こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS「GT-1(マルチエフェクター)」のEASY EDIT機能について、ご紹介していきます。
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BOSS GT-1 初心者にはEASY EDIT機能での音作りがおすすめ!
BOSS「GT-1」は、マルチエフェクターに慣れていない人が操作をすると、複雑な印象があると思います。
という筆者も、BOSS「GT-1」を購入してから、いろいろ試してみましたが、かなり操作に苦戦した経験があります。
音作りをするために、いきなりオリジナルパッチを作ろうとするとハードルが高いことは事実です。
そこで、今回は、BOSS「GT-1」の簡単に音作りができるEASY EDIT機能について、ご紹介したいと思います。
EASY EDIT機能とは
BOSS「GT-1」のEASY EDIT機能は、あらかじめ作られたサウンドやエフェクトを組み合わせて、簡単に音作りすることができる機能です。
EASY EDIT機能は、以下の3つの種類から構成されています。
・TONE = PREAMPをメインに様々なサウンドを選択できます
・VIBES = FX2のコーラスなどのエフェクトを選択できます
・ECHO = ディレイなどの空間系エフェクトを選択できます
EASY EDIT機能の「TONE」「VIBES」「ECHO」には、それぞれ20個の作られたサウンドやエフェクトが搭載されています。
このパターンを組み合わせるだけで、音作りを簡単に行えます。
EASY EDIT機能の使い方
それでは、EASY EDIT機能の使い方について解説していきます。
まず、BOSS「GT-1」の左上にある「EASY」の「EDIT」ボタンを押します。
すると、EASY EDIT機能の「TONE」「VIBES」「ECHO」の3つのアイコンが表示されます。
この3つの「EASY EDIT」は、各コントロールノブで操作が可能です。
・TONE = 1番のコントロールノブ
・VIBES = 2番のコントロールノブ
・ECHO = 3番のコントロールノブ
コントロールノブを右に回すほど、登録されているサウンドネームとその番号が表示されていきます。
TONE
TONEについては、クリーンからヘビィなディストーションサウンドまで選ぶことができます。
VIBES
VIBESについては、コーラスやトレモロなどのモジュレーション系エフェクトやピッチシフターやオルガンサウンドなど、サウンドを劇的に変えてしまうエフェクトが多いです。
ECHO
ECHOについては、ディレイやリバーブ、ディレイ+リバーブや付点8分音符ディレイといったエフェクトが搭載されています。
EASY EDIT機能を使った音作りの例
試しに、筆者が、実際にEASY EDIT機能を使って音作りをしてみました。
・TONE = METAL LEAD(16)
・VIBES = DEEP CHORUS(03)
・ECHO = ECHO(07)
音作りの内容としては、ディストーション+コーラス+ディレイサウンドを狙ってみました。
1〜3番のコントロールノブを操作するだけで、サウンドが変わるので、簡単に音作りができますね。
細かいセッティングについては、エフェクトボタンやMEMORY EDITからそれぞれのエフェクトを選択することでできます。
EASY EDIT機能はパッチと連動している
EASY EDIT機能は、選択しているパッチと連動しています。
例えば、「U01」のパッチを選択した状態で、EASY EDIT機能で音作りをすると、「U01」に自動的にエフェクトを設定してくれます。
初期状態のU01のエフェクト
PREAMPとREVERBの2つのエフェクトがONになっています。
EASY EDIT機能後のU01のエフェクト
PREAMP・FX2/MOD・DELAY・REVERBの4つのエフェクトがONになっているのがわかります。
「MEMORY EDIT」から一つ一つのエフェクトを選択して音作りをするのではなく、「EASY EDIT」から音作りをする方法とも言えます。
EASY EDIT機能の注意点
ここで注意なのが、EASY EDIT機能で作った音作りは、一時的には記録されていますが、上下(▲▼)ボタンでパッチを変更してしまうと元に戻ってしまいます。
そのため、もし、EASY EDIT機能で作った音作りを残しておきたい場合は、上書き保存をしておくといいでしょう。
保存の方法については、下記の記事をご参考にしてください。
今回のまとめ
今回は、BOSS「GT-1」のEASY EDIT機能について、ご紹介いたしました。
BOSS「GT-1」の「MEMORY EDIT」からの音作りは、どんなエフェクトなのかを知っていないと難しい面があります。
そのため、初心者の方には、EASY EDIT機能を使って、直感的な音作りをすることをおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
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