エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

最近のエフェクターボード 2017.09.17

こんにちは。

今回は「最近のエフェクターボード 2017.09.17」について書きたいと思います。

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つい先日、エレキギターの発表会があり参加してきました。バンドを組む余裕がなかったので、カラオケCDでジャーニーの「お気に召すまま/any way you want it」をソロで弾いてきました。今回は時間と天候の都合により、最小限のエフェクターボードになってしまいましたが、せっかくの機会だったので簡単にご紹介したいと思います。

【今回のエフェクターボード構成】

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〈右から順番に〉

Ibanez / TS9(オーバドライブ)

・BOSS / DA2(ディストーション

・xotic / EPbooster (クリーンブースター)

・MXR / carbon copy analog delay (アナログディレイ)

・Electro-Harmonix / SWTCH BLADE+(セレクター)

CAJ /ACDC station 3(パワーサプライ)

の構成となります。 

今回は「Marshall JCM2000」と「JC120」のアンプ2台を同時に出力をしたかったので、一番最後にElectro-Harmonix「SWTCH BLADE+」を設置してあります。インプットはIbanez 「TS9」が一番最初になります。 

トータルで5個ですが、エフェクターボードの重さは3kgぐらいです。(重い)Ibanez「TS9」、MXR 「carbon copy analog delay 」、xotic「EPbooster(電池入)」と重いエフェクターが集まってしまいました。使いたいエフェクター(サウンド)を優先に選ぶとエフェクターボードは重くなる傾向があるように思います。

ちなみに、エフェクターボードは今回使用している横長の形をしたケースが持ちやすい&組みやすいです。

 

【個々のエフェクターの役割について】

個々のエフェクターを順番にピックアップして、使用目的を書きたいと思います。

Ibanez / TS9】

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Ibanez「TS9」は、オーバードライブですが、今回は後段のBOSS「DA2」をリードソロ時にブーストするために設置しました。BOSS「DA2」を常時ONでそのままリードソロを弾いいても問題はないのですが、ジャーニー「any way you want it」のリードソロは速く横にも動くソロなのでよくピックが引っかかってミス率が気になっていたので、TS系でミドルを加えて少しでも滑らかに弾きやすい意図で使いました。

Ibanez「TS9」は音色は劇的に変わりませんが、サスティーン(音の伸び)は劇的に変わるオーバードライブなので、弾き手側のコントロールの使用目的が強いエフェクターなのかなと思います。実際、シュミレーションではBOSS「DA2」をIbanez「TS9」でブーストすると、ブーストしない時よりは弾きやすくなると感じました。本番では緊張もありましたが、ギリギリ引っかからず弾ききれたので、Ibanez「TS9」の効果はあったと思います。あくまでも補助的な使い方になります。

 

【BOSS / DA2】

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 BOSS「DA2」は、今回のメインの歪みにしました。「Marshall JCM2000」と「JC120」を同時に歪ませる時は、よくBOSSのディストーションを使います。「Marshall JCM2000」と「JC120」で、相性がそれぞれ悪いエフェクターだとバランスがとるのが難しいので、「Marshall JCM2000(クリーン)」と「JC120」で同じサウンドが出る歪みエフェクターを自分は選ぶようにしています。その中でもBOSS「DA2」は安定しているので、個人的には使いやすいと考えています。もう少しメタルよりなサウンドならばBOSS「ML2(メタルコア)」を使用したこともありますが、今回のジャーニー「any way you want it」は、BOSS「DA2」のサウンドが合っていたのでこちらを選択しました。歪みは柔らかいソフト系なので、音が硬い「Marshall JCM2000」、「JC120」で使用すると弾きやすくなると思います。ピックアップにもよりますが、この2台で歪み系エフェクターを使うならば、歪みが柔らかい(深い)ディストーションを選んだ方がいいように個人的には思います。

 

【Xotic / EPbooster】

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  Xotic 「 EPbooster」はBOSS「DA2」の後段に繋ぎ、レベルブースターの意図で設置しました。音量や低音が足りない時のための非常用的な意味合いでセッテイングしておきましたが、今回はアンプ2台出力していたので、結果的には使いませんでした。LEVELのツマミは0にしてありますが、この状態でONにするとかなり音圧が上がります。バンドなどで、ギターがもう一人いる場合にリードソロ時を目立たせるために使用するといいかもしれません。また、バッファー(音痩せ)についても考えてはいましたが、こちらもIbanez「TS9」と同様、補助的な意味での使い方になります。

 

【MXR / carbon copy analog delay

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MXR 「carbon copy analog delay  」はアナログディレイとなります。リードソロ時に少しディレイをかけようと思い設置しましたが、Ibanez「TS9」も踏む予定があったため、余裕がないと判断して最初っから常時ONしました。うっすらとディレイがかかる程度のセッティングにしてあります。個人的にはハイエンドディレイなどで2種類(強弱)の切り替えができる方が便利だなと感じました。なかなかハイエンドディレイは大型のものが多いので、今回のような最小限エフェクターボードにはちょっと難しいですが、その辺も今後、考えていきたいと思いました。 

 

【Electro-Harmonix / SWTCH BLADE+】

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Electro-Harmonix 「SWTCH BLADE+」は「Marshall JCM2000」と「JC120」を同時に2台出力するために設置しました。Aに「Marshall JCM2000」、Bに「JC120を繋ぎ、A+Bで同時出力になります。今回はさらに「JC120」にはチャンネルリンクをしたので、相当な音圧になりました。できるだけ1台よりかは2台で音を出した方が個人的には良いと思います。Electro-Harmonix 「SWTCH BLADE+」は便利なセレクター系エフェクターです。

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↑Marshall JCM2000 

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 ↑JC120 

計5台のエフェクターとパワーサプライの構成となります。

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【今回の演奏や機材についての感想】

今回は練習スタジオではなく、本番ステージで人前だと多少緊張してしまいましたが、演奏や音作りは上手くいったと思います。個人的には手応えは十分ありました。普段からギター自体の練習もそうですが、スタジオでの音作りやセッティングの研究をしていると、こういったステージでスムーズに音作りができるようになります。良い音で弾くことが全てだと思うので、スタジオで本番の大きな音量で思いっきり弾いいてみるという経験の積み重ねが大事だと思います。個人練習や研究をしてて良かったと感じた機会でした。

