エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです【本サイトはプロモーションが含まれています】

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集【まとめ】

こんにちは。

歪みエフェクターをはじめて1個買ってみたけれど、他のエフェクターと組み合わせるにはどう選んだらいいか迷ったことはありませんか?

今回は、いくつかの参考パターンをまとめてみましたのでご紹介します。

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集

はじめて歪みエフェクターを手に入れて、しばらくすると他の歪みエフェクターが気になったり、バンドをやっているとリードソロを弾くことや曲に合ったサウンドが必要になってくることがあります。そんなシチュエーションで使える歪みエフェクターの組み合わせを筆者の経験にもとづいて考えてみました。

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン1

【TS系オーバードライブ+ディストーション

【TS系オーバードライブ+ディストーション】

参考モデル:Ibanez TS9(TS系オーバードライブ)+BOSS ST-2(ディストーション

Ibanez TS9などのTS系オーバードライブとディストーションを組み合わせるパターン。

この組み合わせはどんなジャンルでも対応しやすいです。

ディストーションにもいろんなタイプがありますが、BOSS ST2のようなアンプライク・ディストーションを組み合わせるとクリーンサウンドから歪みまでカバーできる幅が広くなります。初心者にオススメの組み合わせです。

組み合わせ例・パターン1の記事をもっとみる→

http://www.effectornote.com/entry/2019/05/16/195254

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン2

【チューブスクリーマー+TS系オーバードライブ】

【TS系オーバードライブ+TS系オーバードライブ】

参考モデル:Ibanez TS9DX(チューブスクリーマー)+JOYO Sweet Baby Overdrive(TS系オーバードライブ)

チューブスクリーマーとTS系オーバードライブの2個を重ねる組み合わせです。

主に、マーシャルアンプなどの真空管アンプを普段使う方には、この組み合わせはオススメです。

TS系オーバードライブにも、あまり歪まないものからディストーション並に歪むモデルがあるので、上手くサウンドが作れることができる組み合わせを見つける必要があります。

1個のTS系オーバードライブで、ディストーションサウンドまでカバーできるモデルより、2個のTS系オーバードライブを組み合わせて、ディストーションサウンドを作った方が幅広い使い方ができます。

組み合わせ例・パターン2の記事をもっとみる→

http://www.effectornote.com/entry/2019/05/17/191455

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン3

ディストーション+グラフィック・イコライザー

【ディストーション+グラフィック・イコライザー】

参考モデル:PROCO RAT2(ディストーション)+BOSS GE-7(グラフィック・イコライザー

ディストーションイコライザーで好みのサウンドを作ることができる組み合わせです。イコライザーディストーションに組み合わせることにより、意図的にメタルサウンドに変えるなど、サウンドを自由自在に作ることができます。

また、イコライザーはブースターとしても使えるので便利です。

イコライザーで周波数を調整して、ディストーションサウンドの研究として使うのも面白いです。

組み合わせ例・パターン3の記事をもっとみる→

http://www.effectornote.com/entry/2019/05/18/231610

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン4

【オーバードライブ+ファズ】

【オーバードライブ+ファズ】

参考モデル:BOSS BD2(オーバードライブ)+electro-Harmonix Little Big Muff(ファズ

クリーンからクランチサウンドにしたオーバードライブとファズを組み合わせたパターン。ファズはリードソロ時のみにONにして使います。

オーバードライブの歪みを抑えた時のみの組み合わせですが、バッキングやカッティングからのリードソロを曲を弾く場合に使えます。オーバードライブとファズは様々なモデルがありますが、はじめはスタンダードなものを選んだ方が失敗は少ないと思います。

限定的な歪みエフェクターの組み合わせパターンとなります。

組み合わせ例・パターン4の記事をもっとみる→

http://www.effectornote.com/entry/2019/05/19/185235

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン5

【ハイゲインディストーション+オーバードライブ】

BOSS ML2とFulltone OCDを組み合わせた写真です

参考モデル:BOSS ML2(ハイゲインディストーション)+Fulltone OCD(オーバードライブ)

