エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです【本サイトはプロモーションが含まれています】

【多様なセッティングに対応】BOSS LS-2 ラインセレクター【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、BOSS「LS-2(ラインセレクター)」をご紹介いたします。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

BOSS LS-2 ラインセレクターとは?

BOSS「LS-2」は、多彩なセッティングを集中コントロールするのに便利なラインセレクターです。

AとBの各ラインの出力を調整可能で、ラインセレクトモードは6種類あります。

2種類の歪み系エフェクターやアンプの切り換え、ソロとバッキングの音量コントロールなど、様々なシチュエーションに活用できます。

また、BOSSコンパクトシリーズへの電源供給も可能となっています。

それでは、早速、見ていきましょう。

見た目はホワイトカラー

BOSS「LS-2」のボディは、白色になっています。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

コントロールノブが、赤と緑、白とわかりやすいですね。

重さは、430gです。(乾電池含む)

LEDは2種類ある

BOSS「LS-2」は、2種類のLEDが使われています。

各ループチャンネルによって、LEDの色分けがされています。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・A = 緑色

・B = 赤色

後述しますが、フットスイッチを踏むことで、AとBを切り替えることができます。

Aの場合

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

Bの場合

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

9Vのアダプターで電源供給できます

BOSS「LS-2」は、センターマイナスのアダプターが使えます。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

DCジャック(IN)は、真上なのでケーブルが挿しやすいです。

消費電流は、30mA。

ACアダプターは、BOSSの「PSA-100」シリーズが使えます。

また、「OUT」のジャックから、他のエフェクターに電源供給することもできます。

電源供給するには、別売のパラレルケーブルPCS20Aが必要になってきます。

電池が使えます

BOSS「LS-2」は、電池が使えます。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。

BOSS LS-2のフットスイッチについて

BOSS「LS-2」のフットスイッチを取り上げてみました。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいですね。

BOSS LS-2の接続端子について

BOSS「LS-2」の接続端子を見ていきます。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・INPUT = エレキギターエフェクターをつなぎます

・OUTPUT = エフェクターやアンプをつなぎます

・RETURN A = アダプターに接続します

・SEND A = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

・RETURN B= アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

・SEND B = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

フットスイッチの一番手前の「INPUT」「OUTPUT」が、エレキギターやアンプ、他のエフェクターにつなぐ接続端子となります。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

そして、その上にライン接続するための「RETURN/SEND」が2つ(AとB)あるイメージですね。

横から見た画像です。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

INPUT側の接続端子です。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

OUTPUT側の接続端子です。

BOSS LS-2のコントロールノブについて

BOSS「LS-2」のコントロールノブは、3つあります。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・MODE = 各モードを切り替えます

・LEVEL A = ライン接続したエフェクターやアンプの音量を調節します

・LEVEL B = ライン接続したエフェクターやアンプの音量を調節します

「MODE」で、ラインセレクターとしての機能を選択してから、「LEVEL」のAとBを調節するといったイメージで操作します。

BOSS「LS-2」の特徴的なのが、AとBでLEVELをそれぞれ変えられる点です。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