BOSS LS2ラインセレクターを使った組み合わせ〜フォーマット編〜

こんにちは。

今回は「BOSS LS2ラインセレクターを使った組み合わせ〜フォーマット編〜」について書きたいと思います。 

最近、BOSS「LS2」ラインセレクターを使って、エフェクターボードを組んでパッチケーブルや配線の実験をしていますが、一度ラインセレクターで組んだ配置はそのままフォーマットとして使うことができるのではと思うようになりました。

【Leqtique「9/9」とMESA/BOOGIETHROTTLE BOX」の実験】

以前に、Leqtique「9/9」とMESA/BOOGIETHROTTLE BOX」で性質の異なる歪みをBOSS「LS2」で切り替えることを試しました。

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こちらのエフェクターボードの配置のまま、歪みエフェクターを変えてしまえば、歪みエフェクターの組み合わせバリエーションができて面白いかなと思ったので、いくつか試してみましたので、簡単にご紹介したいと思います。

 

【BOSS LS2のセッティングについて】

BOSS LS2のセッティングについては、AループとBループで切り替えるモードにしてあります。Bループは、ソロ用として今回は考えているので、LEVEL(音量)はAループよりやや大きめにセッティングしてあります。

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MAD PROFESSOR(マッドプロフェッサー)歪み系エフェクターの組み合わせ】

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MAD PROFESSOR(マッドプロフェッサー)同士の歪み系エフェクターで組み合わせて見ました。AループにStone Grey Distortionでバッキング。BループにAmber Overdriveでリードソロといった切り替える組み合わせです。

 

<Stone Grey Distortion / MAD PROFESSOR

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Stone Grey Distortion」は、コードぼ分離感が良いハイゲインディストーションです。サウンドが硬いのでアンプを選ぶ必要がありますが、5、6弦はしっかり音が出るので、パワーコードを使ったリフなどバッキングに使用します。意外にギターのボリュームコントロールにも反応するので、クランチまではサウンドは出せると思います。

「Stone Grey Distortion」は、Leqtique「9/9」と比べて低音が出ないので、代用ペダルとまではいきませんが、「Stone Grey Distortion」は限定的な使い方(5,6弦のみなど)をした方がより効果が出るペダルと個人的には思います。

 

<Amber Overdrive / MAD PROFESSOR

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Amber Overdrive」は、オーバードライブと表記されていながらも、ファズ系のオーバードライブになります。ほとんどサウンドはファズですが、「Stone Grey Distortion」を太く柔らかくしたようなペダルです。リードソロ時にスッキリとしたハイゲインサウンドの「Stone Grey Distortion」から、太く歪む「Amber Overdrive」に切り替えて使うという感じです。

同じMAD PROFESSORなので、あまりサウンドの雰囲気は変えず、歪みの性質だけ切り替えると面白いかなと思った組み合わせです。

BループのMESA/BOOGIETHROTTLE BOX」と比べると、歪みの深さは

THROTTLE BOX」の方が強いですが、 リードソロとして使うならば、「Amber Overdrive」とMESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」どちらでもいいかなと思います。メーカー名で好みが分かれると思いますが、出したいサウンドが出れば見た目は重要視してしまいますが、どんなものでもいいと個人的には思います。

 

【オーバードライブ同士の組み合わせ】

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オーバードライブ同士で組み合わせて見ました。AループにBOSS「BD2」でバッキング。BループにONE CONTROL「Strawberry Red Over Drive」でリードソロといった切り替える組み合わせです。

 

<BOSS /BD2>

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BOSS「BD2」は、クランチセッティングにしてあります。5,6弦パワーコードは出にくいですが、カッティングやコード弾きをメインにしたバッキング用にセッテイングしてあります。(BOSS BD2はシングルコイルのエレキギターと相性が良いように思います)

 

【Strawberry Red Over Drive / ONE CONTROL】

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「Strawberry Red Over Drive」は、使える範囲が広いオーバードライブですが、「Strawberry Red Over Drive」は特に甘いリードソロが良いと個人的には思います。BOSS「BD2」と違い、サウンドの鋭さ、エッジの強さをBOSS「LS2」で切り替えたら面白いかなと思って組み合わせました。

BOSS「BD2」でキレのあるサウンドから「Strawberry Red Over Drive」で切り替えて、甘いリードトーンへと変化させる感じが楽しめたらいいかなと思います。

 

【TS系オーバードライブとディストーションの組み合わせ】

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TS系オーバードライブとディストーションの組み合わせてみました。AループにIbanez「TS9」でバッキングやブースター。BループにProvidence「SDT2」でリフからリードソロといった切り替える組み合わせです。Aループに「TS系オーバードライブ」、Bループに「ディストーション」とカテゴリー違うエフェクター同士を組み合わせるのもありかなと思います。

 

Ibanez / TS9>

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Ibanez「TS9」は、「TS系オーバードライブ」ならばどのペダルでもいいと思いますが、例えば「Marshall JCM 2000」でブースト時に使用したり、バッキング用として使用したりとBループの「ディストーション」にはない性質を組み合わせています。

 

<Providence / SDT2>

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Providence 「SDT2」は、どちらかと言うとファズよりのハイゲインディストーションですが、5,6弦リフからリードソロまでずっと弾けるタイプなので、こういったディストーションをBループに組み込んでおくと便利かなと思います。

「JC120」を想定して組んでしまいましたが、「Marshall JCM 2000」などの真空管アンプの歪みメインの場合は、ゲインブースターとして使えるディストーション(BOSS DS1など)を組んでおくと、ブースター同士の切り替えでのコントロールも面白いと思います。また、BOSS「SD1」など同じ「TS系オーバードライブ」同士を切り替えても面白そうです。

 