ハイゲインディストーションとオーバードライブを組み合わせたパターンです。

人によってはメタル系やハードロック系が好きで強烈な歪みサウンドから入る人もいると思います。

その次に、あると便利な歪みエフェクターがオーバードライブです。ハイゲインディストーションに組み合わせる場合は、オーバードライブをクリーンブースターとしてセッティングして組み合わせると効果的です。

組み合わせ例・パターン5の記事をもっとみる→

http://www.effectornote.com/entry/2019/05/21/192303

今回のまとめ

歪みエフェクターは星の数ほどありますが、その中からベストな組み合わせを見つけて、自分自身のサウンドに活かしていきたいものです。

今回は、エフェクター2個を組み合わせたパターンをご紹介しましたが、このパターンにクリーンブースターや空間系エフェクターのディレイなどを組み込んでいくと、さらに展開ができます。

ご参考にして頂けたら幸いです。

【参考記事】

ディレイ・エフェクターの種類はデジタルとアナログの2つ【初心者におすすめはどっち?】 - effectornote

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン4【オーバードライブ+ファズ】

こんにちは。

歪みエフェクターを組み合わせてみたいと思った時に、「どういった歪みエフェクターを選んだらいいのだろう?」と悩むことはありませんか。

今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン4【オーバードライブ+ファズ】

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン4【オーバードライブ+ファズ】

歪みエフェクターのオーバードライブとファズで組み合わせてみました。

ファズは歪みが多いモデルなため、あまりオーバードライブとの組み合わせは相性がよくない傾向がありますが、オーバードライブをクリーンまたはクランチセッティングにすることで組み合わせができます。

具体例:オーバードライブ+ファズ

具体例:オーバードライブ+ファズ

例として、オーバードライブをBOSS BD2(前段)、ファズをelectro-Harmonix Little Big Muff(後段)を選びました。

オーバードライブのBOSS BD2は、クランチセッティングにするため、GAINはほとんど0の状態です。ファズのelectro-Harmonix Little Big Muffは、ややVOLUMEを上げたブースター的なセッティングにしてあります。

ファズは、サウンドがボヤけてしまう特徴があるため、前段にクリーン・クランチセッティングにしたオーバードライブを組み合わせることで、引き締まったファズサウンドへ調整してあります。

オーバードライブはバッキング、ファズはリードソロで使う

オーバードライブはバッキング、ファズはリードソロで使う

オーバードライブとファズそれぞれでフレーズを弾くところで役割を持たせました。

オーバードライブのクランチセッティングは、主にバッキングやアルペジオ、カッティングなどあまり歪まなくても弾けるフレーズで使います。

ファズのブースター的なセッティングは、リードソロを弾く時に使います。

クランチセッティングなどの歪みが少ないオーバードライブは常にONにして、ファズを重ねるというイメージです。

リードソロにファズを組み合わせた理由

リードソロにファズを選んだ理由

リードソロ弾く時に、主に12フレット以降のポジションで弾くことが多いと思います。

1,2弦の細い弦でのベンディング(チョーキング)では、どうしても細いサウンドになる傾向があります。クリーンブースターやディストーションでも弾けますが、音に太さがないと存在感がないソロになってしまうこともあります。

そこで、太いサウンドが出やすいファズを使います。

ファズはサスティーン(音の伸び)があるので、ロングトーンにも対応しやすいです。

ファズは、コード弾きでゴリゴリした壊れたサウンドを出すためにも使えますが、単音で太く伸びのあるリードソロで使うと効果的です。

歪ませすぎはハウリングや音抜けが悪くなるので注意が必要です。

今回のまとめ

歪みエフェクターのオーバードライブとファズの組み合わせは、サウンドに緩急をつける組み合わせです。ジャンルや曲によってはベストな組み合わせにならないこともありますので、よく曲の流れを確認しましょう。

