こんにちは!
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS GT-1の音量調節の方法について、ご紹介していきます。
本記事内のリンクには広告が含まれています。
BOSS GT-1の音量調節の方法3選
BOSS GT-1の音量を調節したいと思ったことはありませんか?
筆者は、自宅のミニアンプにBOSS GT-1をつないで使っていますが、音量が大きいモデルだと感じることがありました。
そこで、BOSS GT-1で音量を調節する方法は、以下の通りです。
・ボリュームペダルで音量調節する
・パッチ画面から音量調節する(PATCH LEVEL/OUT LEVEL)
・歪みエフェクトのLEVELを音量調節する
それでは、解説していきます。
ボリュームペダルで調節する
BOSS GT-1には、EXPペダルが搭載されています。
EXPペダルが、ボリュームペダルになっている場合に、EXPペダルの上げ下げで音量をコントロールすることができます。
ボリュームペダルを下げると、音量がMAXになります。
ボリュームペダルを上げて、音量がゼロになります。
このようにボリュームペダルで音量を調節する場合は、ペダルの位置を変えて、音量をコントロールすることができます。
BOSS GT-1 の場合は、EXPペダルが小さいので、シビアに調節しなければいけませんが、感覚で音量をコントロールするときに向いている調節方法ですね。
BOSS GT-1 ボリュームペダルの設定手順
また、ボリュームペダルの音量を調節したい場合は、FV(FOOT VOLUME)のディスプレイ画面から数値(LEVEL)で確認することができます。
BOSS GT-1のボリュームペダルの設定手順を解説していきます。
FVを探す
まずは、「FV(フットボリューム)」のアイコンを探します。
どのパッチを選択しても問題はありませんが、「MEMORY EDIT」を押して、ディスプレイ画面を開きます。
ほとんどは、「NS」〜「DLY」の間に「FV」が並んでいると思います。
「FV」のアイコンを、「1番のコントロールノブ」で選択して、「ENTER」を押します。
これで、フットボリューム(FOOT VOLUME)の設定画面を開くことができました。
フットボリュームの設定をしてみよう
フットボリューム(FOOT VOLUME)の設定は、全部で3つあります。
・MIN = 最小音量を決めます(1番のコントロールノブ)
・MAX = 最大音量を決めます(2番のコントロールノブ)
・LEVEL = フットペダルの上下位(3番のコントロールノブとフットペダルが連動)
「LEVEL」については、フットペダルの上げ下げの位置を数字で表しています。
3番のコントロールノブで「LEVEL」を調節すると、フットペダルの位置に関係なく、音量を調節することができます。
しかし、フットペダル側で調節すると、表示されているLEVEL数値が変わるため、ペダル側が優先される仕様となっています。
フットペダル側を完全に上げると、「LEVEL」が0(ゼロ)になる。
MINを調整してみよう
試しに、「MIN」を30に設定してみました。
・MIN = 30
・MAX = 100
「MIN」を30にすことで、フットペダルを完全に上げた状態でも、音を小さく出すことができます。
逆に、「MAX」も同様に調整することも可能です。
完全に音をミュートしたい場合
フットボリューム設定で、「MIN = 30」にすると、音量を0にすることができません。
完全に音をミュート(ゼロ)にするには、エレキギターのボリュームコントロールを絞る必要があります。
エレキギターのボリュームコントロールを0にすることで、アンプから音出なくなります。
この方法は、ライブやバンドで、足元で瞬時にかつ正確に狙いたい音量にしたい場合には、とても有効な方法なのではないでしょうか。
パッチ画面から音量調節する
パッチ画面から音量を調節する方法があります。
パッチ画面からは、以下の2つの音量調節方法に分けわれます。
・PATCH LEVEL
・OUT LEVEL
PATCH LEVEL
PATCH LEVELについては、選択しているパッチ自体の音量を調節することができます。
PATCH LEVELを調節する場合は、2番のコントロールノブを操作します。
PATCH LEVELの音量を調節しても、他のパッチに切り替えてしまうと、切り替えたパッチの音量が表示されます。
また、PATCH LEVELは、電源を抜いてしまうと100状態に戻ります。
そのため、設定を変えたくない場合は、必ずパッチの上書き保存をしておきましょう。
【BOSS GT-1の使い方】編集したパッチを上書き保存する方法【手順あり】 - エフェクターノート
OUT LEVEL
OUT LEVELについては、パッチの全体の音量調整をすることができます。
OUT LEVELを調節する場合は、3番のコントロールノブを操作します。
どのパッチからでもOUT LEVELを調節すると、設定した音量が同じように適用されます。
OUT LEVELで音量を調節した場合は、電源を抜いてもそのまま記憶されるので、同じ環境で音を出す場合は便利ですね。
PATCH LEVELとOUT LEVELの使い分け
PATCH LEVELとOUT LEVELの使い分けは、以下の通りです。
・PATCH LEVEL = パッチ単位で音量調節したい場合
・OUT LEVEL = すべてのパッチを音量調節したい場合
PATCH LEVELは、パッチ単位で音量を調節する場合に使い、OUT LEVELは、すべてのパッチの音量を調整したいとき使うといいでしょう。
パッチごとに音量が違う場合もありますので、使い分けて音量を調節する必要があります。
OUT LEVELをMEMORY EDITから調節する
また、OUT LEVELについては、MEMORY EDITから調節することができます。
OUT LEVELは、パッチのエフェクト画面を表示させ、「1番のコントロールノブ」を右に回すと、一番最後にあります。
そして、「3番のコントロールノブ」で、全体の音量を調節することができます。
OUT LEVELは、他のパッチに切り替えても、音量調節した状態のままになります。
パッチ画面のOUT LEVELとMEMORY EDIT内のOUT LEVELは連動していますので、どちらからでも操作できます。
歪みエフェクトのLEVELを調節する
BOSS GT-1の歪みエフェクト(OD/DS・PREAMP)のLEVELで音量を調節することができます。
歪みエフェクトのLEVELの場合は、各パッチごとに音量設定されるため、限定的な音量調節の方法となります。
歪みエフェクトの音量を調節したままにしたい場合は、パッチを上書き保存しておきましょう。
【BOSS GT-1の使い方】編集したパッチを上書き保存する方法【手順あり】 - エフェクターノート
今回のまとめ
今回は、BOSS GT-1の音量調節の方法について、ご紹介いたしました。
BOSS GT-1の音量調節の方法は、以下の3つです。
・ボリュームペダルで音量調節する
・パッチ画面から音量調節する(PATCH LEVEL/OUT LEVEL)
・歪みエフェクトのLEVELを音量調節する
筆者としては、パッチのOUT LEVELから音量調整しておくと便利だと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
<BOSS GT-1に関連する記事はこちら>