【今回のまとめ】

BOSS「LS2」などラインセレクターで予めエフェクターボードを組んでおくと、エフェクター変えるだけで様々なシチュエーションに対応できると思いました。今回はシュミレーションですが、このラインセレクターのフォーマットをもっと大きなエフェクターボードに組み込んで、さらに展開をできたらといいなと思いました。

 

次回は同じくBOSS「LS2」ラインセレクターで歪み系エフェクターをミックスしてみたことを書きたいと思います。

BOSS LS2 ラインセレクターでエフェクターボード〜パッチケーブル編〜

こんにちは。

今回は「BOSS LS2 ラインセレクターでエフェクターボード〜パッチケーブル編〜」について書きたいと思います。

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前回、BOSS「LS2」ラインセレクターでエフェクターボードを組んだ際に、エフェクターの配置が大事だと気付きましたが、今回は配置以外にも重要な「パッチケーブル」について書きたいと思います。

 

【パッチケーブルについて】

BOSS「LS2」を使ってエフェクターボードを組んだ時の「パッチケーブル」を簡単にご紹介したいと思います。

たくさんのメーカーから価格帯もピンキリでパッチケーブルが出ていますが、参考までに自分が初めて購入したパッチケーブルは「Providence(プロヴィデンス)」「LE501」シリーズになります。価格による音の違いはまだ試したことはありませんが、それなりのパッチケーブルを個人に使おうと思った際に、こちらのパッチケーブルを選びました。現在ではベルデン製を使用してますが、シュミレーションや仮組みでは「LE501」シリーズを使っています。

 

【パッチケーブル購入で気をつけたいこと】

パッチケーブルの購入の際に気をつけたいことは、15cm、30cmなど「パッチケーブルの長さ」と、L字型、ストレート型などの「プラグ形状」は気をつけて購入した方が良いと思います。

長さと形状が異なるパッチケーブルを集めてみました。

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〈写真/上〉L-L 0.15M→プラグ両方ともL字型で15cm
〈写真/中〉S-S 0.15M→プラグ両方ともストレート型で15cm

〈写真/下〉S-L 0.3M→プラグの片方はストレート型、もう片方はL字型で30cm

 大抵のパッチケーブルのプラグ形状はこの3種類に分けられると思います。

長さは、メーカによりますが15cm、30cm、50cmあたりが多いです。

 

【パッチケーブルは意外に高いモノ】

エフェクターボードを試行錯誤して思うことは、意外に出費がかさむものは「パッチケーブル」です。エフェクター以上に慎重に購入した方が良いと思います。

有名なもので、同メーカー「Providence」「P203」という紫色のパッチケーブルがありますが、1本2500円以上するパッチケーブルで、こちらで全て揃えたい場合、

例えば、1本2,500円のパッチケーブルを4本買ったら10,000円になります。(安いエフェクターやBOSSの中古なら2個買えてしまう値段です)また、どんなパッチケーブルを選ぶかで出費が一気に変わってきますが、経験上、質が高いパッチケーブルを大切に使う方がサウンド面や長期的に見て良いと思います。

配線図や予算と照らし合わせ慎重に購入した方が結果的に節約につながります。

 

【パッチケーブルを買う前に配線図を書いておく】

エフェクターボードやエフェクター数、配置も決まっていない状態で闇雲に質の高いケーブルを買ってしまうと、長さやプラグの形状でエフェクターボードが組みにくい 場合があるので、まずはエフェクターボード内の配置や配線図をしてからパッチケーブルを購入することをオススメします。

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例えばになりますが、ザックリでいいので、INPUTとOUTPUT(SEND→lN、RETURN→OUT)を確認して、線で結ぶと大体の配線図とパッチケーブルの数がわかります。BOSS「LS2」ラインセレクターにエフェクターを2つ繋げる場合は4本必要とわかります。

  

【パッチケーブルの工夫やプラグの選び方】

BOSS「LS2」のようなジャックが多く、間隔が狭いものはパッチケーブルの形状を変えるなどして工夫した方が上手く組めると思います。

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例えば、BOSS「LS2」のAループとBループのSENDとRETURNでパッチケーブルの形状を交互に変えてあります。

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↑Aループ「SEND」はL字型。Bループ「SEND」はS(ストレート)型。全体バランスを見ながらですが、交互に形状を換えることでパッチケーブル同士がぶつからず配線ができます。(※上の写真はL字型にベルデン製を使用してあります)

 

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↑同メーカー「Providence / LE501」のパッチケーブル(L字型)に換えてみました。

 

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↑Bループのパッチケーブルを同じL字型にするとプラグ同士がぶつかってしまいます。繋ぐ面で特に問題はありませんが、エフェクターを踏むことを考えると基本的にはエフェクターの高さより下にパッチケーブルがあった方が配線がジャマにならずに踏みやすいと思います。

 

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エフェクターの隣空いていれば、ストレート型同士でもいいと思います。

 

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↑青色のパッチケーブルはS-Lタイプで15cmですが、この形状はエフェクターをズラして並べたい時にムダなく繋げれます。BOSS「LS2」のようにジャック位置が狭くなければ、L-Lタイプでも良いと思います。基本的には、L-Lタイプ(両方L字型)が一番使いやすい、または対応しやすいと思います。その次にS-Lタイプでしょうか。

 

【一番使いにくいパッチケーブルの形状】 

いろんな形状のパッチケーブルを使ってみるとわかりますが、実際にエフェクターボードを組んだ時に使いにくい、対応しにくい形状が個人的にはあると思います。

それは、S-S型タイプです。

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↑S-S型タイプで15cmのパッチケーブルになります。このタイプは、長さが完全にわかっていないとかなり配線に困るパッチケーブルだと思います。エフェクターのジャックの位置が上に付いている同士の場合など、かなり限定的な使い方になると思います。

 

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↑S-S型タイプを上手く繋く工夫は、ストレートの配線をクルンひねって繋ぐ方法です。少し写真が暗くてわかりずらいですが、例えば、前段にクリーンブースターを繋ぎたい時に、スペースに余裕があればクルンとひねって繋ぐことができます。L-L型タイプ15cmでも繋げそうです。

 