また、リードソロの音が細くて気になる方は、一度、ファズを組み合わせみてはいかがでしょうか。

【歪みエフェクターの組み合わせパターン・まとめ記事はこちら】

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集【まとめ】 - effectornote

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン3【ディストーション+グラフィック・イコライザー】

こんにちは。

歪みエフェクターを組み合わせてみたいと思った時に、「どういった歪みエフェクターを選んだらいいのだろう?」と悩むことはありませんか。

今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン3【ディストーション+グラフィック・イコライザー】

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン3【ディストーション+グラフィック・イコライザー

ディストーションイコライザーを組み合わせが面白いです。

イコライザーとは、各周波数を調節できるエフェクターになります。

ここでは詳しくは書きませんが、100Hz、200Hz、400Hz、800Hzなど各ツマミの周波数を調節できますが、ディストーションの後段につなぎ、歪みサウンドを変えることができます。

イコライザーを使う人は少数派かもしれませんが、意外なパターンとして組み合わせをしてみました。

具体例:ディストーション+グラフィック・イコライザー

具体例:ディストーション+グラフィック・イコライザー

例として、ディストーションPROCO RAT 2(前段)、イコライザーBOSS GE7(後段)で組み合わせました。

RAT2は、スタンダードなセッティングにしてあります。後段のイコライザーのセッティングにより、サウンドを変化させることができます。

PROCO RAT2 ディストーション エフェクター

RAT2の特徴としては、芯がしっかりしたディストーションです。5、6弦もしっかりでるので、リフやパワーコードにも最適です。また、JC120との相性もよく使いやすい歪みエフェクターです。GAIN調整によって、クランチサウンドからファズっぽいサウンドまでカバーできるため、便利なディストーションの1台です。

グラフィック・イコライザーでハイゲインディストーションを作る

イコライザーでハイゲインディストーションを作る

イコライザーを極端にV字にセッティングすることで、ミドル(中域)をカットできます。

ミドルをカットすることで、ドンシャリサウンドを作ることができます。

サウンド的には低音が強調されたハイゲインディストーションのようなサウンドになります。

ややメタルよりのサウンドにしたい時にもイコライザーで調節すると面白いです。

グラフィック・イコライザーをブースターとして使う

イコライザーをブースターとして使う

今度は、極端にイコライザーのツマミをや山なりにセッティングしてみました。

ミドル中心に周波数を上げることによって、音が抜けてくるサウンドになります。グラフィック・イコライザーをブースター的に使うのも面白いと思います。

今回のまとめ

グラフィック・イコライザーはあまり使うことが少ないエフェクターですが、サウンドをガラッと変えることができるので、歪みエフェクターをじっくり調整したい場合はイコライザーを組み合わせてみると面白いかもしれません。

【歪みエフェクターの組み合わせパターン・まとめ記事はこちら】

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集【まとめ】 - effectornote

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン2【チューブスクリーマー+TS系オーバードライブ】

こんにちは。

歪みエフェクターを組み合わせてみたいと思った時に、「どういった歪みエフェクターを選んだらいいのだろう?」と悩むことはありませんか。

今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。

今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン2【チューブスクリーマー+TS系オーバードライブ】

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン2【TS系オーバードライブ+TS系オーバードライブ】

Ibanez「TS9」などのチューブスクリーマーと同じような効果を持つオーバードライブをTS系オーバードライブと呼んだりしますが、チューブスクリーマーとTS系オーバードライブで組み合わせもできます。

TS系オーバードライブにも、さまざまなタイプがありますが、同じTS系オーバードライブを組み合わせる時は、歪みが少ないモデルを選ぶことがコツです。

具体例:チューブスクリーマー+TS系オーバードライブ

具体例:TS系オーバードライブ+TS系オーバードライブ

例として、Ibanez TS9DX(前段)とJOYO Sweet Baby Overdrive(後段)で組み合わせました。

Ibanez TS9DXとJOYO Sweet Baby Overdriveを組み合わせた理由は、この2つの歪みエフェクターを重ねた時に、上手くディストーションサウンドを作れたことが上げられます。

