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【初心者向け】BOSS GT-1の使い方をまとめました【基本操作から応用まで】

こんにちは!

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS  GT-1の使い方の記事をまとめましたので、ご紹介いたします。

【初心者向け】BOSS GT-1の使い方をまとめました【基本操作から応用まで】

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【この記事を読んでわかること】

・BOSS GT-1の基本的な使い方がわかる

・BOSS GT-1の操作で便利な機能がわかる

【初心者向け】BOSS GT-1の使い方をまとめました

筆者が、実際にBOSS GT-1を使って試した記事をまとめてみました。

BOSS GT-1は、マルチエフェクターだけあって機能が満載です。

説明書を読んだだけでは、イマイチ使い方がわからなかったり、操作に困ってしまうことも多々あると思います。

そういったときに、何かの解決方法やヒントになれば嬉しい限りです。

BOSS GT-1の基本操作編

まずは、BOSS GT-1の基本操作を覚えましょう。

基本操作は、下記の5つ覚えるといいです。

・パッチの選択/切り替え

・エフェクトのON/OFF

・エフェクトを変更する

・エフェクトのセッティング方法

・編集したパッチを上書きする

一つ一つ解説していきます。

パッチの選択/切り替え

BOSS GT-1のパッチの選択/切り替えは、以下の2つの方法です。

・▲(上のボタン)or ▼(下のボタン)を押す

・1番のコントロールノブを回す

「▲」と「▼」のフットスイッチボタンか1番のコントロールノブを押すことで、パッチを切り替えることができます。

BOSS GT-1のパッチの選択/切り替えの画像です

「▲」と「▼」のボタンについては、長押しするとパッチの早送りもできます。

急いでいる場合は、1番のコントロールノブを回した方が、パッチナンバーを多く回せます。

エフェクトをON/OFFする

BOSS GT-1のエフェクトのON/OFFはとても簡単です。

6個あるエフェクトボタンを押すだけで、エフェクトのON/OFFが行えます。

BOSS GT-1のエフェクトボタンの画像です

ONになっているエフェクトは、赤いLEDが点灯します。

BOSS GT-1の画像です

OFFにすると赤いLEDが消えますので、ひと目でエフェクトのON/OFFがわかりますね。

簡単にエフェクトの追加がボタン一つでできるので、便利ですね。

エフェクトのセッティング方法

エフェクトボタンを長押しすることで、設定されているエフェクトのセッティング画面を表示できます。

BOSS GT-1のエフェクトボタンを長押ししている画像です

エフェクトのセッティングは、1〜3番のコントロールノブとENTERボタンを使って調整します。

BOSS GT-1の画像です

また、エフェクトによっては、2ページ以上に渡ってセッティングが必要な場合もあります。

その場合は、ENTERボタンでページを表示することができます。

セッティングが完了したら、「EXIT」ボタンで表示画面を戻せます。

<補足>

OD/DS・PREAMP・REVEVBについては、1番のコントロールノブでエフェクトのタイプを変更することができます。

エフェクトのタイプを長押しで変更する

エフェクトのタイプを長押しで変更することもできます。

まず、変更したいエフェクト画面を開きます。

BOSS GT-1の画像です

エフェクトが表示されますので、もう一度、エフェクトボタンを長押しすると別のエフェクトタイプを選択画面が表示されます。

BOSS GT-1のエフェクトボタンを長押しの画像です

また、長押しで変更できるエフェクトは、以下の通りです。

・FX1/COMP

・FX2/MOD

・DELAY

FX1/COMP・FX2/MOD・DELAYについては、違うタイプのエフェクトを選択できますので、音作りをしたいときに使ってみてください。

エフェクトの選択には、1番のコントロールノブを回すことで、選ぶことができます。

(エフェクト選択画面は自動的に元に戻ります)