【パッチケーブルの寿命について】

最後にパッチケーブルの寿命についてですが、パッチケーブルは消耗品だと思うので寿命があると思います。エフェクター同士を繋ぎ、全てに電源が入っている状態でパッチケーブルの配線を指でつまむなど触って見るとわかります。もう寿命がきているパッチケーブルは、触った瞬間に「ザザザザ…」または「ガサガサ…」とノイズが出ます。このノイズは、ほとんどがプラグ先端の線が切れているか、パッチケーブルの配線が中でちぎれてしまっていることが原因です。もうこの音が出たら交換した方が良いと思います。自分はノイズが出てしまったらシールやラベルを貼って、ノイズがでるパッチケーブルとわかるようにしています。

パッチケーブルの寿命を伸ばしたい場合は、できるだけ繋ぐ回数を減らして、パッチケーブルの線が痛まないようにして大切に扱うことが一番だと思います。そういった面でも、パッチケーブルを購入する前に配置や配線図を書いて、エフェクターボードを組んでからできるだけパッチケーブルは触らないでおくということが大事のように思います。

ちなみに、初めて購入したProvidence のLE501はかなり使い込みましたが3年くらいは持ちました。参考して頂ければ幸いです。

 

以上、「BOSS LS2 ラインセレクターでエフェクターボード〜パッチケーブル編〜」についてでした。

BOSS LS2 ラインセレクターでエフェクターボードを組む

こんにちは。

今回は「BOSS LS2 ラインセレクターでエフェクターボードを組む」について書きたいと思います。

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 前回はBOSS「LS2」を使って、エフェクターボードなしの仮組の状態で組んでみたところ、配置が上手くいきませんでしたが、今回はエフェクターボード内で改めて組んでみようと思います。

【今回使用するエフェクター機材】 f:id:jundrive3:20170825113610j:image

・(右)Leqtique「9/9」/ディストーション

・(中)BOSS「LS2」/ラインセレクタ

・(左)MESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」/ディストーション

エフェクターが3個程度収まるエフェクターボード

・パワーサプライ(1個)

・パワーサプライからの供給プラグ(3本)

・パッチケーブル(4本)

 

【BOSS LS2のセッティングのコツ】

BOSS LS2を使ってループを作っていくにあたってのコツは、前回でも書きました「センドリターン」の方法を意識する良いと思います。

・「センド→イン」(SEND→INPUT)
・「リターン→アウト」(RETURE→OUTPUT)

 この言葉の組み合わせで、ループを組んでいくと作業がスムーズになります。

 

【まずエフェクターボード内の配置を決める】

まず、エフェクターボード内のエフェクターの配置を決めます。今回はBOSS「LS2」を中心に2つのディストーションを切り替えるセッティングをしていきたいので、よく踏むであろうBOSS「LS2」を手前に配置します。フットスイッチをあまり踏まないLeqtique「9/9」とMESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」は後ろに配置しました。

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では、BOSS「LS2」の「Aループ」Leqtique「9/9」を繋いでいきます。

まず、始めに「SEND(LS2)→IN(9/9)」エフェクター同士を繋いでいきます。

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↑BOSS「LS2」の「Aループ/SEND」にパッチケーブル(L-Lタイプ30cm)を挿します。

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↑もう一方のプラグをLeqtique「9/9」のINPUT(右側)へ挿します。

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↑Aループ「センド(LS2)→イン(9/9)」が繋がりました。

 

次に、Aループの「RETURN (LS2)→OUT(9/9)」で繋ぎます。 

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↑BOSS「LS2」の「Aループ/RETURN」にパッチケーブル(S-Lタイプ 30cm)S型を挿します。

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↑もう一方のL字型プラグをLeqtique「9/9」のOUTPUT(左側)へ挿します。 

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↑パッチケーブルの長さが余っていますが、とりあえず仮のパッチケーブルで進めます。

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↑これで、BOSS「LS2」の「Aループ」にLeqtique「9/9」が完成しました。 

 

次に、BOSS「LS2」の「Bループ」MESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」「SEND→IN」で繋いでいきます。 

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↑BOSS「LS2」の「Bループ/SEND(真ん中)」にパッチケーブル(S-Lタイプ 30cm)S型を挿します。 

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↑同様に、もう一方のL字型プラグをMESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」のINPUT(右側)へ挿します。

 

次に、Bループの「RETURN (LS2)→OUT(THROTTLE BOX)」で繋ぎます。 

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↑BOSS「LS2」の「Bループ/RETURN(真ん中)」にパッチケーブルL型(L-Lタイプ 50cm)を挿します。

 

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↑もう一方のL字型プラグをMESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」のOUTPUT(左側)へ挿します。かなり無理がある配線なのであとで変更したいと思います。

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↑これでBOSS「LS2」のAループ→Leqtique「9/9」Bループ→MESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」を一通りセッティングできました。

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↑今回はパワーサプライが入るスペースがなかったので、エフェクターボードの外から電源を供給してます。エフェクターボードのサイズが一回り足らなかったかもしれません。one control パワーサプライならば、省スペースで入りそうですが、エフェクターボードは余裕を持った大きさを選んだ方がいいかもしれません。

 

【パッチケーブルの調整】

今回はエフェクターボード内に収まりましたが、パッチケーブルの長さの余りが気になったので、パッチケーブルを交換して調整したいと思います。

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↑BOSS「LS2」、Aループ「RETURN→9/9(OUTPUT)」を繋ぐパッチケーブルを短いパッチケーブルに変更します。

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  ↑30cmの長さから15cmへ変更しました。ムダな長さがなくなりました。

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↑BOSS「LS2」、「Bループ」「SEND→THROTTLE BOX(INPUT)」を繋ぐパッチケーブルも同じように15cmの短いものに変更しました。

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さらに以下のパッチケーブルを変更しました。

・BOSS「LS2」Aループ「SEND→9/9(INPUT)」のパッチケーブルをProvidenceのL-Lタイプ 30cmへ変更。

・BOSS「LS2」Bループ「RETURN→THROTTLE BOX(OUTPUT)」のパッチケーブル、Providenceがなかったので、BeldenのS-Lタイプ 50cmへ変更しました。(本当は同じメーカーのパッチケーブルで統一した方が良いです)