つないだエフェクターの音量を、BOSS「LS-2」側でコントロールできるので、便利ですね。

BOSS LS-2のMODEについて

BOSS「LS-2」の「MODE」についてです。

「MODE」は、全部で6つあります。

BOSS LS-2 ラインセレクターの画像です

・A↔︎B = ラインAとラインBを切り替えます

・A↔︎BYPASS = ラインAとバイパス音を切り替えます

・B↔︎BYPASS = ラインBとバイパス音を切り替えます

・A→B→BYPASS = ラインA・ラインB・バイパス音の順番に切り替わります

・A+B→BYPASS = ラインAとラインBをミックスします

・OUTPUT SELECT = SEND A・SEND B・OUTPUTの順番に切り替わります

たくさんのモードがありますが、基本としては、「A↔︎B」モードで、2つエフェクターを切り替えるセッティングが多いと思います。

また、「A+B→BYPASS」で、AとBをミックスできるもの面白いモードになっています。

「OUTPUT SELECT」は、アンプをそれぞれつないで、比べるときにも使えそうです。

BOSS「LS-2」は、シチュエーションによって、多彩にモードを切り替えれる点がいいですね。

BOSS LS-2 ラインセレクターの感想

BOSS「LS-2」を使うきっかけは、2つのエフェクターを使って、サウンドを素早く切り替えたいと思ったからでした。

セッティングさえできれば、ワンタッチで切り替えることが簡単にできます。

BOSS「LS-2」で注意したい点は、ループするのに、パッチケーブルが最大4本必要になります。

さらに、パッチケーブルの長さや形状(S型・L型)を、組み込むエフェクターボードによって選ぶ必要もありますので、やや手間がかかる可能性があります。

かなり計算して選ばないと、パッチケーブルの買い替えが多くなりますので、慎重に選びたいところですね。

また、BOSS「LS-2」は、モードがたくさんあるので、アイディア次第で、いろんな使い方ができます。

今回のまとめ

BOSS「LS-2」をご紹介いたしました。

価格帯は、新品で1万円くらいになっています。

BOSS「LS-2」は、使い方の幅広さがポイントのラインセレクターです。

ラインセレクターで音量調整ができるモデルは、なかなか見当たらないので、機会があれば試して頂ければと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

<BOSS LS-2の関連記事はこちら>

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【アンプ2台同時出力できるセレクター】ELECTRO-HARMONIX Switchblade+【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+(チャンネル・セレクター)」をご紹介いたします。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+とは?

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、シンプルな2モード・パッシブAB BOXです。

よくあるセレクターの「A/B」だけでなく、「A+B」出力も可能となっています。

その他、チューナーアウトも装備し、接続方法を工夫することで様々な用途に使えるチャンネル・セレクターとのことです。

それでは、早速、見ていきましょう。

見た目はアルミボディ

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」のボディは、アルミの筐体になります。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

シンプルなセレクターだけあって軽いですね。

重さは、約250gです。

パッシブなので電源を入れなくても使える

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、パッシブなので、電源を入れなくても使えます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

電源を入れる場合は、LEDのみに使われます。

電源を入れないと、LEDがつかないので操作がわかりにくいですが、チャンネル・セレクターとしての機能が使えます。

LEDは2種類ある

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、2種類のLEDが使われています。

各チャンネルによって、LEDの色分けがされています。

・A/B=Aが赤色・Bが緑色(切り替えのみ)

・A+B=赤色(OFFはLEDが点きません)

A/Bのチャンネルの場合

「A/B」は、それぞれ切り替えると赤色と緑色に交互にLEDが切り替わります。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

Aに切り替えた状態です。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

Bに切り替えた状態です。

A+Bのチャンネルの場合

「A+B」は、ON/OFFで赤色のLEDが点灯します。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

「A+B」をONにした状態です。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

「A+B」をOFFにした状態です。

9Vのアダプターで電源供給できます

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、DC9Vセンターマイナスのアダプターが使えます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

DCジャックは、真上なのでケーブルが挿しやすいです。

しかし、アダプターでの使用の際は、必ず純正アダプターJP9.6DC-200(別売)を使う必要があります。

電池が使えます

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、電池が使えます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。

内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

スペースがギチギチなので、詰め込む感じで電池を入れる必要があります。

純正アダプター推奨とパッシブである点から、LED点灯用だけに電池を使ったほうがいいかもしれませんね。

ちなみに、電池の場合は、「INPUT」にシールドジャックを入れると電源が入る仕組みになっています。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

電源が入ると、「A/B」のどちらかのLEDが点灯します。

フットスイッチについて

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」のフットスイッチを取り上げてみました。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

このモデルのフットスイッチは、かなり固めの仕様となっています。

少し強めに踏まないといけないかもしれません。

フットスイッチの切り替え音は、「バチン、バチン」と音が鳴ります。

接続端子について

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」の接続端子を見ていきます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

・INPUT = 楽器の出力やエフェクトペダルを接続します

・TUNER = チューナーや他のエフェクト・ペダルを接続します

・9V = アダプターに接続します

・OUT A = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

・OUT B = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

接続端子で間違えやすいのは、「INPUT」と「TUNER」です。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

よく「TUNER」のほうに、エフェクターのパッチケーブルを挿してしまうことがありますので、見間違えないようにしましょう。

(筆者は、エフェクターボードに組み込んだときに配線を間違え、音が出なくなったりしていました)

また、「TUNER」は、フットスイッチON・OFFに関係なくダイレクト出力できます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の感想

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、幅広いというよりも限定的な使い方をすることで効果が得られるモデルだと思います。

筆者は、アンプ2台をつなげて使うことが多いです。

例えば、リハーサルスタジオで、「マーシャルアンプ」と「JC-120」を同時に音を出したいときに便利です。

もちろん、Aに「マーシャルアンプ」、Bに「JC-120」をつなげて、歪みサウンドとクリーンサウンドといった具合に、異なるアンプのサウンドの切り替えにも使えます。

詳しくは、下記の記事を参考にして頂ければです。

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また、このモデルは、チャンネル・セレクターなので、2台のエフェクターを切り替えることはできません。