上手く重ねることで、ミドルが強調された歪みサウンドを作ることができます。

チューブスクリーマーとTS系オーバードライブを使うことで、それぞれの切り替えにより、クランチサウンドからディストーションサウンドへと幅広く対応できる点がメリットです。

また、バンドでエレキギターが2人いた場合、音域がかぶらないようにしたい時にも有効的です。

チューブスクリーマーのセッティングのコツ

TS系オーバードライブのセッティングのコツ

前段のチューブスクリーマー(TS系オーバードライブ)セッティング

前段に使うチューブスクリーマー(TS系オーバードライブ)は、LEVELをMAXにしてブースターセッティングにします。

後段のTS系オーバードライブセッティング

後段のTS系オーバードライブは、軽く歪むクランチセッティングにします。LEVELはアンプから出る音量と同じくらいに設定しておきます。

さらに、

JOYO Sweet Baby Overdrive

2つのTS系オーバードライブの歪み(DRIVE・GAIN)のツマミ合計値を目安として10にすると歪みが作りやすい傾向があります。(例えば、前段GAIN:後段GAIN=4:6)

関連記事はちら

TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う【ドライブ系とミッド系】 - effectornote

TS系オーバードライブを2個重ねた時の相性の見分け方

TS系オーバードライブを2個重ねた時に重要なのが各エフェクターとの相性です。

下記にまとめてみました。

他のモデルの組み合わせでも言えますが、

2個の歪みエフェクターを重ねた時にスッキリとした歪みサウンドになれば、相性が良いと判断します。

逆に、

歪みエフェクターを重ねた時に、音が詰まったようなサウンドになってしまったり、ゴリゴリしたサウンドになった場合は、相性が悪いと判断します。

マーシャルアンプなどの真空管アンプにも効果的

マーシャルアンプなどの真空管アンプにも効果的

TS系オーバードライブはマーシャルアンプなどの真空管アンプとの相性が良いと言われています。

TS系オーバードライブとTS系オーバードライブの2個重ねは、アンプによって使い方が変わってきます。マーシャルアンプですでに歪ませている場合は、2つともブースターとしての使い方が良いと思います。

ミドルを強くアンプ側に入れて、アンプ特有の角が痛いサウンドを和らげたり、弾きやすくすることができます。また、アンプのセッティングをクリーン状態で使う場合も想定して、TS系オーバードライブ2個でディストーションサウンドを作れる組み合わせにしておくと便利です。

今回のまとめ

TS系オーバードライブは、たくさんのモデルがあります。その中からベストな組み合わせを選ぶのは大変な作業ですが、まずは、Ibanez TS9などのチューブスクリーマーを組み合わせてみるのが近道です。

【歪みエフェクターの組み合わせパターン・まとめ記事はこちら】

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集【まとめ】 - effectornote

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン1【TS系オーバードライブ+ディストーション】

こんにちは。

歪みエフェクターを組み合わせてみたいと思った時に、「どういった歪みエフェクターを選んだらいいのだろう?」と悩むことはありませんか。

今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。

今回は、筆者の体験にもとづいて、歪みエフェクターの組み合わせパターンを作ってみましたのでご紹介します。

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン1【TS系オーバードライブ+ディストーション】

歪みエフェクターの組み合わせ例・パターン1【TS系オーバードライブ+ディストーション

TS系オーバードライブを歪みエフェクターに組み合わせる時に、ディストーションなどの歪みが強いエフェクターに組み合わせやすいモデルは、TS系オーバードライブがオススメです。

ディストーション単体でも問題ありませんが、TS系オーバードライブを組み合わせることによって、ディストーションサウンドに磨きをかけることができます。

具体例:TS系オーバードライブ+ディストーション

具体例:TS系オーバードライブ+ディストーション

TS系オーバードライブのIbanez「TS9」(前段)とディストーションBOSS「ST2」(後段)を組み合わせた例です。

BOSS「ST2」とIbanez「TS9」の組み合わせは、個人的には相性が良く、使いやすいと思います。

他の歪みエフェクターのモデルでも、TS系オーバードライブとディストーションの組み合わせは、サウンドが作りやすい傾向があります。また、ディストーションの代わりに歪み量が多いオーバードライブでも合わせやすいです。

