エフェクターノート

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【検証】BOSS SD-1とBOSS OD-3の組み合わせは効果的か?【セッティング次第です】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「SD-1(スーパーオーバードライブ)」と、BOSS「OD-3(オーバードライブ)」を組み合わせてみましたので、ご紹介いたします。

BOSS SD-1とBOSS OD-3の画像です

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BOSS SD-1とBOSS OD-3の組み合わせは効果的か?

BOSS SD-1とBOSS OD-3の画像です

BOSS「SD-1」とBOSS「OD-3」は、同じオーバードライブですが、組み合わせてみると、一体どんな効果があるのか検証してみました。

BOSS SD-1とBOSS OD-3の組み合わせの順番

まず、BOSS「SD-1」とBOSS「OD-3」の組み合わせての順番についてです。

BOSS SD-1とBOSS OD-3の画像です

順番は、以下の通りです。

・BOSS SD-1(前段)→ BOSS OD-3(後段)

この順番については、それぞれのオーバードライブの性質に違いがあるため、BOSS「SD-1」をブースター、BOSS「OD-3」をメインの歪みとして組み合わせました。

BOSS「OD-3」をBOSS「SD-1」でブーストするという音作りを狙っています。

BOSS SD-1のセッティング

BOSS「SD-1」のセッティングについてです。

BOSS SD-1のセッティング画像です

・LEVEL = 14時

・TONE = 13時

・DRIVE = 10時

BOSS「SD-1」は、ブースターとしてセッティングをしました。

「LEVEL」は、14時とアンプより音量を上げてあります。

反対に、「DRIVE」は10時と抑えて気味にしました。

「TONE」は、アンプによりますが、ミニアンプで試していますので、13時とやや高音に調整しています。

BOSS OD-3のセッティング

BOSS「OD-3」のセッティングについてです。

BOSS OD-3のセッティング画像です

・LEVEL = 12時

・TONE = 13時

・DRIVE = MAX

BOSS「OD-3」は、メインの歪みとしてセッティングしました。

「LEVEL」は、アンプとほとんど同じ音量にしています。

「DRIVE」は、ほぼMAXにして、十分なGAIN量を持たせました。

「TONE」は、こちらもBOSS「SD-1」と同様に、高音でサウンドをハッキリさせるため、13時に調整しています。

BOSS SD-1とBOSS OD-3の組み合わせの効果の検証結果

BOSS SD-1とBOSS OD-3の画像です

BOSS「SD-1」とBOSS「OD-3」の組み合わせの効果について検証してみました。

BOSS「OD-3」のサウンドに、BOSS「SD-1」の中域が加わることで、前に出るようなサウンドに変化しました。

鋭くエッジが効いたサウンドとまではいかなくとも、断然、弾きやすくなりました。

この順番での組み合わせでは、リードソロに最適ですね。

また、BOSS「OD-3」をOFFにすれば、BOSS「SD-1」の単体でも使えるため、バッキングからのリードソロへサウンドを変えることも可能です。

組み合わせからの観点では、相性は悪くないサウンドだと思います。

BOSS SD-1とBOSS OD-3の順番を入れ替えてみた

今度は、試しに、BOSS「SD-1」とBOSS「OD-3」の順番を入れ替えてみました。

BOSS OD-3とBOSS SD-1の画像です

順番は、以下の通りです。

・BOSS OD-3(前段)→ BOSS SD-1(後段)

BOSS「OD-3」のGAINを下げた状態で、BOSS「SD-1」との、オーバードライブの重ね合わせで、音作りをしてみました。

BOSS  OD-3のセッティングを調整

BOSS  OD-3のセッティング画像です

・LEVEL = 13時

・TONE = 13時

・DRIVE = 10時

BOSS「OD-3」のセッティングは、「DRIVE」を抑えて、「LEVEL」を上げたセッティングに調整しました。

BOSS「SD-1」のセッティングは、順番を入れ替える前と同じにしてあります。

BOSS OD-3とBOSS SD-1の重ね合わせたサウンドについての検証

BOSS OD-3とBOSS SD-1の画像です


BOSS「OD-3」とBOSS「SD-1」の順番を入れ替えたサウンドを試してみました。

すると、意外にも、上手くミックスしたオーバードライブサウンドになりました。

BOSS「SD-1」に足りない低音が加わって、バランスがいい音作りができました。

筆者としては、BOSS「SD-1」をBOSS「OD-3」でブーストしたサウンドのほうが好みですね。

BOSS  SD-1のDRIVEをMAXにするといい音にはならない

BOSS「OD-3(前段)」+BOSS「SD-1(後段)」を試していたときに、BOSS「SD-1」のセッティングが上手くいかないことがありました。

BOSS SD-1のセッティング画像です

その理由として、BOSS「SD-1」の「DRIVE」をMAXにすると、音が潰れてしまう傾向があるからです。

オーバードライブで重ね合わせるときは、GAINは加えすぎないほうが、音作りが上手くいきやすいです。

場合によっては、「LEVEL」を上げていったほうが、より狙った音作りができるかもしれませんね。

今回のまとめ

今回は、BOSS「SD-1(スーパーオーバードライブ)」と、BOSS「OD-3(オーバードライブ)」の組み合わせに効果について、ご紹介いたしました。

結論として言えば、BOSS「SD-1」とBOSS「OD-3」の組み合わせは、セッティング次第で使えるサウンドになります。

同じオーバードライブでは、GAINを加えすぎないところが、音作りのポイントです。

BOSS「SD-1」とBOSS「OD-3」の2台持っている人は、組み合わせて使うことも選択肢に入れてもいいと思います。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

<BOSS SD-1に関する記事はこちら>

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<BOSS OD-3に関する記事はこちら>

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