 

エフェクターボード配線の比較】

〈パッチケーブル調整前〉

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 ↑パッチケーブルの長さに余りがあり、ムダにスペースを使っています。

〈パッチケーブル調整後〉

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↑余分な長さがなくなりスッキリしました。スペースにも少し余裕がでてきました。

 

【今回使用したパッチケーブルまとめ】

 実際にエフェクターボードを組んでみないと、パッチケーブルの長さやどの形状(ストレート型(S型)やL字型)を使うかは、わからないことが多いですが、今回の使用したパッチケーブルをまとめておきます。

・S-Lタイプ 15cm×2本

・L-Lタイプ 30cm×1本

・S-L タイプ 50cm×1本

合計4本になります。

パッチケーブルの詳細については、次の機会に書きたいと思いますが「Providence(プロヴィデンス)」のパッチケーブル「LE501」シリーズを主に使用しました。エフェクターのサイズや高さ、ジャックの位置によってもベストな長さが変わるので短くて届かないのならば、多少余裕を持った長さを購入しておいた方が良いと思います。(とりあえず繋がないと音や動作の確認ができないので) 

 

 【BOSS LS2 ラインセレクターでエフェクターボードを組むのまとめ】

 今回は、エフェクターボードをベースに組んでみましたが、BOSS「LS2」は意外にスペースを使うラインセレクターだなと感じました。ジャックがBOSS「LS2」の様に横ではなく、縦(上側面)にあるタイプのラインセレクターだと、まだエフェクターボードが組みやすいと思いますが、エフェクターの配置や配線のシュミレーションをしっかり計画してからの方がスムーズに組めるかなと思いました。

次回は、パッチケーブルで工夫したことなどを書きたいと思います。

BOSS LS2 ラインセレクターを使ってみた

こんにちは。

今回は「BOSS LS2 ラインセレクターを使ってみた」について書いてみようと思います。

 

普段よくアンプライク系の歪みエフェクターを常時ONにして、ギター側のボリュームコントロールでクリーンからリフまで一個のエフェクターで幅広く対応できるエフェクターを使うようにしていましたが、色々な歪みエフェクターを通してみて、歪みエフェクターの性質が違う歪みで切り替えて弾くことも面白いかなと思い、今回、ラインセレクターを使って簡単に試したことを書きたいと思います。

 

【使用したラインセレクターと主な特徴】

今回、使用したラインセレクターは、BOSS 「LS2」を使って試しました。

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このBOSSのLS2は、ストックに眠っていたもので、定番のラインセレクターとなります。A(緑)とB(赤)で2ループを作ることが可能で、切り替えの順番を右のツマミ(白)で設定ができます。

 

白ツマミのモードは、全部で6通りあります。

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〈モードの種類〉

・A⇔B(AループとBループを交互に切り替える)

・A⇔BYPASS(Aループとアンプのサウンドの切り替え)

・B⇔BYPASS(Bループとアンプのサウンドの切り替え)

・A→B→BYPASS(順番にA→B→アンプのサウンドの切り替えを繰り返す)

・A+B(MIX)⇔BYPASS(AとBのループの各サウンドをミックスとそのONとOFF)

・OUTPUT SELECT(アウトプットが選択できます)

 

様々なラインセレクターがありますが、BOSS 「LS2」は各ABのループのLEVEL(音量)が設定できる点が特徴です。右に回すほどループの音量が大きくなります。

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BOSS 「LS2」はジャックの数が右左とも3つあります。

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〈右側〉↑上からAループ、真ん中がBループ、そして、1番下のジャックがギターからのシールドを挿すインプット(INPUT)になります。

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〈左側〉↑右側同様、上からAループ、真ん中Bループ、1番下がアンプへとシールドを繋ぐアウトプット(OUTPUT)のジャックになります。

 

【今回使用する歪み系エフェクター

今回、使用する歪み系エフェクターは、以前ご紹介したLeqtique「9/9」MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」をそれぞれAとBの2つのループにしてセッティングします。

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〈左〉MESA/BOOGIE/ THROTTLE BOX〈右〉Leqtique(レクティーク)9/9

 

【それぞれ歪み系エフェクターの使用用途について】

Leqtique「9/9」は、5,6弦の音も出て、コードの分離感が良く、強く弾けば原音が出てくる性質があるので、主にバッキングやテクニカルなフレーズの時に使用します。

MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」は、Leqtique「9/9」と違い5,6弦がぼやけてしまいますが、歪みの性質が柔らかく弾きやすく、そして太く深い歪みが特徴です。また、サスティーンが良く伸びるのでリードソロに使用します。

※各エフェクターのLEVEL(音量)やGAIN(歪み量)はセッティング済みです。

 

【ループを組む前に準備しておきたいこと】

ラインセレクターでループを組む前に準備しておきたいことは、予め「使用アンプのクリーンの音量」とLeqtique「9/9」、MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」をONにした時の「音量」を意図的でない限り、均一にセッティングしておいた方が良いと思います。エフェクターはそれぞれレベルのツマミ位置が違うので、アンプのクリーン音量と各エフェクター音量をON、OFFしてLEVELのツマミを合わせておきます。ループを組んだ後でも、音量調整可能ですが、まずは各エフェクター音量(LEVEL)のセッティングしてから組んだ方がスムーズだと思います。

 

【BOSS LS2をセッティングするコツ】

BOSS 「LS2」を、購入した当初はさっぱり繋ぎ方がわかりませんでしたが、マーシャルアンプなどで空間系エフェクターを繋ぐ「センドリターン」の方法をイメージするとわかりやすいです。

・「センド→イン」(SEND→INPUT)

・「リターン→アウト」(RETURE→OUTPUT)

この2つの言葉の組み合わせを覚えておくと迷わずセッティングできると思います。

 

【実際にループをセッティングしていきます】

BOSS「LS2」を実際にセッティングしていきます。

BOSS「LS2」のモードは「A⇔B(AループとBループを交互に切り替える)」でセッティングします。

 

