こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、MXR「Dyna Comp(ダイナコンプ)」をご紹介いたします。
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MXR Dyna Comp ダイナコンプとは?
MXR「Dyna Comp」は、独特のアタック感とロングサスティンを生むコンプレッサーです。
1970年代の発売以来、多くの一流ミュージシャンが愛用する大定番コンプとなっています。
近年では、Attackスイッチを追加したミニサイズ版「M291 Dyna Comp Mini」が発売されています。
それでは、早速、見ていきましょう。
見た目は赤い
MXR「Dyna Comp 」のボディは、赤色で、少し凹凸があるザラザラの手触りになっています。
MXR「Dyna Comp 」は、かなり重量感があります。
重さは、約490gです。
LEDは赤色
MXR「Dyna Comp 」は、赤色のLEDです。
輝度はそこまで高くはありませんが、思ったよりLEDが目立つので視認性はいいです。
9Vのアダプターで電源供給できます
MXR「Dyna Comp 」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、インプットジャックのすぐ隣に付いていますので、配線がしにくいかもしれません。
エフェクターボードに組み込む場合は、L字型のケーブルを使用したほうがスムーズだと思います。
消費電流は、3.3mA。
ACアダプターについては、特に指定がなさそうですので、筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライを使用しています。
電池が使えます
MXR「Dyna Comp 」は、電池が使えます。
電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。
内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。
フットスイッチについて
MXR「Dyna Comp 」のフットスイッチです。
非常に踏みやすいフットスイッチになっています。
他のメーカーと比べると、MXRのフットスイッチは、踏みやすい感じがしますね。
コントロールノブについて
MXR「Dyna Comp 」は、コントロールノブ2つの構成です。
・OUTPUT=音量
・SENSITIVITY=コンプレッション量
MXR「Dyna Comp 」は、コンプレッサーなので、「SENSITIVITY」を右に回すほど、音が伸びていきます。
「OUTPUT」は、右に回すほど音量が大きくなっていきますが、アタック感も「ポコッ」と丸くなっていく傾向があります。
MXR Dyna Compのセッティングについて
MXR「Dyna Comp 」のセッティング例について考えてみました。
・OUTPUT=15時
・SENSITIVITY=15時
今回は、MXR「Dyna Comp 」をクリーンアンプに使う前提でセッティングをしました。
「OUTPUT」は、やや音量が小さいモデルなのもあり、15時に設定しました。
「SENSITIVITY」は、音が程よく伸びるくらいで、こちらもに15時にしました。
MXR「Dyna Comp 」は、弦をゆっくり弾くと「ポコン」とした独特なアタック感が特徴的です。
音が丸くなりますので、ピッキングによるアタック感を和らげたいときに使うといいですね。
MXR Dyna Compの感想
筆者が、MXR「Dyna Comp 」をはじめて使ったときに感じたことは、分かりやすいコンプレッサーだと思いました。
先述した通り、音が「ポコン」とまとまるので、ピッキングのときの引っ掛かりが少なくなります。
これによりカッティングなどの速いフレーズをスムーズに弾くことができます。
また、「SENSITIVITY」を強めにかけることで、音が伸びますので、スライドギターでの独特な奏法に使われたりもすることもあります。
筆者の体験としては、音が切れやすいマーシャルアンプでのサスティン補助としても有効だと思っています。
MXR「Dyna Comp 」をONにすることで、音が丸く太くなりますが、サウンドの音色は劇的に変わることはないので、意外にとっつきやすいモデルなのではないでしょうか。
また、音が伸びる特性については、ディレイのように減退しながらこだまするのではなく、音がそのまま伸びます。
MXR「Dyna Comp 」は、使い方次第で面白いサウンドが作れそうですね。
今回のまとめ
MXR「Dyna Comp( ダイナコンプ)」をご紹介いたしました。
MXR「Dyna Comp」は、1万円台と少し値段が高めになっていますが、効果が分かりやすく、コントロールノブ2つという点では、はじめてのコンプレッサーとしてもいいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
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