これで、エフェクト変更は完了です。

編集したパッチを上書きする

パッチを編集したら、必ず上書きをしましょう。

上書きする方法は、「WRITE」の「ENTER」と「EXIT」を同時に押します。

BOSS GT-1の画像です

すると、「WRITE UTILTY」の「WRITE」のアイコンが表示されます。

BOSS GT-1の画像です

「ENTER」を押すことで、編集したパッチを上書き保存することができます。

詳しい方法は、下記の記事を参考にしてみてください。

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BOSS GT-1のパッチの使い方〜基本編〜

BOSS GT-1のパッチの使い方は、無限大にあります。

BOSS GT-1の画像です

この記事で紹介する基本的なBOSS GT-1のパッチの使い方は、以下の2つです。

・登録されているパッチを切り替えて使う(P01〜P99)

・EASY EDIT機能を使う

それぞれ、解説していきます。

登録されているパッチを切り替えて使う

BOSS GT-1には、初めから登録されているプリセットパッチがあります。

BOSS GT-1のプリセットパッチの画像です

プリセットパッチは、すでにBOSS GT-1に登録されているP01〜P99のパッチを指します。

プリセットパッチを完全に消すことはできませんが、エフェクトの追加やエフェクトのセッティングなど編集することができます。

プリセットパッチを切り替えて、いろんなサウンドを体感できる使い方ですね。

プリセットパッチは99個もあるので、どれを選んだらいいかわからない人は、下記の記事を参考にしてみてください。

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EASY EDIT機能を使う

BOSS「GT-1」には、EASY EDIT機能が搭載されています。

BOSS GT-1のEASY EDIT機能の画像です

EASY EDIT機能とは、3つのコントロールノブを使って、簡単に音作りすることができます。

BOSS GT-1の3つのコントロールノブの画像です

EASY EDIT機能を使う方法は、まず、任意のパッチを選択します。

BOSS GT-1のユーザーパッチの画像です

BOSS GT-1の左上の「EASY」の「EDIT」を押します。

BOSS GT-1のEASYのEDITの画像です

EASY EDITの3つのコントロールノブには、すでに決められたエフェクトが番号で割り当てられています。(00はエフェクトなし)

BOSS GT-1のEASY EDITのエフェクトの画像です

簡単にですが、3つのコントロールノブの内容については、下記の通りです。

・TONE = 歪み系エフェクトを組み合わせたサウンド(1〜20)

・VIBES =コーラスなどのエフェクト(1〜20)

・ECHO = ディレイなどの空間系エフェクト(1〜20)