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」の最大の魅力は、アンプを2台つなぐことができる点です。

「A/B」でアンプの切り替えと、「A +B」の同時出力でアンプサウンドをミックスできる点と言えるでしょう。

今回のまとめ

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」をご紹介いたしました。

チャンネル・セレクターとしては、1万円台と少し値段が高めになっていますが、バンドやライブのときに活躍する実戦的なモデルだと思います。

リハーサルスタジオで、アンプの弾き比べをするときにも、シールドを入れ替える必要がなくなりますので、持っていると便利なアイテムでもあります。

以上、ご参考になれば幸いです。 

【多彩な機能で奏でるハーモニスト】BOSS PS-6 Harmonist【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、BOSS「PS-6(ハーモニスト)」をご紹介いたします。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

BOSS PS-6 Harmonistとは?

BOSS「PS-6」は、ピッチ・シフターの定番モデルとして長くギタリストに愛用されてきた「PS-5」の後継モデルとなります。

ハーモニー機能を3声に強化し、曲のキーに合わせた最適なボイシングで厚みのあるギター・パフォーマンスが行うことができます。

また、高性能DSP採用により処理能力が飛躍的に向上し、新たに「S-BEND(スーパー・ベンド)」モードも搭載し、よりアグレッシブなピッチ操作が簡単にできるのが特徴です。

それでは、早速、見ていきましょう。

メタリックブルーのボディ

BOSS「PS-6」は、見た目がメタリックブルーなので、少し高級感があります。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

重さは、約420g。(乾電池含む)

BOSSコンパクトエフェクターの中でも、少し重めですね。

LEDは赤色

BOSS「PS-6」は、赤色のLEDです。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

それほど輝きはありませんが、視認性できるくらいの明るさです。

9Vのアダプターで電源供給できます

BOSS「PS-6」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。

消費電流は、65mA。

BOSSのACアダプター「PSA-100」シリーズが使えます。(別売り)

電池が使えます

BOSS「PS-6」は、電池が使えます。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。

フットスイッチについて

BOSS「PS-6」は、ペダル式のフットスイッチとなります。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいですね。

INPUT・OUTPUT端子について

BOSS「PS-6」のINPUT・OUTPUT端子について取り上げてみました。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

・INPUT =エレキギターエフェクターをつなぎます

・EXP = エクスプレッション・ペダルを接続します

・OUTPUT A(MONO)= アンプにつないでで使用します

・OUTPUT B =もう一台のアンプにつないでステレオ出力します

「EXP」には、別売りのエクスプレッションペダルをつなげることができます。

対応モデルは、EV-30、FV-500H、FV-500L、Roland EV-5となっています。

「OUTPUT B」では、もう一台のアンプにつなぐことができますが、「MODE」や「SHIFT」のツマミによって音程やシフト量が変わってきます。

コントロールノブについて

BOSS「PS-6」は、4つのコントロールノブから構成されています。

モードによって、各コントロールノブの機能や操作が変わってくるので注意が必要です。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

・BALANCE / RISE TIME = ダイレクト音とエフェクト音の出力バランス調整 / 設定したピッチになるまでの時間調整

・SHIFT / HARMONY = ピッチ・シフト量の設定 / ハーモニーの音程設定

・FALL TIME / KEY = 設定したピッチの時間 / 演奏するキーの設定

・MODE = モード選択

BOSS「PS-6」は、コンパクトながらも多機能なモデルとなっています。

まずは、「MODE」から「HARMONY(Major・minor)」「PITCH SHIFTER」「DETUNE」「S-BEND」の4つのモードの中から選択する必要があります。

BOSS PS-6のモードについて

BOSS「PS-6」の各モードについて解説いたします。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

HARMONY(Major・minor)

入力音にエフェクト音(最大2音)を加えて、3声のハーモニーを作り出します。

正確なチューニング(A4=440Hz )と単音で演奏しないと上手くサウンドが作れないことがあります。

<Major・minorの有効なコントロールノブ>

・BALANCE

HARMONY

・KEY

PITCH SHIFTER

最大±2オクターブのピッチ・シフト音を出力します。

単音・和音の両方で演奏できます。

このモードでは、「KEY」つまみは無効になります。

<PITCH SHIFTERの有効なコントロールノブ>

・BALANCE

・SHIFT

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DETUNE

入力音に微妙に音の高さがずれたピッチ・シフト音を加えます。

単音・和音の両方で演奏できます。

このモードでは、「KEY」つまみは無効になります。

<DETUNEの有効なコントロールノブ>

・BALANCE

・SHIFT

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S-BEND

ギターのアーム奏法では不可能な、ピッチ・アップとピッチ・ダウンの効果が得られます。

ペダルを踏んでいる間だけ、「S-BEND」の効果がでます。

<S-BENDの有効なコントロールノブ>

・RISE TIME

・SHIFT

・FALL TIME

コントロールノブの調整については、「S-BEND」のときだけ「RISE TIME」と「FALL TIME」となりますので、ここだけ抑えておけば、ややこしくはないと思います。