TS系オーバードライブをブースターとして使うと効果的

TS系オーバードライブをブースターとして使うのが効果的

TS系オーバードライブ+ディストーションの組み合わせでのポイントは、TS系オーバードライブをブースターとして使うことです。

TS系オーバードライブのLEVELをMAXにして、GAIN・DRIVEをやや抑えたブースターセッティングにして、必要なシチュエーションで歪みを足す使い方です。

TS系オーバードライブをミッドブースターとして使うことで、ディストーションサウンドをさらにきわ立たせたり、ロングトーンを持たせたい時に使うと効果的です。

速弾きやテクニカルなリードソロにもTS系オーバードライブをブースターとして使うことで、弾きやすくなります。

TS系オーバードライブとディストーションで使いわける

TS系オーバードライブとディストーションを併用する組み合わせですが、単体でもシチュエーションによって使い方を変えることができます。

例えば、TS系オーバードライブ単体でバッキングやアルペジオディストーション単体でリフやリードソロで分けてもいいと思います。

曲のはじめは、TS系オーバードライブでバッキングをして、リードソロや歪みを足したい時にディストーションを踏み、またTS系オーバードライブに戻すという具合です。

今回のまとめ

TS系オーバードライブ+ディストーションの組み合わせは、バンドなどの実戦において使いやすい組み合わせですので、一度、試してはいかがでしょうか。

【歪みエフェクターの組み合わせパターン・まとめ記事はこちら】

歪みエフェクターの2個目を検討する時に参考にしたい!組み合わせパターン集【まとめ】 - effectornote

歪み系エフェクター・ディストーションの種類はハイゲインとアンプライクがある

こんにちは。

ディストーションの中でも、細かく種類を分けるといくつかの分類に分けることができますが、その中でも特徴がわかりやすい 「ハイゲイン・ディストーション」と「アンプライク・ディストーション」についてご紹介します。

歪み系エフェクター・ディストーションの種類はハイゲインとアンプライクもある

歪み系エフェクターディストーションの種類はハイゲインとアンプライクがある

数あるディストーションの中でも、「ハイゲインディストーション「アンプライクディストーションという種類があります。

同じディストーションでも、実際に使ってみると弾き心地が違ってきます。

この2つのディストーション、一体どんな違いがあるのでしょうか。

下記にまとめてみました。

ハイゲインディストーションとアンプライクディストーションの違い

・ハイゲインディストーション

参考モデル:BOSS Metal Core ML-2

ハイゲインディストーションは、メタルなど攻撃的なサウンドが出せるタイプのディストーションです。

特徴としては、パワーコードなど5、6弦を弾くフレーズがしっかりと出ます。

ノイズレスなモデルも多いです。

わかりやすいモデルではBOSS「ML2」がハイゲインディストーションになります。

・アンプライクディストーション

参考モデル:BOSS Power Stack ST-2

アンプライクディストーションは、マーシャルアンプのようにギターボリュームを絞るとクリーンサウンドとなるのが特徴です。

GAINコントロールが効くタイプのディストーションですので、ギターボリュームコントロール一つでクリーンサウンドから歪みサウンドまで、幅広くカバーできます。

わかりやすいモデルではBOSS「ST2」がアンプライクディストーションになります。

(アンプライク系はオーバードライブとも表記されることもありますが、メーカーの基準によります)

ディストーションの種類は曲のジャンルやシチュエーションで選ぶ

ディストーションの種類は曲のジャンルやシチュエーションで選ぶ

この2つのディストーションは、それぞれ弾く曲によって使い方が分かれます。

ハイゲインディストーションは、ハードロックやメタル系の曲に使用し、アンプライクディストーションは、クリーンサウンドから歪みサウンドを必要とする曲に使うと便利です。

