こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「GT-1(マルチエフェクター)」を購入してみましたので、ご紹介いたします。
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BOSS GT-1 マルチエフェクターとは?
BOSS「GT-1」は、ハイクオリティなサウンドを、軽くてコンパクトなボディに凝縮したマルチエフェクターです。
進化し続けるCOSM技術により磨き上げられたエフェクトとアンプでプロフェッショナルレベルのサウンドクオリティを実現しています。
さらに BOSS TONE CENTRALから世界のトップギタリスト達が作成したバラエティ豊かな即戦力パッチをダウンロードし、簡単に選んで使うことができます。
シンプルで直感的な操作に加え、音色を素早く選ぶことができるEASY SELECT、音色を簡単にエディットできるEASY EDIT機能を搭載。
自宅からストリート、スタジオ、ステージまで、どんな場所でも簡単に素早く音色を呼び出して使えます。
※BOSS公式サイトから出典 https://www.boss.info/jp/products/gt-1/
それでは、早速、見ていきましょう。
BOSS GT-1のサイズについて
BOSS「GT-1」の筐体サイズは、フットペダルが付いているのものの、コンパクトなサイズ感となっています。
外形寸法は、横幅305 mm×奥行き152 mm×高さ56 mmとなります。
電池を含む重さでは、1.3kg。
BOSS「GT-1」の横面と底面が青いプラスチック製なため、一見コンパクトで軽そうに見えますが、実際に持ってみるとズッシリと重みを感じます。
BOSS GT-1のACアダプターはPSA-100がおすすめ
BOSS「GT-1」は、電池でも使えますが、長時間使うことを想定して、ACアダプター(別売り)をおすすめします。
ACアダプターは、BOSS「PSA-100」が専用となっています。
BOSS「GT-1」は、消費電流が200mAなので、「PSA-100S」を選んでおけば大丈夫です。
BOSS GT-1は電池が使えます
BOSS「GT-1」は、ACアダプターの他に、電池が使えます。
裏フタをあけると、単三電池4本を入れることができます。
もし、PSA-100(ACアダプター)を持っていない場合は、電池で使いましょう。
BOSS GT-1の端子について
BOSS「GT-1」の端子について、見てみましょう。
BOSS「GT-1」についている端子は以下の通りです。
・INPUT = エレキギターからのシールドを接続します
・AUX IN = スマートフォンなどのオーディオ機器を接続します
・PHONES = ヘッドフォンを接続します
・OUTPUT(R・L / MONO) = ギターアンプやミキサーなどに接続します
・CTL2.3/EXP2 = エクスプレッションペダルやフットスイッチを接続します
・USB COMPUTER = USBケーブルでパソコンに接続します
・DC IN USE BOSS PSA ADAPTOR ONLY = ACアダプターを接続します(PSA-100)
アンプで使用するの場合は、通常のエフェクターと同様に、INPUTとOUTPUTにシールドを挿せば、問題なく使えます。
モノで出力をする場合は、L / MONOに接続します。
BOSS GT-1のフットスイッチについて
BOSS「GT-1」のフットスイッチは、3つあります。
大きく分けると、上下(▲と▼)の2つはパッチメモリーを選択するスイッチと、CTL1スイッチの構成になります。
サウンドの切り替えによく使うのは、CTL1スイッチとなります。
CTL1スイッチが、OFFとONでLEDが青と赤に変化します。
CTL1スイッチOFFのとき(青色LED)
CTL1スイッチONのとき(赤色LED)
フットスイッチは、四角いボタンのような形となっており、スイッチ音はほとんどありません。
BOSS GT-1の機能について
ここからは、BOSS「GT-1」の機能について、ご紹介していきます。
BOSS「GT-1」で、できることを以下にまとめてみました。
・プリセットパッチ99個を選ぶことができる(P01〜P99)
・ユーザーパッチ99個を自分でカスタマイズできる(U01〜U99)
・ボタン1つでエフェクトのON/OFFが可能
・チューナーが使える
・ルーパーが使える
・フットペダルが使える
・アンプの種類を設定できる
・EASY EDIT機能で簡単に音作りができる
・外部ペダル接続ができる
・BOSS TONE CENTRALからエフェクトをダウンロードができる
それぞれ、見ていきましょう。
プリセットパッチ99個を選ぶことができる
BOSS「GT-1」には、あらかじめ登録されているプリセットパッチが99個あります。
P01〜P99のパッチメモリーを選択して、サウンドを楽しめます。
・P01〜P99
また、登録されているパッチメモリーは消すことができません。
ユーザーパッチ99個を自分でカスタマイズできる
さらに、BOSS「GT-1」には、自分で音作りをメモリーできるユーザーパッチが99個あります。
U01〜P99のユーザーパッチを選択して、カスタマイズ可能です。
・U01〜P99
初期設定のユーザーパッチは、プリセットパッチのP01〜P99がコピーされていますが、初期化することも可能です。