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BOSS PS-6の感想

筆者が、BOSS 「PS-6」を購入したきっかけは、「MODE」の「S-BEND」でした。

ペダルを踏むことで、ワーミーペダルのようなサウンド出るエフェクターに面白さを感じました。

「S-BEND」は、実際にあまり使う場面が少ないですが、B'zの「恋心(KOI-GOKORO)」のコピーバンドで「S-BEND」を使った経験があります。

また、「HARMONY(Major・minor)」については、曲のキーを合わせなければいけないので、やや使いこなすには難しい面があります。

BOSS 「PS-6」の使い方としては、はじめは、「DETUNE」や「S-BEND」が効果がわかりやすいので、そのあたりから使うことをおすすめします。

という筆者も完ぺきには使いこなせておりませんが、持っておくと何かしら便利なモデルですね。

今回のまとめ

BOSS 「PS-6(ハーモニスト)」をご紹介しました。

BOSS 「PS-6」は、1万5000円を超えるモデルですが、機能相応の価格だと思います。

こういったエフェクターは珍しいので、興味あれば手にしてみるのもいいですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

BOSS PS-6 Harmonist

【一世を風靡した定番コンプレッサー】MXR Dyna Comp ダイナコンプ【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、MXR「Dyna Comp(ダイナコンプ)」をご紹介いたします。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

MXR Dyna Comp ダイナコンプとは?

MXR「Dyna Comp 」は、独特のアタック感とロングサスティンを生むコンプレッサーです。

1970年代の発売以来、多くの一流ミュージシャンが愛用する大定番コンプとなっています。

近年では、Attackスイッチを追加したミニサイズ版「M291 Dyna Comp Mini」が発売されています。

それでは、早速、見ていきましょう。

見た目は赤い

MXR「Dyna Comp 」のボディは、赤色で、少し凹凸があるザラザラの手触りになっています。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

MXR「Dyna Comp 」は、かなり重量感があります。

重さは、約490gです。

LEDは赤色

MXR「Dyna Comp 」は、赤色のLEDです。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

輝度はそこまで高くはありませんが、思ったよりLEDが目立つので視認性はいいです。

9Vのアダプターで電源供給できます

MXR「Dyna Comp 」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

DCジャックは、インプットジャックのすぐ隣に付いていますので、配線がしにくいかもしれません。

エフェクターボードに組み込む場合は、L字型のケーブルを使用したほうがスムーズだと思います。

消費電流は、3.3mA。

ACアダプターについては、特に指定がなさそうですので、筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライを使用しています。

電池が使えます

MXR「Dyna Comp 」は、電池が使えます。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。

内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。

フットスイッチについて

MXR「Dyna Comp 」のフットスイッチです。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

非常に踏みやすいフットスイッチになっています。

他のメーカーと比べると、MXRのフットスイッチは、踏みやすい感じがしますね。

コントロールノブについて

MXR「Dyna Comp 」は、コントロールノブ2つの構成です。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

・OUTPUT=音量

・SENSITIVITY=コンプレッション量

MXR「Dyna Comp 」は、コンプレッサーなので、「SENSITIVITY」を右に回すほど、音が伸びていきます。

「OUTPUT」は、右に回すほど音量が大きくなっていきますが、アタック感も「ポコッ」と丸くなっていく傾向があります。

MXR Dyna Compのセッティングについて

MXR「Dyna Comp 」のセッティング例について考えてみました。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