コントロールノブを操作することで、エフェクトが自動で設定されるので便利です。

EASY EDITを使えば、難しい操作をすることなく音作りをすることができます。

エフェクトやアサインの設定が難しい人は、まずは、EASY EDIT機能を使いましょう。

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BOSS GT-1のパッチの使い方〜応用編〜

BOSS GT-1には、プリセットパッチとは別に、ユーザーパッチがあります。

BOSS GT-1のユーザーパッチの画像です

ユーザーパッチは、U01〜U99のパッチを指します。

プリセットパッチとの違いは、ユーザーパッチは、完全にプリセットされているエフェクトを消せることです。

そのため、カスタマイズしたり、一度真っさらな状態にして、ゼロから自由にエフェクトを組み合わせてパッチを構成できます。

ユーザーパッチの初期化については、下記の記事を参考にしてみてください。

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自分でオリジナルパッチを作る方法

自分でオリジナルパッチを作るには、以下の操作を理解する必要があります。

・MEMORY EDIT

・ASSIGN/アサイン

・CTL1スイッチ

MEMORY EDITでエフェクトアイコンを選択する

ユーザーパッチを選択後、「MEMORY EDIT」を押すことで、各エフェクトアイコンを選択できるようになります。

BOSS GT-1のMEMORY EDITの画像です

1番のコントロールノブで、アイコンを選択します。

BOSS GT-1の画像です

「MEMORY EDIT」を使って、各アサインやCTL1スイッチの動作を設定していきます。

BOSS GT-1のASSIGN・アサインでサウンドコントロールする

ASSIGN・アサインは、後述するCTL1スイッチと連動していますが、エフェクトを割り当てすることができます。

BOSS GT-1のASSIGN・アサインの画像です

アサインは、最大6個(A1〜A6)まで登録できます。

ASSIGN・アサインを使いこなすことで、自分の想い通りのサウンドコントロールが可能になります。

例えば、歪みエフェクトにディレイを加えたり、クリーンサウンドと歪みサウンドと切り替えたりといった具合ですね。

ASSIGN・アサインの詳しい設定方法は、下記の記事を参考にしてみてください。

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BOSS GT-1のCTL1スイッチの使い方

BOSS GT-1には、CTL1スイッチがついています。

BOSS GT-1のCTL1スイッチの画像です

CTL1スイッチの主な使い方は、以下の通りです。

・ブースタースイッチとしての使う

・2種類の歪みを切り替える

・ディレイなどのエフェクトを一時的にONするなど

CTL1スイッチは、先述したASSIGN・アサインと連動することによって様々な使い方ができます。

ここでは、CTL1スイッチの使い方の具体例の一部をご紹介いたします。

ブースタースイッチとしての使う

BOSS GT-1のPREAMPには、GAINをブーストできるエフェクトが搭載されています。

BOSS GT-1の画像です

GAINをブーストする設定をしている場合に、CTL1スイッチを踏むことで、歪みを増すことができます。

BOSS GT-1のCTL1スイッチの画像です

例えば、バッキングからのギターソロを弾く場合において、GAINブースターとしての効果が発揮されます。

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その他、2種類の歪みを切り替えたり、曲の途中にディレイをかけたい場合もCTL1スイッチの設定で可能になります。

以下の記事を参考にしてみてください。

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CTL1スイッチのトラブルについて

音作りの際に、CTL1スイッチの設定が難しくて、わからなくなってしまう場合があります。

例えば、設定したエフェクトが、CTL1スイッチのONとOFFで逆転するなどですね。

もしトラブルがあった場合は、下記の記事を参考にしてみてください。

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ユーザーパッチも99個あるので、自分の好きな音作りし放題ですね。