ボタン1つでエフェクトのON/OFFが可能
BOSS「GT-1」には、6つのエフェクトボタンが付いています。
・FX1 / COMP = FX1 / コンプレッサーエフェクト
・OD / DS = 歪みエフェクト
・PREAMP = プリアンプエフェクト
・FX2 / MOD = FX2 / モジュレーションエフェクト
・DELAY = ディレイエフェクト
・REVERB = リバーブエフェクト
各ボタンを押すことで、簡易的にですが、エフェクトをON/OFFすることができます。
例えば、「このエフェクトを追加したらどんなサウンドになるんだろう?」と試したいときには非常に便利ですね。
チューナーが使える
BOSS「GT-1」には、チューナー機能が搭載されています。
上下(▼+▲)の2つのフットスイッチを同時押しすると、チューナー画面に切り替わります。
チューニングが合うと、真ん中の上(▲)のスイッチが赤く光る仕様となっています。
戻すときは、同じようにフットスイッチ2つ同時押しすると、通常の画面に戻ります。
ルーパーが使える
BOSS「GT-1」には、ルーパー機能が搭載されています。
上(▲)のスイッチとCTL1スイッチを同時押しすることで、ルーパーがONになります。
ルーパーが機能すると、パッチ画面の上に「LOOP」というアイコンが表示されるようになります。
オーバーダビングも可能で、戻すときは、ルーパーONした2つのスイッチを押せばOFFにできます。
ルーパーの注意点としては、BOSS「GT-1」の電源を落としてしまうと、録音したサウンドは消えてしまいますので、その都度、録音が必要になります。
EASY EDIT機能で簡単に音作りができる
BOSS「GT-1」には、EASY EDITという機能が搭載されています。
これによりマルチエフェクターの操作が苦手な人でも、直感的に音作りをすることができます。
外部ペダル接続ができる
外部ペダルとして、別売りの「エクスプレッションペダル」「FS-5U」「FS-6」「FS-7」を接続することができます。
外部ペダルを接続することで、アサインを拡張することが可能になります。
BOSS TONE CENTRALからエフェクトをダウンロードができる
BOSS「GT-1」は、専用アプリ「BOSS TONE CENTRAL」からエフェクトをダウンロードすることができます。
「BOSS TONE CENTRAL」を使用するには、インターネットができる環境とパソコン・USBドライバーをインストールする必要です。
BOSS GT-1についての感想
BOSS「GT-1」についての感想です。
筆者が、はじめてBOSS「GT-1」を使ったときには、操作についてほとんどわかりませんでした。
特に、自分でオリジナルパッチを作成するときの音作りは困難を極め、かなり苦戦しました。
BOSS「GT-1」の音作りでは、「CTL1スイッチ」と「ASSIGN(アサイン)」の設定が重要となってきます。
この2つを理解しておかないと、思い通りの音作りは難しいでしょう。
慣れてしまえば、簡単ですが、慣れるまでのハードルが高いと思います。
ここに関しては、EASY EDIT機能を使うことで、はじめてでも簡単に音作りができますので、難しいなと感じる人は、ここから入ってみるのもいいと思います。
また、エフェクト内容については、たくさんの種類が詰め込まれていますので、お得感がありますね。
例えば、歪み系のエフェクトで言えば、BOSS「BD-2(ブルースドライバー)」やBOSS「MT-2(メタルゾーン)」、PROCO「RAT2」など、知名度があるコンパクトエフェクターのサウンドがモデリングされています。
また、数種類のディレイやコンプレッサー、コーラス、ワウなど、基本的なほとんどのエフェクトは入っています。
BOSS「GT-1」のマルチエフェククター1つあれば、コンパクトエフェクターを何個も購入する必要はありませんが、操作性や設定方法の難易度が高いモデルなのも事実だと思います。
あくまでも個人的な意見となりますが、エフェクターの扱いに慣れていない初心者の方には、ややハードルが高いモデルと言えるでしょう。
そのため、遠回りかもしれませんが、コンパクトエフェクターに慣れてからマルチエフェクターを使うという順番をおすすめします。
また、JC-120との相性がとても良いので、バンドやライブをする方には、実戦で使えるマルチエフェクターとして活躍するはずです。
重たいエフェクターボードをリハーサルスタジオなどに持ち込むことが面倒に感じる人は、BOSS「GT-1」で自分の音作りを再現して、コンパクトに持っていくことも可能です。
それぞれの用途シーンを想定した上で、BOSS「GT-1」を導入するか検討したいところですね。
今回のまとめ
今回は、BOSS「GT-1」をご紹介いたしました。
BOSS「GT-1」は、使いこなせれば、とても便利なマルチエフェクターです。
操作性や設定方法について理解する時間は必要なものの、使い方のコツをつかんでしまえば、自分の音作りをしてエフェクターボードのコンパクト化することも可能です。
ぜひ、メリットがあると感じた方は、BOSS「GT-1」を使ってみれ頂ければと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
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