・OUTPUT=15時

・SENSITIVITY=15時

今回は、MXR「Dyna Comp 」をクリーンアンプに使う前提でセッティングをしました。

「OUTPUT」は、やや音量が小さいモデルなのもあり、15時に設定しました。

「SENSITIVITY」は、音が程よく伸びるくらいで、こちらもに15時にしました。

MXR「Dyna Comp 」は、弦をゆっくり弾くと「ポコン」とした独特なアタック感が特徴的です。

音が丸くなりますので、ピッキングによるアタック感を和らげたいときに使うといいですね。

MXR Dyna Compの感想

筆者が、MXR「Dyna Comp 」をはじめて使ったときに感じたことは、分かりやすいコンプレッサーだと思いました。

先述した通り、音が「ポコン」とまとまるので、ピッキングのときの引っ掛かりが少なくなります。

これによりカッティングなどの速いフレーズをスムーズに弾くことができます。

また、「SENSITIVITY」を強めにかけることで、音が伸びますので、スライドギターでの独特な奏法に使われたりもすることもあります。

MXR Dyna Comp ダイナコンプの画像です

筆者の体験としては、音が切れやすいマーシャルアンプでのサスティン補助としても有効だと思っています。

MXR「Dyna Comp 」をONにすることで、音が丸く太くなりますが、サウンドの音色は劇的に変わることはないので、意外にとっつきやすいモデルなのではないでしょうか。

また、音が伸びる特性については、ディレイのように減退しながらこだまするのではなく、音がそのまま伸びます。

MXR「Dyna Comp 」は、使い方次第で面白いサウンドが作れそうですね。

今回のまとめ

MXR「Dyna Comp( ダイナコンプ)」をご紹介いたしました。

MXR「Dyna Comp」は、1万円台と少し値段が高めになっていますが、効果が分かりやすく、コントロールノブ2つという点では、はじめてのコンプレッサーとしてもいいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

MXR M102 DYNA COMP

<MXR Dyna Compの関連記事はこちら>

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オーバードライブとディストーションを重ねる方法【手順あり】