まず、「Aループ」Leqtique「9/9」を繋いでいきます。

まず、「センド→イン (SEND→INPUT)」で、一番上のBOSS 「LS2」の「Aループ」の「センド(SEND)」へパッチケーブルを挿します。

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※一番下のOUTPUTはアンプへのシールドになります。

 

 次に、Leqtique「9/9」「イン(INPUT)」に繋ぎます。

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Leqtique「9/9」など「インプット(INPUT)」の表示がないものは、ほとんど右側のジャックが「インプット」になります。

※パッチケーブルは余ったもので繋いでいます。

 

そして、次は残り半分の「リターン→アウト(RETURN→OUTPUT)」で繋ぎます。

まず、BOSS「LS2」Aループの「リターン(RETURN)」に新たなパッチケーブルを挿します。(※パッチケーブルはL型ベルデンを使用していますが、特にプラグ形状に決まりはありません )

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※一番下のINPUTにはギターからのシールドが挿さっています。

 

同じようにLeqtique「9/9」「アウト(OUTPUT)左側」へ繋ぎます。

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繋いた順番としましては、

 1、BOSS「LS2」のSEND→パッチケーブル→Leqtique「9/9」INPUT(右側)

 2、BOSS「LS2」のRETURN→パッチケーブル→Leqtique「9/9」OUTPUT(左側)

この要領でセッティングしていきます。

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 これで、「Aループ」Leqtique「9/9」のセッティングができました。

 

次は、同じように「Bループ」MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」組み込んでいきます。

「センド→イン (SEND→INPUT)」で、BOSS 「LS2」Bループの「センド(SEND)真ん中」へパッチケーブルを挿します。

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そして、MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」「イン(INPUT)右側」に繋ぎます。

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そして、同じように残り半分の「リターン→アウト(RETURN→OUTPUT)」で繋ぎます。
BOSS「LS2」Bループ」の「リターン(RETURN)真ん中」に新たなパッチケーブルを挿します。 

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同じようにMESA/BOOGIETHROTTLE BOX」「アウト(OUTPUT)左側」へ繋ぎます。 

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これで、「Bループ」の方にMESA/BOOGIETHROTTLE BOX」が繋がりました。

 

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「Aループ→Leqtique「9/9」「Bループ→MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」

 

今回は、パッチケーブルが余っていたもので組んだので、各エフェクターの配置が変な配置になってしまいましたが、パッチケーブルの長さを調整して組めば、上手くエフェクターの配置と配線ができると思います。今回は実験なのでこのままでいきたいと思います。

 

【BOSS LS2で電源を供給する】

BOSS「LS2」は「IN」と「OUT」でACアダプターのジャックが2つあります。

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BOSS 「LS2」は分岐ケーブルを使えば、電源を供給することができます。(※画像はBOSSのLS2専用のケーブルではありません)

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BOSS「LS2」の本体の電源は「IN」に繋ぎますが、その隣の「OUT」に分岐ケーブルを繋げば、各エフェクターに電源が供給することができます。

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今回は、分岐ケーブルでLeqtique「9/9」MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」に電源を入れてあります(上のループを組んだ画像参照)

 電源は、通常はパワーサプライを使って(LS2単体に電源を入れる時はINにプラグを挿す)それぞれ各エフェクターに供給しますが、BOSS「LS2」をラインセレクターに使う場合は、分岐ケーブルを使って複数のエフェクターに電源を供給することができることを知っておくと配線が困った時に便利だと思います。

 

【分岐ケーブルを使う注意点】

分岐ケーブルは大抵5個つなげるものが多いと思いますが、5個すべてのエフェクターに繋いでおいた方が良いです。今回の場合のように3つ端子が空いている状態ですと、繋いでいないケーブル端子が他の配線や機材に触れるとショートして音が出なくなることがあります。パワーサプライを使用する場合もそうですが、全体のエフェクター数を予め計算して組み込んだ方がスムーズです。

 

【実際に歪みエフェクターを切り替えてみる】

実際にループを切り替えできるか確認しておきます。この時、必ずLeqtique「9/9」MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」は電源をONにしておきます。

〈Aループ(緑)→Leqtique「9/9」

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Aループ(緑)のツマミのLevel(音量)は12時で、Leqtique「9/9」側でセッティングしたそのままのLevel(音量)が出るようにしています。

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〈Bループ→MESA/BOOGIETHROTTLE BOX」〉 

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Bループ(赤)のツマミのLevel(音量)は13時で、リードソロ用でMESA/BOOGIETHROTTLE BOX」側でセッティングしたLevel(音量)よりもやや大きい音量にセッティングしてあります。 

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この状態でBOSS「LS2」をタイミング良く踏むと、Leqtique「9/9」とMESA/BOOGIE「THROTTLE BOX」を切り替えることができました。

歪みが意図的にコントロールできて面白い感じがします。少しBOSS「LS2」切り替える感覚

をつかんだ方がよりスムーズに切り替えることができるので、ライブなど実践で使う場合は、踏み込む練習は少し必要だと思います。

 

【実際にBOSS LS2で歪みを使い分けてみて思うこと】

実際にBOSS 「LS2」で歪み系エフェクターをA、Bで2つのループで分けてみた感想としましては、 歪み系エフェクターに慣れていない人はあまり違いがわからないかもしれませんが、リードソロの時にペダルを一回踏むだけでリードソロ用のサウンドがすぐ出せる点で非常に楽だなと思いました。こういった複数のエフェクターを切り替える延長線上にプログラムスイッチャーがあると思いますが、狙ったサウンドを一瞬で切り替えれるということは、演奏時の足元の負担を減らすことにつながると感じました。

 

また、今回の課題でもありますが、BOSS「LS2」を使う場合、パッチケーブルのプラグや長さを工夫しないと、上手く配線やエフェクターの配置ができないこともわかりました。今回はエフェクターボードに組み込んでいませんが、エフェクターボードにBOSS「LS2」を踏みやすい配置ができるような工夫の実験をしてみようと思います。

はじめての自作エフェクターでFUZZ(ファズ)を作ってみた

こんにちは。

今回は「はじめてのエフェクター自作でFUZZ(ファズ)を作ってみた」について書きたいと思います。

 

