こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「GT-1(マルチエフェクター)」に搭載されているCTL1スイッチを使って、「PREAMP」と「OD/DS」を切り替える方法をご紹介いたします。
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BOSS GT-1 CTL1スイッチでPREAMPとOD/DSを切り替える方法
BOSS「GT-1」に搭載されている「CTL1スイッチ」を使うことで、サウンドを一瞬で切り替えることができます。
具体的には、「ASSIGN(アサイン)」を使って、エフェクトを割り当てていく必要があります。
今回は、「PREAMP」と「OD/DS」をアサイン設定して、CTL1スイッチで切り替えてみましたので、ご紹介いたします。
今回の前提条件
今回は、パッチの「U01」に対して「イニシャライズ(初期化)」を行なっていることが前提条件となります。
「イニシャライズ」については、下記の記事をご覧ください。
CTL1スイッチOFFの設定について
それでは、まず、CTL1スイッチOFF時(LED青色)の設定を行っていきます。
今回は、CTL1スイッチOFF時には、「PREAMP」を設定していきます。
まず、「MEMORY EDIT」を押して、エフェクト画面を開きます。
1番のコントロールノブを右に回して、「A1」を選択します。
「ENTER」を押すと、「ASSGIN1」の画面が開きます。
もう一度、「ENTER」を押して、2ページを開き、CATEGYRYに「PREAMP」を設定します。
最後に、「ENTER」を2回押して、「ASSGIN1」の一番はじめの画面へ戻り、ASSGINをONにしましょう。
そして、下の「PREAMPボタン」を長押しして、PREAMPのTYPEを選択する画面を開きます。
ここでは、「MS 1959 I」を選択しました。
これで、CTL1スイッチがOFFの状態(LED青色)での設定ができました。
エフェクト画面に戻りたいときは、「EXIT」ボタンを押すと戻れます。
CTL1スイッチONの設定について
次に、CTL1スイッチON時(LED赤色)の設定を行っていきます。
CTL1スイッチON時には、「OD/DS」を設定していきます。
OFF時と同じように、「MEMORY EDIT」を押して、エフェクト画面を開きます。
1番のコントロールノブを右に回して、「A2」を選択します。
「ENTER」を押すと、「ASSGIN2」の画面が開きますので、そのままの状態で、もう一度、「ENTER」を押して、2ページを開きます。
ここでは、CATEGYRYに、「OD/DS」を設定します。
さらに、「ENTERボタン」を押して、3ページへ進みます。
初期設定では、MINがOFF・MAXがONになっていますので、この設定を逆にします。
MINをON・MAXをOFFにすることで、「A2」のエフェクトを、LED青色のときにはOFF、LED赤色のときには、ONに切り替えることができます。
最後に、「ASSGIN2」の一番はじめの画面へ戻り、ASSGINをONにしましょう。
ここで、CTL1スイッチを押して、ONの状態へ切り替えます。
LEDが赤色になり、「OD/DS」のエフェクトボタンにLEDが点灯するはずです。
そして、「OD/DSボタン」を長押しすると、OD/DSのTYPEを選択する画面が開きます。
ここでは、「OD/DS」に、「METAL ZONE」を選択しました。
これで、CTL1スイッチがONの状態の設定ができました。
「ENTER」を押すと、エフェクトのイコライジングが可能です。
エフェクト画面に戻るときは、「EXIT」ボタンを押します。
CTL1スイッチでエフェクトが切り替わるか確認する
CTL1スイッチのON/OFFでの設定が完了したら、実際にエフェクトが切り替わるか確認しましょう。
CTLスイッチがOFFの場合(LED青色)
PREAMPにLEDランプが付いています。
CTLスイッチがONの場合(LED赤色)
OD/DSにLEDランプが切り替わります。
これで、CTL1スイッチでエフェクトを切り替えることができました。
今回のまとめ
今回は、BOSS「GT-1」のCTL1スイッチを使って、「PREAMP」と「OD/DS」を切り替える方法についてご紹介いたしました。
この設定方法を使えば、「PREAMP」に、クリーン〜クランチサウンドのエフェクトを設定し、「OD/DS」に、ディストーションのエフェクトを設定することで、瞬時にサウンドを切り替えることができます。
また、他のエフェクトでの応用もできますので、いろいろ試してみるのも面白いですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
<BOSS GT-1の教科書>
ちなみに、シンコーミュージックから「BOSS GT-1の教科書」というムック本が発売されています。
BOSS「GT-1」の使い方について迷う方は、こちらも参考にするといいかもしれません。
しかし、筆者の感想としては、内容がやや難しく読みにくいので、内部の仕組みや応用を知りたい人向けだと思っています。
<BOSS GT-1に関連する記事はこちら>