こんにちは。

今回は、「オーバードライブとディストーションを重ねる方法」について書きたいと思います。

オーバードライブとディストーションを重ねた画像です

オーバードライブとディストーションを重ねる方法

いくつかの歪み系エフェクターを持っていると、オーバードライブとディストーションを重ねて音作りすることがでてくると思います。

重ねるにあたって、セッティングや歪み系エフェクターのつなぐ順番がわからないと音作りが難しいこともあります。

そこで、筆者が実際に試しているオーバードライブとディストーションを重ねる手順をまとめてみました。

まずメインのディストーションを選ぶ

オーバードライブとディストーションを重ねる方法として、基本的にはディストーション」をメインとしています。

エフェクターの接続順としては、「①オーバードライブ→②ディストーション」の順番です。

そのため、まずメインとなるディストーションを選ぶ必要があります。

ここでは、ディストーション「BOSS DS-1」を使いました。

BOSS DS-1の画像です

次にオーバードライブを選ぶ

次に、重ねるオーバードライブを選びます。

ここで重要なのが、オーバードライブのキャラクター(性質)によって、サウンドが変わってくることです。

ここでは、大きく分けて2つのオーバードライブのモデルをご紹介いたします。

Ibanez TS9とBOSS BD-2の画像です

チューブスクリーマー / TS系オーバードライブ

一つは、ミドルが強いチューブスクリーマーやTS系オーバードライブを選ぶことです。

ディストーションに、ミドルを重ねることで、艶のあるディストーションサウンドになります。

このサウンドは、主に、リードソロやロングトーンを弾くときに有効です。

参考例として、

Ibanez TubeScreamer(チューブスクリーマー)+ BOSS  DS-1(ディストーション)」でサウンドを重ねてみました。

Ibanez TubeScreamerとBOSS  DS-1の画像です

ディストーションをチューブスクリーマーやTS系オーバードライブでブーストするというイメージですね。

重ねがけの効果として、BOSS DS-1のエッジサウンドがさらに際立ち、弾きやすくなります。

出力が高いオーバードライブを選ぶ

もう一つは、BOSS BD-2のようなキレがあり、出力(音量)が高いオーバードライブと重ねることです。

オーバードライブのキャラクターにより、芯のあるディストーションサウンドになります。

ミドル系のオーバードライブとは違い、こちらは「オーバードライブ+ディストーション」をミックスするイメージです。

参考例として、BOSS BD-2(オーバードライブ)+ BOSS DS-1(ディストーション)で音を重ねてみました。

BOSS BD-2と BOSS DS-1の画像です

BOSS DS-1とBOSS BD-2を重ねることで、少しファズのようなサウンドになります。

重ねがけの効果として、一味違ったサウンドをつくることができます。

オーバードライブとディストーションを重ねるコツ

オーバードライブとディストーションを重ねるコツを解説いたします。

チューブスクリーマー / TS系オーバードライブの場合

チューブスクリーマーやTS系オーバードライブで重ねる場合は、オーバードライブ側のGAINを下げて、LEVELを上げると上手くいきます。

チューブスクリーマーのセッティングの画像です

一方、ディストーションはメインの歪みであるため、GAINを高めのセッティングにしてあります。

BOSS DS-1のセッティングの画像です

出力が高いオーバードライブ

出力が高いオーバードライブの場合は、ディストーション側がGAINが高いとオーバードライブとぶつかって潰れたサウンドになってしまいがちです。

そこで、オーバードライブとディストーションの両方ともGAINを下げて重ねることがコツです。

BOSS BD-2のセッテイングの画像です

ディストーションはオーバードライブの歪みとかぶるため、GAINを低くセッティングしてあります。

BOSS DS-1のセッティングの画像です

出力が高いオーバードライブとミックスする場合は、セッティングがかなりタイトで難しくなります。

コントロールノブをミニ単位で、セッティングを追い込む必要がでてきます。

今回のまとめ

オーバードライブとディストーションを重ねる方法をご紹介いたしました。

2台の歪み系エフェクターを重ねることは、音作りにおいて非常に有効な方法です。

特に筆者は、リードソロを弾くことが多いため、ディストーションにチューブスクリーマーやTS系オーバードライブを重ねて音作りをしています。

また、単体ではイマイチな歪み系エフェクターに音を重ねることで激変することも珍しくありません。

一度、単体で使いにくいモデルは、重ねて使ってみることをおすすめします。

以上、ご参考になれば幸いです。

<関連する記事はこちら>

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XOTIC EP boosterとMXR Micro ampの比較をしました【迷ったらどちらを選ぶ?】

こんにちは。

今回は、XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

XOTIC EP boosterとMXR Micro ampの画像です

Micro ampとEP boosterを比較しました

今回は、プリアンプ・ブースターを比較してみました。

ひとつは、XOTIC「EP booster」です。

XOTIC「EP Booster(ブースター)」は、エコープレックスを小型化したプリアンプ・ブースターです。

「通しただけで音が太くなる」「音がしまる」とウォームでコシのあるプリアンプサウンドを手軽に得られます。

もうひとつは、MXR「Micro amp」です。

MXR「Micro Amp」は、ピックアップの出力不足を補ったり、バッファアンプとして使ったり、ブースト用に使える多用途プリアンプになります。

それでは、比較してみましょう。

XOTIC EP boosterの特徴

まず、XOTIC「EP booster」の特徴を見ていきたいと思います。

XOTIC EP Boosterの画像です

XOTIC「EP booster」の特徴を以下にまとめてみました。

・プリアンプである

・ブースターとして使える

・低音が出やすい

・内部ディップスイッチ搭載

・ミニサイズである

・コントロールノブが1つ(GAIN)

・18Vまで対応

XOTIC「EP booster」の特徴は、低音が出やすいプリアンプ・ブースターです。

冒頭に書いた通りつなぐだけでも音が太くなります。

また、常時ONにすることでサスティーン(音の伸び)が出ますので、弾きやすくります。

ミニサイズでありながらも、内部ディップスイッチを搭載しており、GAINやトーンの調節が可能となっています。

さらに、別売りのコンバーターにつなぐことで18Vまで対応することができます。

MXR Micro ampの特徴

次に、MXR「Micro amp」の特徴をから見ていきたいと思います。

MXR Micro Ampの画像です

・プリアンプである

・ブースターとして使える

サウンドにハリが出る

・コントロールノブが1つ(GAIN)

MXR「Micro Amp」の特徴は、音にハリを与えるプリアンプ・ブースターです。

非常にシンプルでコントロールノブが一つあるのみです。

2つのモデルの共通点は?

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」の共通点を洗い出してみました。

XOTIC EP boosterとMXR Micro ampの画像です

バッファーが入っている

2つのモデルの共通点として、バッファーが入っているモデルになっています。

そのため、エフェクターを通すだけでバイパス音が太くなります。

ブースターとして使える

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」は、ブースターとして使うことができます。

歪み系エフェクターの後ろにつなぐことで、音量を上げることができるため、ギターソロなどの一時的なレベルブースターとしても使えます。

コントロールノブが一つ

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」は、コントロールノブ一つのモデルになっています。

シンプルであることも、2つのモデルの共通点でもあります。

2つのモデルの違いとは?

