こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「GT-1(マルチエフェクター)」に搭載されている「OD/DS」の歪みエフェクトのおすすめについて、ご紹介いたします。
<目次>
BOSS GT-1 歪みエフェクトのおすすめはどれ?
BOSS「GT-1」の歪みエフェクトの「OD/DS」には、いろいろな種類(TYPE)が入っています。
たくさんの歪みを選択できますが、「実際に使える歪みはどれなのか?」と気になりますよね。
そこで、筆者は、リハーサルスタジオに置いてある「JC-120」を使って、BOSS「GT-1」の歪みエフェクトを試してきました。
BOSS GT-1に入っているOD/DSの種類
まず、BOSS「GT-1」に入っている「OD/DS」の歪みの種類を見てみましょう。
・MID BOOST
・CLEAN BST
・TREBLE BST
・NATURAL OD
・WARM OD
・FAT DS
・LEAD DS
・METAL DS
・OCT FUZZ
・A-DIST
・BLUES OD
・OD-1
・T-SCREAM
・TURBO OD
・RAT
・GUV DS
・DST +
・METAL ZONE
・60S FUZZ
・MUFF FUZZ
「OD/DS」の歪みエフェクトの種類は、合計22種類あります。
コンパクトエフェクターに置き換えて想像してみるとわかりやすいですが、22個の中から歪み系エフェクターを選ぶイメージです。
たくさんの歪みエフェクトから選ぶと迷ってしまいますね。
BOSS GT-1の歪みエフェクトで使えるおすすめのOD/DS
それでは、BOSS「GT-1」のおすすめの「OD/DS」をご紹介していきます。
機材環境については、以下の通りです。
アンプ:JC-120(CHANNEL-1 / LOW / BRI=OFF /フラットセッティング)
エフェクター:BOSS GT-1(OD/DS)
※OUTPUTは「JC-120」に設定しています。
※歪みは、「DRIVE」を「50〜95」で設定して試しています。
LEAD DS
COMS AMPを使わずに、十分な歪みと滑らかなサウンドに仕上げてあるディストーションサウンド。リードソロなどに使いやすいです。
METAL DS
名前の通り、メタル系のハイゲインディストーションサウンド。クセが少ないので、JC-120のようなクリーンアンプと相性は良さそうです。
BLUES OD
BOSSコンパクトエフェクターの「BD-2(ブルースドライバー)」によく似たサウンド。アタック感があるクランチから歪み量が多いオーバードライブまで出せます。
METAL ZONE
BOSS「MT-2(メタルゾーン)」をモデリングしたサウンド。パラメトリックイコライザーを使えば、メタル以外の音楽ジャンルでも使えるハイゲインディストーションです。
GUV DS
Marshall「The Guv`nor」をモデリングしたサウンド。アンプライクな歪みとして、クランチ〜オーバードライブとして使えます。
MUFF FUZZ
ELECTRO-HARMONIX「BIG MUFF」をモデリングしたサウンド。大迫力のファズを出すことができます。
BOSS GT-1の歪みで使えるおすすめのOD/DSの解説
実際に、筆者が、「JC-120」で使えると感じたBOSS「GT-1」の「OD/DS」は、6種類でした。
案外、使える歪みは少ないように感じました。
全体の印象としては、メタル系のサウンドが使いやすいです。
例えば、「METAL DS」「METAL ZONE」の2種類です。
この2つは、サウンドの方向性は同じ系統なので、1つに絞ってもいいかもしれません。
また、オーバードライブ系については、「BLUES OD」の一択です。
「BLUES OD」は、エレキギターのボリュームコントロールを絞ることで、クランチ〜オーバードライブサウンドまでと変化させることができました。
ファズ系については、「MUFF FUZZ」の一択です。
狙いたいサウンドによっては、「OCT FUZZ」「60S FUZZ」の選択もありですが、使いやすいサウンドとして、「MUFF FUZZ」がおすすめと判断しました。
ディストーション系については、「LEAD DS」「GUV DS」の2種類を選びました。
「LEAD DS」については、メタル系サウンドに近いですが、パワフルなリフやリードソロに使えると思います。
「GUV DS」は、やや潰れたような歪みサウンドではありますが、クセがあるディストーションを使いたいときにいいかもしれません。
BOSS GT-1の歪みエフェクト選びで迷ったら
6種類の歪みをおすすめしましたが、実際に音作りする場合は、6種類を一度に設定することは不可能です。
そのため、さらに歪みを絞る必要があります。
BOSS「GT-1」の「ASSIGN(アサイン)」で設定すれば、2種類の「OD/DS」をCTL1スイッチで切り替えることができます。
もし、狙いたいサウンドがないのであれば、とりあえず、「BLUES OD」と「METAL ZONE」を設定しておくと使いやすいと思います。
プラスで、轟音サウンドを出したい場合は、「MUFF FUZZ」を次のパッチに組み込んでおくなど工夫をするといいでしょう。
これで、クランチ・オーバードライブ・ディストーション・ファズのドライブサウンドをすべて出せます。
今回のまとめ
今回は、BOSS「GT-1」に入っている「OD/DS」のおすすめ歪みエフェクトについて、ご紹介いたしました。
「OD/DS」には、22種類の歪みが入っていますが、「JC-120」において、実際に使えると思った歪みは6種類でした。
今回、おすすめに入れなかった「OD/DS」の歪みエフェクトも、細かくセッティングすれば、使える歪みになるかもしれませんね。
引き続き、試していきたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。

- 価格: 24200 円
- 楽天で詳細を見る
<BOSS GT-1に関連する記事はこちら>