に置いてあるアンプを想定して、音作りをしましょう。
<JC120>
<マーシャルアンプ/JCM900>
エフェクターで音作りしよう
次に、エフェクターで音作りをしましょう。
それは、ライブ会場のアンプに関係してくるからです。
もし、JC120のみしか置いてない場合に、ディストーションサウンドで弾きたい場合は、エフェクターがないと音がでません。
マーシャルアンプでも音作りはできますが、アンプだけ音作りが難しく、イメージする音作りに限界がでてくることもあります。
アンプのことを考えると、エフェクターで音作りをした方が早いためです。
ライブで演奏するジャンルにもよりますが、以下に、あると便利なエフェクターをご紹介しておきます。
<歪み系エフェクター>
歪み系エフェクターには、大きく分けてオーバードライブ・ディストーション・ファズに分けられます。
はじめての場合は、「オーバードライブ」もしくは「ディストーション」のコンパクトエフェクターを選ぶといいでしょう。
歪み系エフェクターには、たくさんのモデルがありますので、ライブ会場にあるアンプで試奏して、自分にあったモデルを選ぶことをオススメします。
<クリーンブースター>
ライブで失敗するひとつの要因として、音量のトラブルがあげられます。
エレキギターの音が、小さすぎる、聴こえないなどのトラブルです。
演奏中、音量の調整はできないと考えていたほうがいいです。
そのため、 音量を上げるエフェクター「クリーンブースター」を1台用意しておくと便利です。
クリーンブースターにも、さまざまなモデルがありますが、まずはシンプルなものをオススメします。
その他、気になったエフェクターがあれば導入して大丈夫です。
スタジオでシュミレーションをしておく
ライブ会場で演奏すると、まず気づくことは音の大きさの違いです。
自宅練習と違って、かなりの音量を出す必要があるため、音量に慣れるためにもスタジで練習するようにしましょう。
また、実際に使うアンプとエフェクターを使って、ライブ本番環境をつくり、シュミレーションをしておくと音作りの失敗が少なくてすみます。
エフェクターのON/OFFの練習もしておきましょう。
リハーサルでサウンドチェックをする
いくらスタジオでシュミレーションした音作りでも、ライブ会場とでは音の聴こえ方が変わってくることが多々あります。
そのため、ライブ本番では、リハーサルでサウンドチェックを必ずしましょう。
あまりリハーサルに時間がとれない場合は、演奏する前に少しだけ音を出して、アンプの音量とサウンドを確認しましょう。
また、音量やサウンドがわからない場合は、PAさんに相談するのもいいです。
本番直前ではアンプのセッティングを変えない
いざ、本番直前になると緊張するものです。
目の前の大勢の観客や眩しいスポットライトで、さらに緊張するすることでしょう。
そこでやってしまいがちなのが、リハーサルで決めたアンプのセッティングを変えてしまうことです。
せっかくバランス良く決めた音作りを、本番直前で変えてしまっては、なんの意味もありません。
本番直前で、音量やサウンドを変えてしまうと「いつもと違う?」とバンドメンバーに思われて、ミスをしたと勘違いされてしまいます。
そして、他のパートにミスを誘発することにもなってしまうため、リハーサルで決めた音作り・セッティングは変えないようにしましょう。
本番直前のチューニングは必須です
本番直前でやってほしいことがあります。
それは、エレキギターのチューニングです。
ライブ会場では、ステージにスポットライトが当たっているため、温度の変化でチューニングが狂いやすいです。
そのため、かならず本番直前にチューニングをしましょう。
チューニングがズレたまま、演奏してしまうと、違和感がある演奏になってしまいます。
あわよくば、エレキギターが下手な人と思われてしまうため、チューニングはその都度調整していたいくらいです。
チューナーは、エレキギターのヘッドにつけれるクリップチューナーがオススメです。
音がおかしいなと思ったときの確認事項
いくら準備しても、トラブル起きるのがライブ本番の怖いところです。
リハーサルの時と音がおかしい、いつもと音がおかしいなと思った時は、以下のことをチェックしましょう。
エフェクターのツマミが変わっていないかチェックする
アンプのセッティングは変えていないのに、音がおかしい場合は、エフェクターのセッティングを疑いましょう。
エフェクターケースを持ち運びしている間、知らず知らずエフェクターのツマミが動いてしまっていることがあります。
そのため、エフェクターのセッティングが変わらないように、セロテープで固定したり、シールで目印をつけておくとわかりやすいです。
エレキギターのセッティングが変わっていないかチェックする
ライブでの音作りは、アンプとエフェクターに集中しがちですが、思わぬ落とし穴になるのが、エレキギターのセッティングです。
例えば、エレキギターのピックアップセレクターがリアからフロントになっていたり、トーンがMAXからゼロになっていて、音作りがおかしくなっていたということもあります。
これも、ステージまでに移動するときに、知らず知らずエレキギターに触れてしまい、セッティングが変わってしまうことが原因です。
エフェクターを確認したのならば、エレキギターのセッティングが変わっていないかもチェックしましょう。
今回のまとめ
以上、ライブで失敗しないための音作りについてでした。
ライブで失敗しないための音作りには、事前の準備がとても大切です。
また、本番直前が一番トラブルになりやすいため、気を引き締めて最後まで音作りをしていきましょう。
ライブが上手くいくことを願っております。
ご参考になれば幸いです。