では、XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」の違いを見ていきましょう。

ブーストレベル

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」では、ブーストできるレベルに違いがあります。

・XOTIC「EP booster」= ±20dB

・MXR「Micro amp」= ±12dB

2つのモデルを比べてみると、XOTIC「EP booster」のほうがやや出力レベルが高めです。

低音が出るか出ないか

2つのモデルをブーストしたときのサウンドに違いがあります。

XOTIC「EP booster」は、低音が出るブースターです。

MXR「Micro amp」も、コントロールノブを上げてゆくと低音が出てきますが、XOTIC「EP booster」ほどではありません。

内部ディップスイッチがあるかないか

XOTIC「EP booster」には、内部ディップスイッチが搭載されています。

XOTIC EP Boosterの内部ディップスイッチの画像です

一方、MXR「Micro amp」には、搭載されていません。

MXR Micro Ampの画像です

エフェクターのサイズ

2つのモデルの違いとして、エフェクターのサイズが違います。

XOTIC EP boosterとMXR Micro ampの画像です

XOTIC「EP booster」は、ミニサイズのため、エフェクターボードの省スペースに置くことができます。

MXR「Micro amp」は、エフェクターの一般的なサイズとなっています。

LEDの色が違う

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」では、LEDの色が違います。

XOTIC EP boosterとMXR Micro ampの画像です

・XOTIC「EP booster」= 青色

・MXR「Micro amp」= 赤色

XOTIC「EP booster」は、眩しいくらいの青色のLEDがついてるため、視認性も良さそうです。

MXR「Micro amp」は、LEDは大きめですが、赤色のLEDとなっています。

XOTIC EP boosterとMXR Micro ampのどちらを選ぶか?

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」のどちらを選ぶか迷うと思います。

そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。

XOTIC EP boosterを選んだ方がいい人

XOTIC「EP booster」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

XOTIC EP Boosterの画像です

・音を太くしたい人

・伸びがあるサウンドにしたい人

・パワーがあるブースター探している人

・GAINやトーンを調整したい人

エフェクターボードにスペースがあまりない人

XOTIC「EP booster」は、音が太くパワーのあるブーストが特徴的です。

さらに、音が伸びる性質があるため、弾きやすくもなります。

内部ディップスイッチが搭載されており、GAINやトーンを調整して使うことができるので、いろいろ使い方を模索されたい人にはいいかもしれません。

また、ミニサイズなので、エフェクターボードに組み込みやすいです。

MXR Micro ampを選んだ方がいい人

MXR「Micro amp」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

MXR Micro Ampの画像です

サウンドにハリとツヤを出したい人

・シンプルに使いたい人

ナチュラルなブースターを探している人

MXR「Micro amp」は、ナチュラルなブーストが特徴的です。

XOTIC「EP booster」と比べると、あまり低音が出ないブースターのため、割とスッキリとしている印象です。

そのため、自然なブースト感があるため、こちらを好む人も少なくないのではないでしょうか。

また、GAINのコントロールノブだけなので、シンプルに使えます。

今回のまとめ

XOTIC「EP booster」とMXR「Micro amp」の比較をしてみました。

2つのモデルともプリアンプ・ブースターではありますが、サウンドの特徴や効果で違いがあります。

ただし、機能面で言えば、XOTIC「EP booster」のほうが幅広いです。

今回は、内部ディップスイッチを調節したサウンドまでは比較していませんが、MXR「Micro amp」に近いニュアンスをが出せるとすれば、XOTIC「EP booster」のほうが便利かもしれませんね。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

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XOTIC EP booster ブースターの使い方【歪み系エフェクターの前か後ろかどっち?】

こんにちは。

今回は、XOTIC「EP Booster(ブースター)」の使い方について、ご紹介いたします。

XOTIC EP Boosterの画像です

XOTIC EP booster ブースターとは?

XOTIC「EP Booster(ブースター)」は、ジミー・ペイジ、エディ・ヴァン・ヘイレンブライアン・メイエリック・ジョンソンなど、トップミュージシャンが使っていたと言われるエコープレックスを小型化したプリアンプ・ブースターとなります。

