こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「GT-1(マルチエフェクター)」のパッチを初期化する方法について、ご紹介いたします。
本記事内のリンクには広告が含まれています。
パッチを初期化する方法
BOSS「GT-1」では、U01〜U99のパッチはデフォルトで設定されています。
すでに登録されているパッチをアレンジして音作りすることもできますが、はじめから音作りをしたいという場合もあるでしょう。
そこで、今回は、パッチの初期化する方法についてまとめてみました。
パッチ・イニシャライズを行う
まず、パッチのイニシャライズを行います。
方法としては、「EXIT」ボタンと「ENTER」ボタンを同時に押します。
すると、WRITE UTILITYという画面が表示され、「WRITE」「EXCHANGE」「INITIALIZE」の3つのアイコンが表示されます。
初期化を行うには、「1番のコントロールノブ」を右に回して、「INITIALIZE」を選択します。
そして、「ENTER」ボタンを押すと、PATCH INITIALIZEという画面が表示されます。
初期化するパッチを選択する
次に、初期化するパッチを選択していきます。
PATCH INITIALIZE画面で、「1番のコントロールノブ」を右に回すと、左上のパッチ番号を選択することができます。
ここでは、「U01」を選択します。
パッチ番号を選択した状態で、「ENTER」ボタンを押します。
すると、パッチネームが消えて空白になります。
これで初期化は完了です。
ちなみに、パッチ画面の表示については、もう一度、「ENTER」ボタンを押すと切り替わります。
エフェクトも消したい場合
パッチを初期化したにも関わらず、エフェクトが残っている場合もあります。
「U01」を初期化した場合は、「PREAMP」がONのままになっていました。
この場合は、「PREAMP」ボタンをOFFにすれば解決します。
CTL1ボタンが効いてしまう場合
また、「CTL1」ボタンを押すとLEDが赤く点灯し、エフェクトが効いてしまうこともあります。
その場合は、エフェクト画面の「CT1」に、なにかしらのエフェクトが設定されているためです。
「U01」を初期化した場合は、FUNCTIONの「PrA SOLO 」がそのままになっていました。
「CTL1」ボタンを無効化するには、「1番のコントロールノブ」を使って、FUNCTIONをOFFにします。
OFFにすると「CTL1」ボタンを押しても、LEDは青いままになります。
今回のまとめ
今回は、BOSS「GT-1」のパッチを初期化する方法について解説いたしました。
音作りのときには、一度、初期化するとしやすいと思いますので、覚えておくと便利です。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
<BOSS GT-1の教科書>
ちなみに、シンコーミュージックから「BOSS GT-1の教科書」というムック本が発売されています。
BOSS「GT-1」の使い方について迷う方は、こちらも参考にするといいかもしれません。
しかし、筆者の感想としては、内容がやや難しく読みにくいので、内部の仕組みや応用編を知りたい人向けだと思います。
<BOSS GT-1の関連記事はこちら>