オリジナルパッチを作成したら、必ず「上書き保存」を忘れないようにしましょう。

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BOSS GT-1のパッチを初期化する方法

BOSS GT-1で音作りをしていて、もし、ユーザーパッチを元に戻したい場合は、初期化することができます。

BOSS GT-1の初期化する画像です

いつでもユーザーパッチは、元に戻せますので、失敗を恐れず音作りにチャレンジしてみましょう。

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BOSS GT-1のチューナー機能について

BOSS GT-1には、チューナー機能がついています。

BOSS GT-1のチューナー機能の画像です

チューナー機能を使うには、「▲」・「▼」の2つのボタンを同時押しします。

BOSS GT-1の▲・▼の2つのボタンを同時押しする画像です

すると、ディスプレイがチューナー画面に切り替わります。

BOSS GT-1のディスプレイがチューナー画面に切り替った画像です

チューナー機能を終了する場合は、同じように、「▲」・「▼」の2つのボタンを同時押しすると、元の画面に戻ります。

BOSS GT-1があれば、チューナーを持たなくてもいいですね。

詳しくは、下記の記事を参考にしてみてください。

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BOSS GT-1でルーパーを使う

BOSS GT-1には、ルーパーが搭載されています。

BOSS GT-1のルーパーの画像です

ルーパーを使うには、「▲(上の矢印)」+「CTL1スイッチ」の2つのスイッチを同時します。

BOSS GT-1の▲+CTL1スイッチの2つのスイッチを同時した画像です

ルーパの操作については、下記の通りです。

・録音(REC)→ 再生(PLAY)→ オーバーダビング(DUB)= CTL1スイッチを1回押す

・停止(STOP)= CTL1スイッチを2回押す

・ルーパー解除(CLEAR) = ▲+ CTL1スイッチの2つのスイッチを同時押し

また、BOSS GT-1には、リズムマシンがついていません。

そのため、リズムをとるには、自分の感覚でカウントするしかありません。

初心者の人にとっては、ボタンを押すタイミングが難しいかもしれませんね。

詳しいルーパーの使い方については、下記の記事を参考にしてみてください。

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BOSS GT-1のEXPペダルについて

BOSS GT-1には、EXPペダルがついています。

BOSS GT-1のEXPペダルの画像です

EXPペダルの使い方は、以下の通りです。

・ボリュームペダル

・ワウペダル

・ワーミーペダルなど

EXPペダルは、基本的にボリュームペダルとして機能します。

ワウペダルを使いたいとき

ワウペダルを使いたい場合は、PDLのエフェクトをONにして設定する必要があります。

PDLのエフェクトのアイコンを選択した状態で、3番のコントロールノブを右に回します。

BOSS GT-1のPDLのエフェクトをONにする画像です

もしくは、EXPペダルを強く踏み込むことで、ワウペダルに切り替えることもできます。

BOSS GT-1の画像です

ライブやバンドで、ワウペダルに切り替えたいときに便利ですね。

また、EXPペダルの力加減についても設定できますので、詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

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BOSS GT-1のアンプサウンドを最適化する

BOSS「GT-1」は、アンプサウンドを最適化することができます。

BOSS GT-1のアンプを最適化の画像です

最適化できるアンプは、以下の通りです。

・JC-120

・SMALL AMP

・COMBO AMP

・STACK AMP

・JC-120 RETURN

・COMBO RETURN

・STACK RETURN

・LINE/PHONES

アンプの最適化を行うには、「MENU」→「ENTER」を押します。

BOSS GT-1のアンプの最適化の画像です

そして、1番のコントロールノブで各アンプを選択します。

BOSS GT-1の1番のコントロールノブの画像です

例えば、自宅でのミニアンプでは「SMALL AMP」を選択し、リハーサルスタジオなどのJC-120(ジャズ・コーラス)を使う場合は、「JC-120」を選択することで、サウンドを最適にすることが可能です。

詳しくは、下記の記事を参考にしてみてください。

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BOSS GT-1の音量調整について

BOSS GT-1を自宅などのミニアンプを使う場合に、音量が大き過ぎて調節したい場合があると思います。

その場合は、以下の3つの音量調節方法があります。

・ボリュームペダルで音量調節する

・パッチ画面から音量調節する(PATCH LEVEL/OUT LEVEL)

・歪みエフェクトのLEVELを音量調節する

最も簡単なのは、ボリュームペダル(EXP)で調節する方法です。

BOSS GT-1のボリュームペダルの画像です

ボリュームペダルの上げ下げで、音量をコントロールすることができます。

他にも、パッチ画面からや歪みエフェクトのLEVELからも音量調整の方法がありますので、下記の記事を参考に試してみてください。

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BOSS GT-1に外部機器を接続する

BOSS GT-1には、フットペダルなどの外部機器を接続することができます。

BOSS GT-1のの外部機器を接続の画像です

外部機器を接続することができるのは、以下の通りです。

・フットペダル

・エクスプレッションペダル

・ヘッドフォン

・オーディオプレーヤー

・パソコン

フットペダルを接続する場合

BOSS GT-1にフットペダルを接続するには、同じメーカーのBOSS「FS-7」がおすすめです。

BOSS GT-1ののBOSSFS-7の画像です

BOSS「FS-7」を使うことで、2つのスイッチを増設することができます。

BOSS「FS-7」をBOSS GT-1に接続するには、ステレオケーブルを準備する必要があります。

BOSS GT-1のステレオケーブルの画像です

BOSS GT-1の3つのフットスイッチでも足りない場合は、BOSS「FS-7」を使ってスイッチ数を増やすといいでしょう。

詳しくは、下記の記事をご参考にしてみてください。

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今回のまとめ

今回は、BOSS GT-1の使い方や操作方法をまとめてみました!

これからもBOSS GT-1を使って、気づいたことや便利な機能について更新していきたいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

<BOSS GT-1のレビュー記事はこちら>

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