ハイゲイン系とアンプライク系のどちらか1つでも、ある程度の曲は弾けますが、ギターフレーズに合ったエフェクターを使うと演奏が楽になります。

また、演奏する曲のサウンドディストーションのタイプを合わせた方が、バンドでもなじみやすい傾向があります。

今回のまとめ

ハイゲイン系ディストーション

・5、6弦の音がしっかり出る

・ノイレスが多い

アンプライク系ディストーション

・マーシャルアンプのようにギターボリューム側で歪みのコントロールが効く

・クリーンサウンドから歪みサウンドまでカバーできる範囲が広い

自分のスタイルにあったディストーションを選んでみてはいかがでしょうか。

関連記事はこちら

クリーンブースターはハイゲインディストーションと組み合わせると効果的【初心者向け】 - effectornote

ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法

※この記事は2021年7月6日に更新されました。

こんにちは。

今回は「ハイゲインディストーションで音がこもる」と言った方に向けて解決していきます。

はじめてのクリーンブースターはハイゲインディストーションと組み合わせる

ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法

ハイゲインディストーションを使っている時に、なんだか音がこもる時はありませんか?

その理由として、ハイゲインディストーションは、歪みが多いため、音が引っ込んでしまうことがあります。

では、どのように対処していけばいいのでしょうか。

いくつか下記に方法をまとめてみました。

ハイゲインディストーションの歪みを下げる

ハイゲインディストーションは、もともとGAIN(歪み)量が多いモデルです。

GAINを上げなくても、かなり歪むモデルが多いです。

ハイゲインディストーションは、歪ますほど、音抜けが悪くなっていく傾向があります。

そのため、音がこもる原因になっていることがあります。

「なんだか音がこもるな」と思ったら、ハイゲインディストーションのGAINにあたるツマミを下げてみましょう。

アンプを変えてみる

ハイゲインディストーションだけでなく、すべての歪みエフェクターは、アンプにサウンドが左右されます。

アンプとの相性が悪ければ、音がこもってしまったり、歪みが潰れてしまうことがあります。

アンプのセッティングの見直しも必要ですが、使うアンプを変えてみるのも一つの手です。

自宅のミニアンプでは、音がこもってしまうけど、スタジオの大型アンプでは音がこもらなかったこともあります。また、その逆もあります。

クリーンブースターを使ってみる

クリーンブースターを使ってみる

ハイゲインディストーションで音がこもる時に、クリーンブースターを使って、音を前に出すという方法もあります。

この場合は、ハイゲインディストーションの後ろにクリーンブースターを設置して、ブーストしてみましょう。

そうすることで、音のこもりが解消することがあります。

クリーンブースターは、できるだけシンプルで素直なものを選びましょう。

TS系オーバードライブでブーストしてみる

TS系オーバードライブでブーストしてみる

音がこもる原因として、中域(ミドルレンジ)が足りていないこともあります。

ハイゲインディストーションに限ったことではありませんが、中域が強いモデル「TS系オーバードライブ」を組み合わせみると解決することがあります。

TS系オーバードライブは、ハイゲインディストーションの前に設置して、ブーストしてみましょう。

この時に、TS系オーバードライブのGAIN(歪み量)に注意してください。

あまりGAINを上げすぎると、ノイズの原因になります。

TS系オーバードライブは、定番のモデルで十分です。

ハイゲインディストーションのモデルを変えてみる

ハイゲインディストーションのモデルを変えてみる

ハイゲインディストーションは、ディストーションを含む、たくさんのモデルがありますが、中にはどうしても「音がこもってしまうモデル」もあります。

一概に、そのモデルが悪いとは言えませんが、最終手段として、ハイゲインディストーションのモデルを変えてみましょう。

試奏するときに、同じハイゲインディストーションを何個か比較して選ぶとよいです。

高価なモデルは、必ずしも良いとは限りませんので、先入観で選ばないことが大切です。

今回のまとめ

ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法をまとめてみました。

対処法の中でも、一番大事なのは、ハイゲインディストーションとアンプの選び方だと思います。

どんなアンプでも使えるモデルを選びたいですね。

ご参考になりましたら幸いです。