エフェクターノート

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ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜レイアウト編〜

ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜レイアウト編〜

こんにちは。

今回は「ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜レイアウト編〜」について書きたいと思います。

エフェクターボード

最近、バンド練習でエフェクターボードを組んで持ち込んで、色々と試していますが、ふと演奏していてエフェクターの配置について気付いたことがあったので、簡単に書いておきたいと思います。

 

【今回組んだエフェクターボードの紹介】

エフェクターボード

今回は、B’zの「今夜月の見える丘で」を弾く時の必要なエフェクターを組んでスタジオに持っていきました。

エフェクターの紹介〉

Ibanez「TS9」(TS系オーバードライブ)

・BOSS「ST2」(アンプライク系ディストーション

・Super Hard On(自作クリーンブースター)

・BOSS 「DD20」(デジタルディレイ)

・electro-harmonix「Switchblade+」(AB BOX)

(A「 Marshall JCM2000」+B「JC120」)

※繋いだ順番になります。

 

〈使用したアンプ〉

・Marshall JCM2000(ULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1チャンネル)

・JC120

 

エフェクターの使い方〉

メインの歪みは、BOSS「ST2」+Super Hard On(常時ON)で作り、歪みとクリーンはギターボリュームコントロールで調整しながら、「Marshall JCM2000」と「JC120」のアンプ2台同時出力をしました。(両アンプはほとんどMarshall JCM2000のサウンドです)BOSS 「DD20」は、ショートディレイ(常時ON)とロングディレイと切り替えれるセッティングにし、Ibanez「TS9」は、LEVELをMAXにして、リードソロ時のみにブースターとして使いました。

 

【実際に演奏してみて気付いたこと】

エフェクターボード 変更前

元々、アナログディレイ1台で演奏しておりましたが、ショートディレイとロングディレイの2パターンのディレイが必要となったため、BOSS 「DD20」を導入し、エフェクターボードをいつも通り横列に組んでスタジオで演奏してみました。すると、BOSS 「DD20」とIbanez「TS9」の間にあるBOSS「ST2」が邪魔なことに気付きました。始めエフェクターボードを組んだ時は、エフェクターを繋ぐ順番通りに組みましたが、いざ演奏するとエフェクターをON/OFFをするのはブースターのIbanez「TS9」とロングディレイを切り替えるBOSS 「DD20」(右側ペダル)の2ヶ所のみ。さらにエフェクトのON/OFFの頻度も高いですが、一方BOSS「ST2」は、一度もON/OFFすることがないことに気付きました。常にON状態です。

演奏中は、Ibanez「TS9」でブースト(ON)→ロングディレイ(ON)の順(逆のパターン、OFFもあり)に踏んで足を動かしますが、組んだエフェクターボードでは、Ibanez「TS9」を踏む(ON)→BOSS「ST2」をスルーして避けるBOSS 「DD20」を踏む(ロングディレイ切り替え)といった、余計な動作を生んでいました。ヘタすると知らず知らずBOSS「ST2」を踏んでしまい、OFF状態で弾いてしまうということもありうると思います。実際にバンドで演奏している時の足元は視野が狭くなりがちなため、1台飛ばしてエフェクターを踏むことは、思った以上に演奏に影響すると感じました。

 

エフェクターの配置を改善してみました】

エフェクターボード 変更後

再度、エフェクターボードの配置を見直してみました。Ibanez「TS9」とBOSS「DD20」の間にあるBOSS「ST2」を「Super Hard On」と同じように繋ぎ、順番はそのままで、前段から後段へ移動させました。あえて横に配置したのは、スペースの問題もありますが、横配置=常時ONのため、演奏中は踏まない(踏みにくくする)という意味も込めて横配置にしました。

Ibanez TS9とBOSS DD20

BOSS「ST2」をIbanez「TS9」とBOSS「DD20」の間から外すことで、Ibanez「TS9」でのブーストとロングディレイ(BOSS DD20の右側ペダル)のON/OFFがしやすくなりました。もう少し間を詰めても良さそうです。ON/OFFするエフェクター同時を近くすることで、最小限の足の動きでエフェクトを操作することができます。余計なエフェクターを踏むこともなくなります。

 

【今回のまとめ】

今回のまとめとしては、エフェクターボードの大きさで配置は限られてしまいますが、常時ONするエフェクターと一時的なブースターやロングディレイなどのON/OFFするエフェクターをそれぞれのカテゴリーで分けて、エフェクターボードを組んだ方が、実際に演奏した時に踏みやすいのではと思いました。

今回のように、エフェクターボードの後段に常時ONするエフェクター、前段の踏みやすい位置にはブースターなどのON/OFFするエフェクターを配置すると足元の操作がスムーズになると思います。マルチエフェクタープログラマブルスイッチャーを導入する場合は、こういったことを考える必要はありませんが、今回はあくまでエフェクターのみでいかに演奏をしやすく配置にするかを考えてみました。ギターをまだ始めたばかりですと、ギター弾くので精一杯だと思います。さらに足元のエフェクターを踏むとなると、パニック状態なんてこともよくあると思います。エフェクターを踏み込む慣れもありますが、いかにスムーズにエフェクターを踏むことを考えて置くことは、演奏中では重要だと思います。演奏中にエフェクターを踏むことが億劫だなと感じる方は、一度、配置の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

 

以上、「ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜レイアウト編〜」についてでした。 

 

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