こんにちは。
最近、エフェクターボードを組んだものはいいけれど、実際にバンドで演奏してみたら、なんだか踏みにくく、ミスってしまったなんてことはありませんか?
その踏みにくさを解消できるアイテムを見つけたので、ご紹介したいと思います。
<目次>
その名もフットスイッチハット。
実は、フットスイッチハットの存在は知ってはいたものの、何かキャップみたいなものがついてるなくらいしか思っていませんでした。
ところが、最近、エフェクターボードを組んだ時に、エフェクターの高さを揃えたいなと思った矢先、このフットスイッチハットを見かけ購入してみました。(楽器店で1個100円・プラスチック製)
フットスイッチハットの効果 その1:踏む高さを均一にできる
BOSSエフェクターとMXRなどのフットスイッチがついているエフェクターでは、エフェクターボードを組んだ時にどうしても段差ができてしまいます。そこで、フットスイッチハットをエフェクターボードに入っていたFulltone OCDにつけて、カチカチと踏んでみたところ、段差を感じなくなりました。ある程度計算されている代物なのか、ほぼBOSSエフェクターの高さになりました。(フットスイッチタイプのエフェクターでも、エフェクターに高さがあるものは当然、均一にはなりません。あくまで一般的な高さのエフェクターのみ)
購入したものは安いプラスチック製のフットスイッチハットで、はじめはすぐ取れてしまうのではと半信半疑でしたが、意外にもしっかりハマり、取るときも力を入れないとなかなか取れないくらい頑丈です。
フットスイッチハットの効果 その2:フットスイッチが踏みやすくなる
このフッチスイッチをつけると、不思議とフットスイッチがカチッと踏みやすくなります。フットスイッチタイプのエフェクターでも、スイッチの硬さは千差万別で、柔らかいものから固いものまで様々ですが、特に固過ぎて踏みにくい仕様のエフェクターが、スムーズに踏めるようになります。今までフットスイッチが固く、踏みにくいエフェクターにつけると効果的かもしれません。
また、フットスイッチとツマミが近くに配置されているエフェクターで、ONとOFFにした時に、ツマミを足で触ってしまうものに対しても効果的です。セッティングが変わることなく、安心してスイッチを踏むことができます。
フットスイッチハットの効果 その3:エフェクターボードがカラフルになる
フットスイッチをつけると、エフェクターボードが見た目カラフルになります。自分で改造した気分になれます。見た目の飾りでフットスイッチハットをつけているのではなく、踏みやすくするためにつけているので、見た目にも操作的にも良くなり、ちょっと上級者っぽく見えます。
フットスイッチハットで気をつけたいこと
かなり便利なフットスイッチハットですが、一つ気をつけたいことがあります。それは、エフェクターのスイッチをONとOFFにした時に点灯するLEDライトの位置です。
エフェクターのLED(発光ダイオード)がフットスイッチの近くにあるものは、フットスイッチハットで隠れてしまう可能性があります。写真のように、MXRのエフェクターはフットスイッチハットで、LEDが隠れてしまい、一歩引いて見るとONなのかOFFなのか判別できなくなってしまいます。LEDが強いエフェクターならば、漏れた光で判別することができますが、LEDが弱いと上からのぞき込むように確認しないといけなくなります。
なので、可能であればエフェクターのLEDがツマミの上についているものがベストだと思います。また、プラスチック製の他に、アルミ製の金属のフットスイッチハットもありますが、個人的には半透明系のプラスチック製の方が、コストも良く、使いやすいのではと思います。フットスイッチハットをつけるエフェクターのLEDの位置を事前に確認しておきましょう。
まとめ
さて、今回はフットスイッチハットをご紹介しましたが、使ってみるとこんなに便利なものなんだということがわかりました。良い発明品だと思います。価格もピック並に安いので、たくさん持っていても損はないアイテムだと思います。演奏中にエフェクターを踏むのが、なんだか踏みにくくて悩んでいる方は、是非使ってみることをオススメします。
ご参考になれば幸いです。
<中古エフェクターを探すには>
筆者はよくイシバシ楽器 公式オンラインショップで探すことが多いです。全国にあるので、珍しいモデルや新古品も見つけることができます。
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