本来、エコープレックスはディレイ効果を得るための装置ですが、「通しただけで音が太くなる」「音がしまる」という目的でプリアンプ的に使用されていました。

ウォームでコシのあるプリアンプサウンドを手軽に得られるブースターです。

XOTIC EP booster ブースターの使い方は2通りある

XOTIC「EP Booster」は、つなぐだけでもバイパス音が太くなるという効果がありますが、大きく分けると2通りの使い方があると思います。

その使い方の基準となるのが、「歪み系エフェクター」との組み合わせです。

XOTIC「EP Booster」は、歪み系エフェクターの前につなぐか、後ろにつなぐかで効果が変わってきます。

今回は、歪み系エフェクターとして、BOSS「DS-1(ディストーション)」を使って試してみました。

BOSS DS-1の画像です

それぞれで、比較しながら見ていきましょう。

歪み系エフェクターの前につないだ場合

まず、歪み系エフェクターの前につないだ場合を試してみました。

BOSS「DS-1」の前に、XOTIC「EP Booster」をつなぎます。

XOTIC EP BoosterとBOSS DS-1の画像です

XOTIC「EP Booster」のセッティングは以下の通りです。

GAIN=0

<内部ディップスイッチ>

1(GAIN+3db)=ON

2(ブライト)=ON

XOTIC「EP Booster」をONにしなくとも、BOSS「DS-1」のサウンドが、少し太くなっているのがわかります。

ここで、XOTIC「EP Booster」のセッティングを0にしてONにしてみました。

XOTIC EP Boosterの画像です

すると、BOSS「DS-1」のサウンドは、音量は変わりませんが、さらに太くなりました。

6弦を弾くと、低音とGAINが上がっていることがわかります。

いろんな弾き方をしてみましたが、コンプレッション感がでて、音が伸びるようになりました。

常時ONにしておけば、チューブスクリーマーやディレイがなくても、音を伸ばすことができる点もメリットですね。

また、XOTIC「EP Booster」のコントロールノブ「GAIN」を右回すほど、歪みを加えることができます。

コントロールノブ「GAIN」については、歪み系エフェクターの兼ね合いで決めるといいでしょう。

歪み系エフェクターの後ろにつないだ場合

次に、歪み系エフェクターの後ろにつないだ場合を試してみました。

BOSS「DS-1」の後ろに、XOTIC「EP Booster」をつなぎます。

XOTIC EP BoosterとBOSS DS-1の画像です

XOTIC「EP Booster」のセッティングは以下の通りです。

GAIN=0

<内部ディップスイッチ>

1(GAIN+3db)=ON

2(ブライト)=ON

XOTIC「EP Booster」を0にしてOFFにすると、前につないだ場合と同様に、少しBOSS「DS-1」のサウンドが太くなっています。

XOTIC「EP Booster」をONにしてみました。

XOTIC EP BoosterとBOSS DS-1の画像です

すると、BOSS「DS-1」の音量が「ボンッ」と跳ね上がります。

コントロールノブを0にしても、相当な音量と低音がブーストされる結果になりました。

XOTIC「EP Booster」を歪み系エフェクターの後ろにつなぐと、かなりONとOFFとでの音量差がありますが、ギターソロなどの一時的なブースターで使うととても強力なサウンドになります。

試しに、XOTIC「EP Booster」の内部ディップスイッチをOFFにして調節してみました。

XOTIC EP Boosterの内部ディップスイッチをOFFした画像です

XOTIC「EP Booster」のセッティングは以下の通りです。

GAIN=10時

<内部ディップスイッチ>

1(GAIN+3db)=OFF

2(ブライト)=OFF

内部ディップスイッチを、1と2両方ともOFFにしてみました。

コントロールノブの「GAIN」を0のままでONにすると、逆に、弱々しいサウンドになってしまいました。

そのため、コントロールノブの「GAIN」を10時あたりに上げることで、音量を上げる必要があります。

しかし、XOTIC「EP Booster」の持つ低音はそのまま残りますので、この点は、ブースターとして好みが分かれるポイントだと思います。

内部ディップスイッチの「2.ブライト」だけ上げる(1.GAINをOFF)にすると、サウンドのハリだけ残せるので、このセッティングのほうが使いやすいかもしれません。

XOTIC EP Boosterの内部ディップスイッチの2をONした画像です

XOTIC EP booster ブースターの使い方の感想

今回は、XOTIC「EP Booster」と「歪み系エフェクター」を組み合わせて試してみました。

筆者としては、XOTIC「EP Booster」を、歪み系エフェクターの前につないでプリアンプ的に使ったほうが好みでした。

また、ローゲインにしたオーバードライブにGAINを足して、クランチ〜オーバードライブといった歪みをコントロールする使い方もできると思います。

歪み系エフェクターの後ろで使う場合は、内部ディップスイッチを調整することで、ブースターとしても十分使えます。

XOTIC「EP Booster」は、どんな使い方でもサウンド面でサポートしてくれるモデルですね。

今回のまとめ

今回は、XOTIC「EP Booster」の使い方についてご紹介いたしました。

XOTIC「EP Booster」の使い方は、人それぞれですが、自分に合った使い方が見つかるといいですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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