エフェクターノート

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歪み系エフェクター・ディストーションの種類はハイゲインとアンプライクがある

こんにちは。

ディストーションの中でも、細かく種類を分けるといくつかの分類に分けることができますが、その中でも特徴がわかりやすい 「ハイゲイン・ディストーション」と「アンプライク・ディストーション」についてご紹介します。

歪み系エフェクター・ディストーションの種類はハイゲインとアンプライクもある

歪み系エフェクターディストーションの種類はハイゲインとアンプライクがある

数あるディストーションの中でも、「ハイゲインディストーション「アンプライクディストーションという種類があります。

同じディストーションでも、実際に使ってみると弾き心地が違ってきます。

この2つのディストーション、一体どんな違いがあるのでしょうか。

下記にまとめてみました。

ハイゲインディストーションとアンプライクディストーションの違い

・ハイゲインディストーション

参考モデル:BOSS Metal Core ML-2

ハイゲインディストーションは、メタルなど攻撃的なサウンドが出せるタイプのディストーションです。

特徴としては、パワーコードなど5、6弦を弾くフレーズがしっかりと出ます。

ノイズレスなモデルも多いです。

わかりやすいモデルではBOSS「ML2」がハイゲインディストーションになります。

・アンプライクディストーション

参考モデル:BOSS Power Stack ST-2

アンプライクディストーションは、マーシャルアンプのようにギターボリュームを絞るとクリーンサウンドとなるのが特徴です。

GAINコントロールが効くタイプのディストーションですので、ギターボリュームコントロール一つでクリーンサウンドから歪みサウンドまで、幅広くカバーできます。

わかりやすいモデルではBOSS「ST2」がアンプライクディストーションになります。

(アンプライク系はオーバードライブとも表記されることもありますが、メーカーの基準によります)

ディストーションの種類は曲のジャンルやシチュエーションで選ぶ

ディストーションの種類は曲のジャンルやシチュエーションで選ぶ

この2つのディストーションは、それぞれ弾く曲によって使い方が分かれます。

ハイゲインディストーションは、ハードロックやメタル系の曲に使用し、アンプライクディストーションは、クリーンサウンドから歪みサウンドを必要とする曲に使うと便利です。

ハイゲイン系とアンプライク系のどちらか1つでも、ある程度の曲は弾けますが、ギターフレーズに合ったエフェクターを使うと演奏が楽になります。

また、演奏する曲のサウンドディストーションのタイプを合わせた方が、バンドでもなじみやすい傾向があります。

今回のまとめ

ハイゲイン系ディストーション

・5、6弦の音がしっかり出る

・ノイレスが多い

アンプライク系ディストーション

・マーシャルアンプのようにギターボリューム側で歪みのコントロールが効く

・クリーンサウンドから歪みサウンドまでカバーできる範囲が広い

自分のスタイルにあったディストーションを選んでみてはいかがでしょうか。

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