色々と歪み系エフェクターを探している時に、楽器店の本屋で見かけたエフェクターの自作本、 秋間経夫の「初めてのオリジナル・エフェクター&ミニ・アンプ製作」という本が目に止まりました。ペラペラとめくって見ると作り方が書いてありましたが、何やら回路図や電子パーツで難しそうではありましたが、簡単なものなら作れるのではと思い、この本の中から「POWER FUZZ」を作って見たので、簡単にご紹介したいと思います。

 

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「POWER FUZZ」はファズになります。一つのツマミのみでシンプルなファズペダルになります。このツマミを右に回すほど、歪み具合と音量(レベル)が上がってゆく仕様になっています。11時ぐらいが丁度いいレベルです。

LEDは視認性が良いブルーにしましたが、輝度が強すぎたため、ダイモテープで隠してあります。(ONの部分)

 

【大変だったハンダ付け作業】

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初めてエフェクターを作る上で、大変だったのが電子パーツのハンダ付けでした。高熱で小さなパーツをハンダで繋げてゆく作業はかなり大変でした。

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繊細で忍耐力がいる作業。はじめは上手く繋ぐことができず、1回は失敗しました。2回目はなんとか上手く回路を繋ぐことができたので良かったですが、ハンダ付けと電子パーツを繋げる練習をしてから本作業をした方が成功率は上がると思います。(絶縁のため両面テープで透明プラパンを貼ってあります)

 

【オススメのハンダゴテ】

精密なハンダをする上では、ハンダゴテにはこだわった方がいいです。

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はじめはなんとなく使えそうなハンダゴテ(写真/上)を買ってきて作業をしていましたが、先が丸いと上手にハンダを溶かすことができません。また、失敗することが多いです。

ハンダゴテは「先が鉛筆のように鋭いもの」白光 半田ゴテ プレスト キャップ付 No.984-01(写真/下)を選んだ方が良いです。(写真のハンダゴテの先にハンダが付いてしまっていました)

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また、スイッチで温度調整がきくタイプの方が使いやすいです。黄色いボタンを押すと熱が上がります。寒い冬など気温が低い時やハンダがなかなか溶けにくい時に使います。(やけどには注意が必要です。予め火傷用の薬品クリームを買っておいた方が、万が一の時に慌てなくていいです。)

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ハンダゴテ専用のスタンド(水を含ませるスポンジ付き)はセットであった方がいいです。(水が含んでいないので写真はカピカピ状態です)

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エフェクターを配線しながら組み立てる】

各パーツをハンダ付けしながら配線をして繋げていきます。

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参考にしたエフェクター自作本、秋間経夫の「初めてのオリジナル・エフェクター&ミニ・アンプ製作」は、かなりパーツや配線図の間違いが多く、間違いを見つけながら製作しました。(後々、ネットで改訂版PDFをダウンロードしました)当然、間違いの説明書で作ったので、完成しても音は出ませんでしたが、他のエフェクター配線を参考に試行錯誤してなんとか音が出るように奇跡的に修正しました。もし本を読んで作る方は配線に注意が必要です。音が出るまで約1ヶ月くらいかかってしまいました。(間違いはよくあることです)

 

エフェクター自作+改造する】

この「POWER FUZZ」は電池のみの仕様エフェクターでしたが、使い勝手をよくしたかったので、9Vアダプターでも使えるように、穴を開けて「DCジャック」を独自に取り付けました。

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 外からみた「DCジャック」です。

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内側からみた「DCジャック」です。ここの配線も難しいので細心の注意で取り付けます。

 

また、音が小さく低音を出したかったので、一部の電解コンデンサー容量を大きいものに変えて、ダイオード(歪みパーツ)の一つをシリコンダイオードに変えました。これにより、初めの音出しより大分良くなりました。正確には「POWER FUZZ MOD-1」となります。

 

 【POWER FUZZのサウンド感想】

かなり苦労して作った自作エフェクターのファズ。音が出た時は感動ものでしたが、音が想像してたよりもかなり「ブチブチ」のファズでした。パーツを良いもので作ったためかギターの原音はキレイに出るところは気に入りましたが、何か弾いいても「ブチブチ…」と音がすぐ切れてしまいます。言うなれば、サスティーンがゼロ。ディレイを強めにかけてもすぐ音が切れるため、なかなかの問題児のファズペダルを作ってしまった気がしました。(TS系ODと組み合わせると音が伸びるかもしれません)

 

「はじめての自作エフェクターでFUZZ(ファズ)を作ってみた〜まとめ〜」

今回は初めて、自作エフェクターでファズを作って見ましたが、意外に作れるものだなと自分でも驚いています。電子回路など全く知らない素人でも簡単なエフェクターは作ることが可能です。これから自作エフェクターをはじめて見ようかなと思う方は、回路図やパーツの少なさからもFUZZ(ファズ)が作りやすいと思います。電子パーツの基本的な知識は勉強する必要がありますが、少し難しいプラモデルと思えば作れるのではないでしょうか。(※手が不器用な方は難しいかもしれません)

また、この「POWER FUZZ」はシンプルな回路図ですが、もっと複雑になるときっとそれなりのファズになるのではと思います。自分でも狙ったサウンドや工夫ができるようになればと思いますが、それはまた遠い遠い先の話になりそうです。

以上、「はじめてのエフェクター自作でFUZZ(ファズ)を作ってみた」でした。

また自作エフェクターをご紹介できたらと思います。

 

【自作エフェクターの注意点】

自作エフェクターは失敗がつきものです。意地になって作業をするとケガをしたり火傷することになりかねないので、落ち着いてじっくり時間をかけて製作した方が良いです。また、この「POWER FUZZ 」は自作フェクターを改造していますが、パーツ交換はハンダの付け替えになりますので、他のパーツが熱で壊れることもあります。改造はあくまでも自己責任でお願いします。

Bogner Burnley(ボグナー・バーンリー)ディストーション レビュー

こんにちは。

今回は「Bogner Burnley(ボグナー・バーンリー)ディストーション レビュー」について書きたいと思います。

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このBognerの「Burnley」はディストーションペダルになります。以前、ディストーションのまとめで少しだけご紹介しましたが、今回はスタジオの「JC120」で「Burnley」を使ってみたことを書きたいと思います。

 

【Burnleyの基本セッテイング】

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LEVEL=3ぐらい(9時あたり)

GAIN=10(MAX)

TONE=7ぐらい(14時あたり)

ミニスイッチ=F(FAT)/ T(TIGHT)選択→Tを選択(左)Fは音量が上がります。

 

ツマミは基本的なLEVEL、GAIN、TONEとミニスイッチ(F&T)の構成になります。

LEVELについては、出力がかなり大きめです。GAINは、MAX(10)で右側に振り切って、歪みが良い感じになるタイプのディストーションです。TONEはあまり効かないのでかなり上げ気味の位置が良いかなと思います。TONEをMAX(9〜10)にすると急激にトーンが上がりますが、その手前で程よい位置を見つけると良いと思います。

※中古で購入したので、LEVELとGAINの目印が剥がれていましたが、セロハンテープを貼って、油性マジックで矢印を書いて応急処置しておきました。

 

その他の特徴としては、LEDがピッキングの強さに反応して色が変わるという仕様になっています。ユニークなディストーションペダルです。

 

【JC120で試してみました】

<JC120でのセッティング>

PRS CUSTOM22(ギター)→「Burnley」→JC120(アンプ)

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VOLUME=2〜3(環境により調整)

TREBLE=3〜4

MIDDLE=3〜4

BASS=3〜4

DISLTORTION=0

REVERB=2〜3

BRIスイッチはOFF

※チャンネルリンクはなし

 

 

<歪みの印象について>

「JC120」での「Burnley」を弾いた時の歪みの感想としましては、バリバリのディストーショを想像していましたが、意外にも優しいソフトな歪みの印象でした。歪みの質が柔らかいので弾きやすいです。サウンド的には、他のペダルと比べてみるとボグナーらしさは表現されている感じました。言葉ではなかなか言い表せないですが、ボグナー独特の奥深いサウンドを維持しながらも、音の芯を保っている感じがしました。音の芯がしっかり出るので、思いっきり弾いいた方が心地いいと思います。また、動画を撮影してサウンドもチェックしましたが、低音がかなり出るディストーションかなと思います。

 

<JC120との相性>

「JC120」との相性はかなり良いと思います。「Burnley」を使うと、「JC120」 の特有のフラットで硬いサウンドが、柔らかく奥行きのあるサウンドに変わります。JC120っぽくならないところが個人的には良いと思っています。曲によりますが、歪みサウンドでフルで弾く場合は弾きまくっていたいディストーションです。

 

<トーンが甘いのでアンプ側で調整>

「Burnley」で気になったところは、人によって感じ方は違うと思いますが、トーンが甘く、個人的にはもう少し高域がほしいなと感じたので「JC120」側のイコライジングを再度、調整してみました。

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VOLUME=2〜3(環境により調整)

TREBLE=5

MIDDLE=5

BASS=5

DISLTORTION=0

REVERB=2〜3

BRIスイッチはOFF

※チャンネルリンクはなし

 

いわゆる「JC120」でのフラットと言われるイコライジングです。このイコライジングに調整し、「Burnley」をONにしたらバッチリの納得いくサウンドになりました。他のディストーションペダルはかなり高域が出るモデルが多かったですが、「Burnley」は高域があまり出ないので、「Burnley」を「JC120」で使用する場合はイコライジングをフラットの方がいいかもしれません。(試すの忘れましたが、イコライジングそのままで、BRIスイッチONという手もありました)

 

 ちなみに、「Burnley」の基本セッティングでギターのボリュームコントロールをギリギリ1ぐらいまで絞るとクリーンサウンドになりました。5、6弦あたりを弾くとやや音が濁る傾向と音の艶感は失われるので、万能ではありませんが、なかなかいいところまでいけるディストーションでもありました。

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【Bogner Burnleyのまとめ】

初めは、値段が高いディストーションペダルには抵抗がありましたが、高いだけの効果があるのだなと感じました。他のエフェクターの力を加えずに、単体で使えることと「JC120」との相性が良かったことが何よりの成果でした。トーンが甘いことはアンプのイコライジングで解決できましたが、一つだけ気になった箇所はフットスイッチがやや硬いところです。スタジオで使用した時は気になりませんでしたが、思い切って踏まないといけないと思います。(スイッチャーに繋いで使用すれば問題なしですが)今回は「JC120」+「Burnley」のみのテストでしたが、バンドアンサンブルで上手く使えたらいいかなと思います。エフェクターの予算がある方は一度、試してみてはいかがでしょうか。

 

【あとがき】

最近、立て続けに歪み系エフェクターを何度も試して見ましたが、確かに歪みの質は値段に比例はするなと感じました。しかし、いくら良いエフェクターを使ってもギターの腕は上がるわけではないというのも事実だと思いました。自分自身も初めて「Marshall JCM 2000」を使った時は弾きづらく扱いにくくかったですが、ギターの練習や経験を年々積むにつれて、最近ではアンプ直のリードチャンネルの歪みだけでも、納得がいく演奏ができるようになってきました。出したいサウンドが決まっていてエフェクター使うのはいいと思いますが、経験不足のために高価なエフェクターで補うのは間違いかなと思います。ギターが本当に上手い人は安いギターや5000円もしないエフェクターを使って多少サウンド的には劣っても、技術力、演奏力は落ちないと思います。エフェクターは魅力的なものでありますが、あくまでもサウンドや演奏を補助するための道具なので、エフェクターに依存はしないようには心掛けたいと思いました。しかし、エフェクター探しを通して、音作りやサウンドの聞き分け、機材の使いこなしが自然にできるようになるので、そういった面では機材研究は日頃しておいた方が、バンドやライブなどでの対応しやすくなります。ギターの腕とサウンドメイキング力の2つが揃うと、きっと素晴らしい音楽の世界がみれるのだと自分は思っています。

 

以上、「Bogner Burnley(ボグナー・バーンリー)ディストーション レビュー」でした。